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楠崎 志杏の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 奇跡
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]


カケラを巡り

辿り着いた奇跡・・・

綺麗な星空の下

ぎゅっと握った手

あたたかかったよ


カケラを探して

巡り逢えた奇跡を

大切にしよう・・・

たくさんの支えを

人は持っていて

大事にしなきゃ

ならないものを

ちゃんと持っている

ひとつ ひとつは

小さなカケラでも

集まれば

ほら

素敵な星になるね


ありがとう

出逢えた奇跡に

感謝します・・・

2006/06/12 (Mon)

[2] 行く道来る道
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進む進む・・・

アナタから貰った

この贈り物を手に


歩みが遅くとも

速くとも・・・

私は自分なりのペースで

進む進む進んでいく


感謝を胸に抱いて


・・・私は

たくさん貰った・・・

だから心から

『ありがとう』

・・・て言うよ

2006/06/12 (Mon)

[3] ミツゾラ
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青い空を白の紋様が

駆けていく・・・


夕焼けが山に架かって

藍色と黒が支配する


青い空に白が浮かんで

淡い青に灰色が

押し寄せて・・・

紅が黒と重なり

やがて星空へと

多様な変化でここまで来たよ



もっと知りたくて

もっと見たくて・・・

強い不安から

逃れたくて・・・

2006/06/12 (Mon)

[4] 暗黙の海
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]

暗闇の中で視えたのは

あんたの影−−−

静まる辺りに

色濃く視えた

より黒く

より黒光りに

視えた

闇が視界を覆う

あんたは

そこに肩足を

少しばかり浸けて

その海にいた

暗闇の中の海

静まりかえった闇

ただ怖くて

ただ恐ろしくて

信じられなかった

あんたは誰?

なんでそこにいる?

なんで闇の中に?

いるの・・・?

2006/06/13 (Tue)

[5] 空想い
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]

あの日の空を
思い出してくれて

ありがとう−−−

あの青い青い空を
君と見たね・・・
覚えてる?
あの空
あの輝き
あの気温

包み込む空気が懐かしい

あの日々は忘れないから

懐かしいあの空間に
笑顔を向けて
今のこの空間に
想いを馳せる
勝敗で決めるこの空は
なんて残酷だろう

温かなあの感じ
雲は何処へ行ったのか




何が私達を引き付けた




空を見て想い出す


今はひとりで見ている


昔がまだ在って欲しいと
ただ願う・・・


あの日の空を


思い出してくれて



ありがとう−

2006/06/13 (Tue)

[6] 誰だって・・・
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]

誰だって辛いよね
誰だって
そうゆう時あるよね

『強い』なんてない

本当はみんなそうなんだ

誰だって

泣くし

悩むし

苦しむし

誰だって

笑うし

喜ぶし

嬉しいし


・・・周りが
見えなくなる時だって

あるの


だから


誰だって

それぞれ度合いの違う

弱さを持ってる

強さも持ってる


弱さから育てる
『強さ』を持っているの


ねぇ 誰でも

傷つく心

流す涙

笑う心

優しい想い


持っているの・・・



−−−生きているから

2006/06/13 (Tue)

[7] 世界の道
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]

広がる世界に
わくわくする

同時に

狭まる世界に
少しの恐れがある

今在るこの世界が
壊れない可能性なんて

100%じゃないし

・・・いつ崩れるか
わからないし

広がる世界に
少しの期待と
少しの恐怖

変わるだろう現実に
少しの楽しみと
少しの不安

今在る世界と
人と温もりと気持ち
それから…思い出

変わってしまう世界に
少しの恐怖と不安

覚えずにいられない

いつか近い未来

それぞれの道を

歩むから

広がる世界に
少しの不安と少しの勇気
無くなる世界に
少しの淋しさと期待

歩む道

2006/06/13 (Tue)

[8] 欠けたピース
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]

このパズルは未完成
一つ欠けただけで
未完成なのです
だから
あなたは必要なのです
パズルは全て揃って
完成です
完成しないと
飾れません
たった一つ
欠けたピース
それが必要なのです
私達は一つ欠けると
未完成になるのです
だから見つかるまで
未完成なのです
だから来るまで
待つのです
未完成だから
あなたは必要なのです
いつか完成するまで
未完成のまま
捨てません
一つのピース
無くしたら
もう完成出来ません
パズルには未完成など
ありえません
完成するために
あなたが必要なのです
最後のピースが
必要なのです

2006/06/13 (Tue)

[9] 星と紙屑
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]

ちぎれた紙が造る星座の世界
白い紙
鮮やかな色を放つ紙
黒い紙
様々な紙で造るちぎれた星達
夜空に紙ヒコーキを飛ばして
星達を隠す
星はちぎれた紙のよう
はじめは一緒だったのに
今はバラバラ
ちぎれたまんま
もう一緒にはいられないから
でも・・・バラバラでも輝きを絶やさず
自分の居場所を識らせてくれる
この星達のように
ちぎれた紙屑はこれからも輝き出すだろう
絶やさずに
絶やさずに
あの輝きを皆で保てるように
−−−みんなで輝きたい
・・・そんな願いを込めて
ちぎれた紙が造る星と同じ輝き

同じような輝き

2006/06/13 (Tue)

[10] 無意識
詩人:楠崎 志杏 [投票][編集]

・・・例えば、開きかけた本をすぐ閉じてしまうような感覚・・・


小さな喪失感

小さな《気》の喪失


ほぼ無意識のうちに行われる微妙な動き


−なんとなく−の感覚下で行動する己の体


小さなモノがなくなった

・・・知らぬ間に


・・・知らぬ間に



小さな喪失感は無意識に


無くしていく

行われていく

2006/06/13 (Tue)
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