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isao@の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 捨ててきた物
詩人:isao@ [投票][編集]

ふと 立ち止まると
あの頃の自分を
思い出した
いつも 何かに 追われる様に
ひたすらに夢を追いかけて
本気で人を愛して

ただ欲しかったのは
それを守れる力だった
けれども
社会という虚像に押し潰された俺は
そんな事も忘れ
いろんな物を捨ててきた

友 夢 愛

からっぽの両手を見つめ
もう 捨てるものも
無くなった
そして
俺はまた歩きだした
社会という虚像の中に
何かを求めて

2004/05/30 (Sun)

[2] 絶望の中で
詩人:isao@ [投票][編集]

絶望というどん底に腰を下ろすと

恐いものなんて一つも無かった

それが可笑しくて悲しかったけど

もう少しあがいてみようかと手を伸ばす

そこには小さな希望がちらりとみえた

後は自分次第だ
そろそろ旅立つよ

安息の地を求めて

2004/05/30 (Sun)

[3] 雨の街
詩人:isao@ [投票][編集]

曇り空のこの街は
もうすぐ雨に包まれる
街の人は追われるように早足で

そんな中で俺だけが
雨を待って立ち止まる
灰色の空は全てを拭い去ってくれそうで

怒りの中にある悲しさに似ていたから

俺はタバコに火を点けて

時を待っているだけさ
この街に雨が降り注ぐまで

2004/05/31 (Mon)

[4] 夜中のコーヒーショップ
詩人:isao@ [投票][編集]

どこの街にもある安い24Hのコーヒーショップには
同じ奴らが毎夜のごとくやってくる
パソコン抱えたサラリーマン
勉強熱心な学生
愛を語り合う仲の良さそうなカップル
お互い気にしてないけれど
こっそり心の中で話し掛ける
仕事進んでるか?
勉強頑張れよ
恋人達には仲良くな
そんな夜中のコーヒーショップ
不思議な空間
コーヒーショップ

2004/06/08 (Tue)

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