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尻尾まであんこが詰まってるたい焼きの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 会話
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                           下らない話は終わりもなく続く
生まれた日のあの笑顔は引き出しの中さ 

悲しみは次の悲しみを生むためにあるのだろうか
言葉はいつでもその先へと導くだろう。

2017/01/07 (Sat)

[8] ラブレター
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もしも僕にも人を愛することがこの先あるのならどんなふうに 今は名前さえもわからない人を愛するのかな 
たくさんの思い出をつくろうなんてさ まだ
愛する人もいないのに考えていた 

さざ波寄せる海岸で結ぶ約束 しぬまで君を離さない

人を愛する喜びは きっと 

人に愛されることでしかわからない 

まだしらない人を愛することの悲しみや苦しみを 
笑って受け入れることができたなら 
その時人を愛する喜びが分かるだろう。

2017/04/02 (Sun)

[9] 椅子
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自分の命が重荷になったときには
誰かのやさしさに寄っ掛かって 
弱い自分をさらけ出してよ 

すわるための椅子なれど
頼りすぎたらみっともない 
本当に困ったときにだけ 
すわる椅子です。

2017/04/17 (Mon)

[10] 心のかたち
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心が形をもたないのは 
いろんな気持ちに変わるためだよ 
悲しいとか嬉しいとか
そんな形にいつでもなるために 
心は形もなくただあるんだよ 
うつくしく みにくく。

2017/04/17 (Mon)

[13] この夜の向こうにはまだ知らない朝がある
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まだ夜も明けていない夜明け前の街並みに
じわりと広がるのはこわいくらいの静けさだ 

コップの縁まで水が張られたようなしんと静まり返った街で音を探す

誰かが誰かを思うその刹那
つながる思いにたしかな宛などなくても

この夜の向こうにはまだ知らない朝があるはずで
天気予報も占いも無視して企てる愚かな悪戯は
明日の君を笑わせられるかな
何てことを考えてはあきれられてしまうな 

いくつかの期待と不安を抱いていて 
宿題も片付かないうちから出される難題

生まれた意味を知りたい
どこにもない答えと知りながら

大きなあくびをする野良猫
こいつめ僕の気も知らないで

新しい歌を歌いたいのに言葉が見つからないや
世界にはなんの影響もないのに今日僕が手にした気持ちは
明日の僕を笑わせてくれるだろう
こんな気持ちは独り占めしていたい

恐る恐るやっと踏み出した一歩は
どこに僕を連れていくかなあ
鞄に入れた大好きな小説の一節を何度も思い起こしながら
旅は道連れ 続く

この夜の向こうにはまだ知らない朝があるはずで
天気予報も占いも無視して企てる愚かな悪戯は
明日の君を笑わせられるかな
何てことを考えてはあきれられてしまうな 

それでも呆れながらも君は僕を愛してくれる
だから僕は性懲りもなく調子に乗ってしまうんだなあ。

2017/05/10 (Wed)

[14] さよならを言うよ
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途切れ途切れの会話を ごまかすように唇を重ねた
握っていた手を離すとき 消えていくぬくもりのかわりに 
残ったのはかすかな寂しさだ

恋の終わりに静かに飾るように
降った季節外れの雨
皮肉るように優しくて

別れを感じたその日に僕が望んだのは
終わらない物語

手を離してしまうそのときがついに来てしまったんだね
ささやくようにさよならを言うよ
やっとわかったんだよ 僕は君を愛していたんだ

もう一度出会ったあのころへ
帰りたいと願ったりした

終電近くのホームに風が吹く
寒がりな僕らは頬を寄せた

運命だった気がするけれど
今は幸せな夢を見ていた気がする

どちらからともなく離した手は
力なく遠ざかっていく

写真の中の思い出は幻じゃないけれど
君を思い出すことももうないから

思い出にもさよならを言うよ
なくしてはじめて知る
僕は愛されてばかりいたことに

目を閉じれば今も消えない思い出がまだあざやかに
この胸にあの日と変わらない声と笑顔でささやくよ愛の言葉

別れを感じたその日に僕が望んだのは
終わらない物語

手を離してしまうそのときがついに来てしまったんだね
ささやくようにさよならを言うよ
やっとわかったんだよ 僕は君を愛していたんだ。

2017/05/10 (Wed)

[15] 言の葉
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言葉の使い方を僕らは時々間違えて
誰かを傷つけることしかできなくなる

たった一言で簡単に人を傷つけてしまう 

あなたが何気なく口にしたその一言がもしかしたら 
誰かを死なせてしまう引き金

あたたかい言葉 冷たい言葉
言葉には温度があり
丸みを帯びてたり トゲトゲしてたり
形も様々

その言葉が持つ意味を僕らはあまり知らない
調べるのも面倒だ 

目を閉じた何も見えない暗闇に迷い込んで
耳をふさいだ静けさの中に君を探すよ

言葉が笑うよ 言葉だって泣くのさ
言葉には感情がある
優しかったり薄情だったり 
性格も様々

本当は誰かを救いたいと思う
傷つけるよりも人をなぐさめたい
毒にはなりたくはないよ
薬になりたいよ

傷口に涙が落ちてその痛みで見えた
君の流した涙の意味 もう僕は間違えない

あたたかい言葉 冷たい言葉
言葉には温度があり
丸みを帯びてたり トゲトゲしてたり
形も様々

不器用だっていい
下手くそだっていい
ただ誰かを思うとき
言葉に心が宿る
それが言葉です。

2017/05/12 (Fri)

