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太子の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] おもい
詩人:太子 [投票][編集]

きみにあえた日
きみと笑えた日
どんなに短い時間
くだらない事で
どれだけの時を感じれたろ
どれだけのきみを感じたろ
きみへの重い思いが想いになって
つのりつのって
あの高い山のてっぺんまで
もうすぐ届いて
追い越していきそうだ

世界がどんな風にふかれようが
どんな雨に打たれようが
たとえ世界が暗やみに
包まれてしまったとしても僕の心のこの想いを
明かりにしてかさにして
壁にして
きみを…
ずっときみのそばで

2005/05/30 (Mon)

[2] わすれもの
詩人:太子 [投票][編集]

風がきもちいいね
太陽が笑っているみたいだね
こんな日はきみと
きみときみと二人で
手をつなぎ散歩したいな
道歩くひとたちの笑顔
こっちまであったかくなってくね
うたたねしてる親子
無邪気な笑顔で
走り回るこども

むかしはぼくたちも
あんなふうにはしゃいでたんだね
いつから忘れてしまったんだろ?
泥で手を汚すこと
汗で服をぬらすこと
ヒザをすりむいて
涙をながし水であらったこと
忘れてしまってたね

早起きしてお父と釣りにいって
お母が早起きして
作ってくれた弁当をほおばる
幸せなとても幸せな
時間と気付けず過ごしてた
今は仕事だなんだと
いろいろ理由をつけたり
なんだかんだで
語りあう時間を
けずってしまってた
気付けないでいた

ここまで歩けてきたこと
こんなオレになれたこと
すべてはすべての人たちに
支え支え合ってきたんだね
ありがとう

2005/06/01 (Wed)

[3] ハンカチ
詩人:太子 [投票][編集]

ふとした時に気付いたんだ
きみの大切さや愛しさ
ぼくのなかでどんなものよりも
多くのものをしめてたんだ
いつもの帰り道で思い出す
きみのあの笑顔笑い声
怒った顔や少しふてくされた顔
すべてが愛しく思えたんだ
きみは気付いてるかな
ぼくの切ないこの気持ちに
僕は伝えれてるかな
きみへのこの大きな想いを

左むけばいつもの帰り道
前むけば少し明るい電灯
右むけばきみが笑ってる
そんな毎日がうれしくて…
この世界でもしもきみが
一人だなんて涙ながすなら
ぼくの存在に気付いてほしいな
そっとハンカチをさしだすから…

夢から覚めたような気分だ
一人暗い部屋でひざをだくだきしめたいきみは
ここにはいないね
ほんの少し前なら
手をつなぎ
だきしめることもできたけど

一言きみに一言
伝えれればなにか変われたのかな
ひとごとのように思えないんだ
きみのグチ悩み楽しかったこと
すべてすべてを聞きたくてきみの力になりたくて
いつだってぼくはそばにいるよ
さあ涙をふいて

2005/06/01 (Wed)

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