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山形少年。の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 僕の意味。
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僕には何が出来るか
そんなこと 知るか。

きっと何にも
出来やしない。

それでも僕は
君のそばに
居たいのよ。

君が泣いている時
僕がもし笑っていたら
神様どうか
僕を雷で打ち抜いて
僕を嵐で駆け抜けて。

君が笑っている時
僕がもし泣いていたら
神様どうか
僕を太陽で照らして
僕を月で包んで。

きっと
優しくなれるでしょう
きっと
愛を知ったのでしょう。
僕に何が出来るか
そんなの
たった
これだけだった。

それでも
君は笑ってくれた。

僕は
生まれてきて
本当に良かった。

2004/12/06 (Mon)

[2] 無題
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冬の風の匂いがした。

君の白い頬を
突き刺すような。

僕の手は
毎年のように
徐々に温度を下げて

あの日
握っていた
君の手の温もりを
求めるように。

いつか君に言った
好きという言葉は
積もった雪の下に埋まり今でもどこかに
置き忘れたまま。

あれから何度
この季節を過ごしただろうか?。

冬が好きだった君が
冬が嫌いだった僕を
変えてくれた。

今握っている
暖かなあなたの手を
離すものか。
離すものか。

あなたが言った言葉
あなたがくれた優しさ
全てを包んでくれた
あなたという
大きな大きな存在。

言葉に出せば
ウソになるような気がして静かにあなたを
抱きしめさせて。

2004/12/06 (Mon)

[3] 下北沢路地裏。
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テクテクと
歩く
ここから
そこへ

辿り着けるか
定かじゃないが

それでも
ひたすら
テクテクと

こんな
見慣れたような
小さな路地は

君の街へと
懐かしい
君の街へと

続いているような
そんな気がして。


テクテク
テクテク


明日はどっちだ?

2004/12/08 (Wed)

[4] 初恋
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もうそろそろ
山形にも
雪が積もるだろうか。

シンシンと
世界が真っ白に
染まってゆく。

白い吐息とともに
見上げた夜空には

星、ホシ、ホシ。

あなたとの
最後の夜は
道路も凍り付いて
握った手だけが
暖かかった。

何年経っても
冬になれば
思い出してしまう。

生まれて初めて
愛したアナタだった。

生まれて初めて
失ったアナタだった。

アナタの
冷たく小さな手は
今はきっと
他の誰かの
大きな手に
包まれている。

幸せになれ。
幸せになれ。

初恋の息吹は
あの時のまま
今もどこかで
雪の下
春を待ってる。


幸せになれ。
幸せになれ。




あの時僕は
幸せだった。
離れゆくその瞬間まで。
幸せだった。

2004/12/10 (Fri)

[5] 今生きていくこの瞬間。
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限りある命さ
いつまでも
輝き続けたいけども。

限りない想いさ
いつまでも
アナタを想い続けるよう。

例えば
今僕が死んだら
この想いは
どこへ行くんだろう。

あの星のように
いつかは消えるのかな?
あの夜のように
いつかは終わってしまうのかな?


それでも今を
生きていく僕さ
あの星が
輝いているように

いつか
消えゆく
運命だとしても

強く
強く
輝け僕よ。

アナタを照らす
光になれたら。



アナタを照らす
光になりたい。

2004/12/13 (Mon)

[6] 空・眠れる明日。
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流れる星を
一掴み。
あなたの心は
どこにある?

散りばめられた
宝石のような
億万という
星と星。

一つ一つを
小さく結んで
大きく
あなたの名前を描いた。
あの空はもう
あなたのものさ。
あの星はもう
僕らのものさ。

真っ青な
夜空の向こうに
飛んでいけたらな。

二人だけの世界が
どこかにあるのかな。



今夜もまた
あなたと僕さ。
60億分の2を
生きてゆくのさ。



2004/12/15 (Wed)

[7] こんな夜は
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会いたいです。

この夜を越えて

たった一人の君に。

甘い光の月をまたぎ、
幾千の星を駆け抜けて
転んでも
傷ついても
たった一夜を越えれれば君を抱きしめられるのに。

一人の夜を越えるのは
どんな険しい山よりも
どんな深い谷よりも
難しいんだって。

その先に
君という光が
見えてくる。



2004/12/26 (Sun)

[8] 山形通信。
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僕が死ぬまでに
もうどのくらい??
あとどれくらい
君の側に
いられるだろう??

君が死ぬまでに
もうどのくらい??
あとどれくらい
君の笑顔を
見られるだろ??

僕は
こんなにも
ちっぽけで

君の存在が
そんなにも
おっきくて。

2005/01/01 (Sat)

[9] 願い星。
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星を一つ
見つけたんだ。
曇り空の
隙間から。

こんなちっぽけな
山形の夜空に
一人ぼっちの
僕のように。

離れた場所で
あなたにも
見えているのかな??
南の空に
一つだけ。

僕はここだよ。
僕はここだ。

あなたには
見えてるのかな??

ちっぽけだけども
強く
強く
輝くあの
星のように。

想いを寄せた
願い星。

2005/01/03 (Mon)

[10] 拝啓、雪降り積もる山形より。
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チラチラと
積もりゆく雪は
まるで僕の
心のよう。

どこまでも
まっさらで
アナタという存在は
大地を全て
埋め尽くすように
この小さな心を
包んでゆく。

限りなく
純粋に近い
ちっぽけな結晶。

果てしなく
続いていくだろう
大きな存在。


アナタという


大きな。

2005/01/05 (Wed)
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