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マミリンの部屋  〜 投稿順表示 〜


[2] 高飛車
詩人:マミリン [投票][編集]

蜩も疲れて
また一つの夏が終わった

フェミニズムが叫ばれるようになってから
どれくらいになるのだろう
どこまでも自由な私は
今 束縛を欲する

時がたち 自由を手に入れても
憂いの理由は変わらないのだ

好きな人に好きと言えない
比べられるのが恐くて
素直になれない

台風が去って
また同じ秋がくる

自惚れていた自分を恥じて
私は気合を入れ直す

大丈夫 大丈夫
選ばれなくても
結ばれなくても

私は私と結婚している

2018/09/06 (Thu)

[4] 
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先を焦っていた
おいて行かれる
そんな気がして

そんなとき 休んだ駅は
暖かくて
頑丈で
居心地がよかった

雨の日もあったけれど
寒さと 冷たさは
私を強くした

今 旅立ちのとき

次の駅までどれくらいかかるのか
わからない
でも 出発しなくては

大丈夫
前へ進めと
駅が言った

2018/09/09 (Sun)

[6] ピエロ
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経験も現実も
過去も未来も
全てを忘れさせるような
屈託のない笑顔

そんな顔で
微笑みかけないで

今夜
そばにいてくれるわけじゃないのに

2018/09/09 (Sun)

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