[16] 太陽の地図
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立っているだけでめまいを起こしそうな
うだるような夏の暑さにやられていた

自転車飛ばして行けるところまで
小さな冒険 頭の中に地図を広げて

あの頃の僕らには恐いものなんてなかった
それはたぶん大切にすべき夢があったから

降り注がれる日差しの中を僕らは転がり回った
ただ訳もなく笑って出す宛のない手紙のように
下らない会話を延々と続けて
大人になるまでは終わらない夢の中で
今しか味わえない瞬間を生きていたんだよ

扇風機の回る音 蝉時雨の大合唱
いくら飲んでも乾く喉を鳴らして

残された宿題の山と格闘
友達のノートをそのまま写した

あの頃の僕らにはルールなんてなくて
ただ「やりたい」それだけで良かった

汗濡れで上った坂道
追えば遠ざかる陽炎
ただ楽しむためだけにあった時間 
だからこそ何をするにも命がけ
夏は嫌われものの太陽は僕らには地図に見えたんだ

もう二度と戻れない時間
思い出は胸の中だけに光る一滴
でもずっと忘れないだろう
あの日あの時感じた喜びを


降り注がれる日差しの中を僕らは転がり回った
ただ訳もなく笑って出す宛のない手紙のように
下らない会話を延々と続けて
大人になるまでは終わらない夢の中で
今しか味わえない瞬間を生きていたんだよ。

2017/05/19 (Fri)

[17] 手紙
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ふるさとを離れてどれだけの時間が経っただろう
今では苦手だった洗濯も料理も上手くなったよ

あなたが月に一度送ってくれる少しのお金と手紙

泣きながら読むものだからしわくちゃになってしまう
でもそこに書かれた文字には愛が込められている

夢を叶えるために孤独になることを選んだなら苦労なんかは我慢しなくちゃいけないと
あなたは僕を叱りながらも
手紙の最後にはどうしようもなくなったら帰ってきなさいと書くのです

まぶたの裏に浮かぶふるさとの風景
東京の空からは見えない僕の街

電話の向こうであなたの声を聞くと胸が詰まされる思いがする

時折寂しさに負けてしまいそうになる
そんなときこそ手紙を読む
涙でにじむ夕焼けぞら

なりたい自分になるために夢はあるんだ
今はまだ何者でもない僕は裏を返せばなんにでもなれる可能性を秘めている

手にしたもの 失ったもの数あれど
流した涙に浮かべた笑顔に思い出が彩られていく
まだ何色でもない未来に色づけていくのは僕の役目さ
さあ未来を何色に染めようか


夢を叶えるために孤独になることを選んだなら苦労なんかは我慢しなくちゃいけないと
あなたは僕を叱りながらも
手紙の最後にはどうしようもなくなったら帰ってきなさいと書くのです

今度の休みにはそっちに帰れそうさ
少しは変われた僕を見せられるかな
期待しないで待っていておくれ。

2017/05/21 (Sun)

[18] 君だけのヒーロー
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テレビの中のヒーローに憧れていた少年は
大人になったらヒーローになるんだよと瞳を輝かせながら笑っていたよ

ヒーローになるためにはどうすればなれるのかな

やり方もわからないけれど僕の見ていたヒーローは
いつも誰かのためにその拳を振るっていた

かっこ悪くても力なんか弱くても
ただ誰かを思う気持ちに溢れていればヒーローと呼ばれる人になれるんだ


超人なんかじゃなくても魔法なんか使えなくても
出来ることを精一杯やれる人こそが本当のヒーロー
僕はそう思ったんだよ

見渡せばこの街にもヒーローはいるみたいだ
毎日働くお父さん 子どもにとってはヒーロー

汗水流して働くその姿はまさに僕が思い描いていたヒーローそのままだ

マントのかわりにくたびれたネクタイ風にはためかせ僕は働こう
君だけのヒーローになるために
戦うべき悪は自分のなかにある
弱さに負けずに向かい風に堪え忍べ
人を思う気持ちこそが一番の力になる

今あるだけの力を出しきって
君を笑わせるために僕は限界を越えていく
ダメになりそうなときこそ勝負どころだ
君を思う僕はヒーロー

振るう拳は人に向けるのではなく
自分を戒めるために向けるんだよ
他人は自分を映す鏡だから
いつでも自分に負けないように

かっこ悪くても力なんか弱くても
ただ誰かを思う気持ちに溢れていればヒーローと呼ばれる人になれるんだ


超人なんかじゃなくても魔法なんか使えなくても
出来ることを精一杯やれる人こそが本当のヒーロー
僕はそう思ったんだよ。

2017/05/21 (Sun)
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