少しの期待と不安と

私は

あなたの彼女じゃないのは

分かっているから

それでも

少しでも

近づきたいって思う

このままがいいな

皆がずっと笑顔でいられる

世界なら

今が未来が

幸せならそれだけで十分

君がいる未来が

望めるような世界ならいいのに

あなたとの思い出消したいから

あなたとの写真も

あなたからのプレゼントも

あなたと住んでいたこの

部屋も

全て捨てます

記憶も消せたらいいのに

あたしにとって

楽しかった思い出さえ

私を苦しめるの

消したくても消せないもの

あなたがつけた傷

見る度

苦しい思いだけが蘇ってくる

美しい世界でたった

一人

僕がいる

皆がそれぞれ違うから

共鳴しあって

また新たなものが生まれるんだ

自分は自分でしかない

他人になる事は出来ても

その人の全てではない

所詮は真似ているだけ

僕なら僕の

あなたならあなたの

存在価値があるから

僕の未来は真っ暗で見えない

なのに明日はやってくる

僕にとっては残酷な話し

だけど輝ける未来は

自分の手で作るもの

勝手に

思い描いていた日々が

待っている訳じゃない

だから自分の心が暗いと

暗い未来が来るのさ

毎日

光り輝く自分を描いてごらん

そうすれば

未来は必ず輝いてくるから

教えて下さい

生きる意味を

存在理由を

ある人は言った

それを知った所でどうする

安心するか？

失望するか？

答えなどどうでもいい事だ

答えは自分の中にある

そうだろう？

今を見るよりこれからを

見ろ

人は

追い込まれた時に知る

自分の無力さと不甲斐なさ

だから人は

一人では生きられないと

知る

人は哀れなり

自分の弱さを知り

人の強さを知れ

それが己の生きるべき
道

今度会う時は

笑顔で会おうと決めたのに

何故だろう

涙が溢れだす

遠くにいるあなただから

すぐにすがりつく事も

出来ずに

何でも言い合えた仲なのに

どうしても

肝心な事は言えない

泣きながら

電話した事もあったね

今度また会える日まで

今日もいつもと変わらない

毎日が始まる

雲一つない青空

絶対に届かないって

分かっていながら手を

伸ばす

そして絶対届かない

青空を見て

今日も安心する

今日も空が高い

自由になりたくて

一人になりたくて

この見えない柵から

抜け出そうとした

だけど

私の力は実に弱くて儚い

また私は

見えない枷で自由という

光が

見えなくなっていた

それが強く

私を縛りつける度に

私は悔し涙浮かべて

また抜け出すチャンスを

うかがっていた

それが無駄な事と分かっていても