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アジスの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 君だけの唄
詩人:アジス [投票][編集]

 
君を失って
何度も季節が巡った
 
君とのメールは
あの日が最後だった
 
いつも些細なことで
お互いにメールをしあい
少しでもそばにいたかった
 
たとえ遠く離れていても
繋がっている気がしたから
 
ときには笑い
ときには泣き
ときには怒り
ときには喜び
たくさんの君との想い出を作ってきた
 
君からのメール
君だけの唄
その唄を聴くのが
僕はなにより幸せだった
 
今はもう
君だけの唄を聴くことは
できなくなったけど
僕は今も
ずっと待っているよ
 
小さな小さな携帯
その携帯がまたいつか
君だけの唄を奏でるときを
僕は今もずっと
待っている
 
二度と聴くことはできない
そんなことは
わかってる
だけど
なぜか思うんだ
いつもみたいに
君がまた
僕に聴かせてくれるんじゃないかって
君だけの唄を…

2006/09/22 (Fri)

[2] いつもの自転車
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いつもの土手道を
いつもの自転車で行く
 
振り向けば
いつも君の笑顔があった
 
君を乗せた自転車は
いつも僕を幸せへと連れて行く
 
当たり前の毎日を
幸せと感じた僕がいた
 
季節が巡り
僕はまた
いつもの土手道を
いつもの自転車で行く
 
ただ1つ
あの頃と違うのは
僕のこぐペダルが
あの頃よりも軽いというだけ…

2006/09/23 (Sat)

[3] 蒼空
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この空に
捧げよう…
 
 
 
君は今
何をしてるかな?
 
 
 
僕は今
空を見ているよ…
 
 
 
空を見ていると
思い出すんだ…
 
 
 
あの頃のことを…
 
 
 
あの頃は
窓から見えるものが
僕の世界だった…
 
 
 
窓から見える景色は
どこか色褪せて見えた…
 
 
 
どこを見ても
僕が求める世界はなかった…
 
 
 
ただ
空だけは
好きになれた
 
 
 
毎日変わりゆく空
蒼く
広く
そして
美しかった…
 
 
 
毎日毎日
空だけを見続けた
 
 
 
空が僕を
いろんな世界へと連れて行ってくれたから…
 
 
 
僕は自由になったあとも
空を見続けた
 
 
 
この世界で
一番きれいなのは
きっと空だろう…
 
 
 
君は今
何を見ているかな?
 
 
 
僕はね
空を見ているよ…
 
 
 
遠く離れていても
この空は
君のもとまで続いている
 
 
 
遠く離れていても
同じ世界にいられる
 
 
 
この空はね
1つの世界なんだ…
 
 
 
いつの日か
一緒に見ようね
この蒼い世界を…
 
 
 

2006/09/22 (Fri)

[4] 第二ボタン
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チャイムが鳴り響く
懐かしき校舎
 
ここで始まり
ここで終わった
 
3年間
それが長かったのか短かったのかは
僕にはわからない
 
君と出会い
多くの想い出を残した
 
僕が笑っていたら
君も笑ってくれた
 
僕が悲しんでいたら
君がそばにいてくれた
 
なにも変わらない毎日が
一番の幸せだった
 
あの日
僕は君を失った
 
君と交わした約束も
君と想い描いた未来も
すべては夢になった
 
儚く散った夢
もう二度と見ることもなく
叶うこともない
 
君と過ごした3年間
それは夢だったのかもしれない
 
長い
長い夢を見ていたのかもしれない
 
だけど
君と共に過ごした時間は
確かにあった
 
二度と果たされぬ約束
今もなお
僕の手には
第二ボタンが握られている
 
第二ボタンと共に
君に伝えたかった想いも
今ではもう叶うことはない
 
遅くなってごめんね
もう君はここにはいないけど
この想いは変わらない
 
ずっと
好きだったよ
 
墓石の下に置かれた第二ボタンは
小さく輝いていた
 
 
 

2006/09/22 (Fri)

[5] 夢へ…
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『君の夢はなに』
誰にでも夢はある
僕にもある
だがしかし
それは誰のためであろうか
 
人は
自分の幸せを望み
夢を持つ
 
君の夢は
医師になること
 
命の尊さを知り
自分のやるべきことを探し
医師という道をみつけた
 
僕は
そんな君に
憧れを抱く
 
自分のためでなく
誰かのために
自分の道を決め
夢と成す
 
君は
とても優しい人
きっと
みんなの笑顔が
君にとっての
『幸せ』だよね
 
誰かに幸せを与え
自分の幸せを得る
 
そんな君が
僕は大好きだ
 
君は
いつも優しく
僕といてくれた
 
君には
優しき心が
似合うよ
 
僕も
君みたいな
優しき心を
持てるかな
 
君を追って
僕も見つけるよ
本当の意味を持った
夢を…
 
だから
ずっと
僕の前を走り続けて
君は
僕の目標だから…

2006/09/22 (Fri)

[6] 闇の世界
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明けない闇夜を
いつまでもさ迷い続けたい 
この暗闇に
全てを託したい
 
我が身も
全て闇と同化したい
 
俺が生きられるのは
光が照らされることのない
黒く染まった世界だけだから

2006/09/22 (Fri)

[7] 小さな温もり
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あのときの温もりは
今も覚えている
 
凍てつく寒さも
君の温もりが
忘れさせてくれた
 
君が残してくれたものは
たくさんの想い出と
小さな温もり
 
舞い散る雪の中
僕は独り
静かに涙を流した
 

2006/09/23 (Sat)

[8] 幸せは…
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平凡な毎日
それが幸せだと思うんだ…
 
俺は本当に普通の学生で
宿題を忘れて
先生に怒られたこともあった
朝寝坊して
電車に乗り遅れそうになったこともある
特別なんかじゃない
みんなと変わらない
平凡な生活を送ってる人間なんだ
 
だけど
幸せだよ
 
平凡な毎日
それが一番の幸せ
 
教室に入ると
『おはよう』って言ってくれる
それだけで
幸せだよ
 
休み時間には
友達となんでもないようなことを話したり
友達と一緒にスポーツをする
そんなとき
僕はいつも笑顔なんだ
 
なんでもないようなことだけど
僕が笑顔なのは
きっと幸せだと感じているからだと思う…

 
平凡な毎日だけど
こういった小さな幸せがたくさんある
 
だからこそ
僕は平凡な毎日が
幸せだと思うんだ
 
今を過ごしている僕は…
きっと幸せなんだろうな… 
だからみんなも…
きっと幸せなはずだと思うよ
 
辛いことがあっても…
幸せはあるんだから
くじけないように…
 

2006/09/23 (Sat)

[9] 夢幻
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君との出会いも
君との想い出も
君と過ごした時間も
すべて夢だったのかな…
 
君の笑顔も
君の心も
君の存在も
すべて幻だったのかな…
 
だといいのにな…
 
すべてを失ったいま…
すべてをリセットしたい…
 
あの記憶が嘘ならば
こんなに涙を流すこともないのにね…

2006/09/23 (Sat)

[10] 死定
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なんで…
なんで俺なんだよ…
 
なんで俺なんだよ…
 
俺の周りには
こんなにも人がいるのに
なんで俺なんだよ…
 
誰か教えてくれよ…
 
誰か答えてくれよ…
 
誰か…助けてくれよ…
 
なんで…俺なんだよ…

2006/09/23 (Sat)
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