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[1] JR 御茶ノ水
詩人:chihiro [投票][編集]

揺れる風yu。
    届く音u。
       空の雲ji。
 
 あなたに触れた風
 なんだか柔らかく受けとめた。

 あなたも聞いたこの響き
 雑踏さえものみ込んだ。

 あなたに続く鈍い空
 見あげてみると泣きたくなった。

     遠く離れたあの土地の柑橘色に包まれた。
  

2005/09/09 (Fri)

[2] 2人の背中
詩人:chihiro [投票][編集]

2人の背中を見ていた。

強い日差しの中
なんだかとても涼しげだった。

並んでいた
あなたとこの子の後ろで見ていた。

この子が3つになって、あなたが30歳。
こんなにいつも一生懸命に生きていて、
27年後にはあなたと同じ背丈になるのかと、
後ろからずっと見つめていた。

愛おしかった、2人の背中がとても愛おしかった。

2005/09/10 (Sat)

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