ホーム > 詩人の部屋 > みゅうの部屋 > 投稿順表示

みゅうの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] pain
詩人:みゅう [投票][編集]


無償に泣きたくなった
気がついた僕は一人だった

気を許して泣ける場所もなくて
安心して休める場所もなかった

意地を張り続け
手に入れたものは

孤独という暗闇の世界だった

2008/08/09 (Sat)

[2] 舞台
詩人:みゅう [投票][編集]


そうだ
ここは舞台の上だ

自分の感情ではなく
嘘の言葉を並べて
それぞれの台詞を吐く

そして
自分が主役になりたいと
願う人達

なら私は脇役でいい

作られた言葉を言い
作られた芝居をする

そんなのはごめんだ

2008/08/10 (Sun)

[3] 言葉
詩人:みゅう [投票][編集]


人の心、感情
わからないから

伝えるために
言葉があるのに

どうしてだろう


うまく伝えれない

うまく出てこないんだ

ことばは
時に無力で傷付けてしまう

どうしたら
伝えられるの?

この気持ち全て
知ってほしいのに

2008/08/10 (Sun)

[4] Promise
詩人:みゅう [投票][編集]


約束が欲しい
私から離れて行かないって

そうでもしないと
不安で押し潰されそう


だって結局みんな
私から離れていった


よく言うじゃない?
仲良い人にしか素を見せないなんて

私もその一人よ


友達にも信じてよ
なんて言われて


でも結局
本当の私を見たら

みんな
離れていくの


約束なんて
信頼なんて

この世で1番大嫌いなの

でもね
ないと不安なの


だから
感情を押し殺して
笑顔だけ仮面に張り付け

いつも
それを被って歩いていくの


.

2008/09/21 (Sun)

[5] 君と3年間
詩人:みゅう [投票][編集]


新しい環境で
新しい友達も出来て
君を思い出す数が
少しずつ減っています、

でもある時
急に電話が来て
ずっと愛おしかった声が、


君と過ごした1年間

彼女との5年間を
越えられるはずもなくて

空白の2年間

積み立ててきたものが
一瞬にして崩れた気がした

ずっと話したかったよ

電話に出ない事も出来た

でも
どうしても話したくて
声が聞きたくて


空白の2年の間、
何1つ変わっていなかったあなた

あなたのままだった


でもあなたは言った
"変わったね"


時間は残酷だね

あの大好きだった時間は
もうどこにもない


もう、あなたが
見えなくなるくらい
遠くまで来ちゃったみたい

たしかに君といた

でももう
君に僕は映らない

.

2009/05/04 (Mon)

- 詩人の部屋 -