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葵の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] あなたとのこの時季(とき)
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私が好きな時間

それはあなたといるこの時間

たとえ言葉を交わさなくても

たとえ触れあわなくても

そのぬくもりが傍にあるだけで

満たされる


それはこの上ない幸せ

それは永久に続かない幸せ

嘘でも幻でもいいのです。

いつまでも
この愚かな夢を魅させてください…

2004/10/20 (Wed)

[2] Thank you for your letter
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お久しぶりです
変わりないですか?

この間は 手紙を
どうもありがとう

君が元気で
暮らしていると
知って
とても安心しました



僕? もちろん毎日が楽しいよ

ただ、時々ふっと空しくなるんだ。

何故かはわからない

友達も良いヤツだし
先生も先輩も後輩も
親だってみんな優しい

この、
胸にぽっかりと空いた
ブラックホールの
穴のような空しさは
一体何なんだろう?

大きな暗闇の穴に
気づくと
テレビを観ていても
食事をしていても
何をしていても
涙がこみ上げてくる




でもね 違う涙を流すときがあるんだ

それは 君からの手紙を読むとき

少し癖のある
まるい字が
嬉しさや悲しみが
混じった涙を流させる

手紙を読むことで
君と同じことを感じ
それが僕を暖かくさせる







…あぁ、そうか。
“君”がいないんだ。

“君”という存在が周りにない
あるのは しわを寄せてしまった君からの手紙

何度も何度も
覚えてしまうくらい
読んだ

もう逢えないのは、
解ってるのに。

こんなにも 君が忘れられない

平気なフリしてるけど
本当はとても辛いんだ






こんなに弱い僕で
ごめん

このままじゃ
また君に叱られてしまうね



大丈夫。

きっと大丈夫だから

君との思い出を
糧にして 生きていけるから

だから
心配しないでください



これからも
手紙を書き続けてもいいですか?

君と言葉を
交わすことで、
僕は本当の僕に
なれるんです。



では
お返事待ってます





ありがとう。
今まで僕を支えてくれた人

2004/09/01 (Wed)

[3] 心から敬愛するあなたへ
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私の目標:



明るく素直な
人になりたい


人から愛され
自分を好きでいられる
人になりたい


相手の喜び
悲しみを理解できる
人になりたい


どんなに悲しくても
くじけずに頑張れる
人になりたい


儚く壊れそうで
でも輝ける
人になりたい


自分を信じ
自分の言葉を曲げない
人になりたい








私はそんな
あなたになりたい

2004/09/01 (Wed)

[4] 鬼ゴッコ
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逃げて 逃げて

逃げて 逃げて


貴方の手から
離れようとする


逃げて 逃げて

逃げて 逃げて


貴方を困らせ
ようとする






何故逃げるかって?


だって 簡単に
捕まってしまったら

つまらないでしょう?






これは
恋という名のゲーム




逃げて 逃げて

逃げて 逃げて


これが私の愛し方

2004/09/02 (Thu)

[5] かくれんぼ
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どき どき どき どき

耳まで聞こえる胸の鼓動


ドキ ドキ ドキ ドキ

体中が熱くなる



貴方と瞳があう度に

この体は強ばり

思うように

動いてくれないの







石になってしまったんじゃないかって

そう思えるくらい








ねぇ、私の気持ち

上手く隠れてる?







どき ドキ どき ドキ




貴方に近づきたい…

そんな想いとはウラハラに




私の心はかくれんぼ

2004/09/08 (Wed)

[6] I miss you…
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歩いていると
少しななめ上を見る


そんな癖に
気づかされる度に
私の胸は痛む


いつも隣にあった
はずの
ぬくもりは


もう手の届かない
ところへ
去ってしまった


「何が間違っていたの?」
という私に
狡い貴方は答えてくれないでしょう?





でも私は強いから
一人でも平気


数えきれないほどの
思い出を


切なくなるほど
胸にしまいこんで


どうにか立って
生きていける








でも本当は
とても弱いから


今もあの場所で
立ち止まったまま…

2004/10/12 (Tue)

[7] 勿忘草
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覚えているでしょうか?


共に笑って 泣いて
過ごしたあの日々を

私たち ちゃんと
お互いに想いあってたよね


けれどまだ子供で
自分のことも
満足にできなくて


ふと気づいたら
貴方は私の元に
いなかった





どこへいったの?
何が間違っていたの?


心は離れたままで
いくつもの
季節が去っていった





時間(とき)とは
残酷なもので


一度できてしまった
溝を
さらに深いものに
してしまう









でも
私は決して忘れません


貴方が誉めてくれた髪も


貴方がつけた
心の傷も


もう この髪を撫でたり

この傷を癒しては
くれないけれど


覚えていることで
貴方を感じられるから


これ以上の贅沢は
言いません





これが良いことなのか
悪いことなのかは
わかりません


でも たとえ悪いことだとしても


自分に
嘘をつけるほど
器用ではないのです








だから私は今
貴方へ送る勿忘草を
抱きしめている




「私を忘れないで」と強く願いながら

2004/09/20 (Mon)

[8] ロシアンルーレット
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いらっしゃいませ
何がお望みかしら


え?それは少々
値が張りますわ


私も容易すく
差し上げる訳には
いきませんもの





では 賭を
いたしましょう


何を賭けるかって?
そんなの 決まっています






“互いの命”ですよ
じゃないと 楽しくないでしょう







さぁ 銃をお取りなさい


方法は簡単


その鈍く光る銃口を
自分に向けて
引き金を引く


ね、簡単でしょう?





でも 勇気がとても必要なの


あなたにそんな勇気が
お有りかしら


私? もちろん有るわ


だって
このゲームに勝つのは私


けれど あなたはきっと
素敵なゲームにしてくれるわね


何て言ったって
私が見込んだ人ですから



きっと つまらないこの日常から
未知の世界へと
解放してくれるでしょう








では 始めましょうか


互いの命=互いの想い
を賭けて






最後まで深く
愛した方が勝ちよ

2004/10/10 (Sun)

[9] 
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その手に触れること


その瞳を見つめること


その髪を撫でること


その躰を抱きしめること


それが僕の幸せ





その手に触れられること

その瞳で微笑まれること

この髪を撫でられること

この躰を抱きしめられること



それが私の幸せ







幸せすぎて
「死んでしまってもいい」とは
偽りの言葉だから
決して言わないけれど


この幸せを守るために
他の全てを
失わなければならないと言うのならば
喜んで差し出しましょう






僕と私


二人が織りなす日々こそ

まさに
至福の時期(とき)

2004/10/11 (Mon)

[10] 
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貴方が吐いた残酷な言葉は


私を傷つけるには十分で


ただ 大きな爪痕を残し


光は失われた




「あの頃に戻りたい」なんて


当たり前だけど できるはずもなくて


でも過去にすがりつくことしか判らなくて


何も瞳(め)に映らなかった






一体これは何?


色も無く
熱も無く


感情も無く
意志も無いのに


とめどなく溢れてくるのです







それが
あなたへの想いの
化身と解り


私はさらに
堪(こら)えることができなくなりました

2004/10/11 (Mon)
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