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沙奈の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 誰かに対する思い…
詩人:沙奈 [投票][編集]

朝日の前の朝に吹く
優しい風に包まれて…

昼過ぎに目覚め何よりも 大切な存在の貴女に
瞳を奪われる
動けなくて…愛おしくて…抱き締めたくて…
こんなに…近くに
貴女がいるのに
抱き締める事も叶わなくて
これ程に
切なくて哀しいなら
自分の中に流れる
血液を凍りつかして
貴女と違う血液にしたい

そうすれば
永遠と言う長い時間を
貴女と歩んで行けるのに

朝日の前に吹く優しい風に包まれてさえいれば
その瞬間だけは
貴女を忘れていられるから
太陽なんて
消滅してしまえばいい
眩しい時なんて
僕に苛立ちを与える
だけだから

2005/09/05 (Mon)

[2] 惨めな男
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俺が惚れたやつは
皆消えていく
俺を残して嫁に行く
現実に戻れば
ホボ人生プータロー

2005/09/05 (Mon)

[3] 眠る前の習慣
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いつも 寝る前には
私なりの習慣がある
眠気が襲って来たら
大好きなあの人を
ひたすら
心の中で想い続ける事
そうすれば、夢の中で
貴方に逢える気がするから

2005/09/05 (Mon)

[4] 誰かに対する想いA
詩人:沙奈 [投票][編集]

もしも世界が
未来永榜に続くのなら
願わずにいられない

生まれ変わる事が
できるなら
この次は貴女と違う
血液を流して欲しい
もう苦しい想いは
存在する僕だけでいい

2005/09/05 (Mon)

[5] 救って下さい…
詩人:沙奈 [投票][編集]

隔離された暗く狭い部屋に閉じ込められて
幾日が経つだろう
身体が痩せ細り
目眩さえ起きる
最近は見えもしない幻覚に押し潰されそうになる
毎日定時に現れる 支配者 いつか私を
救い出してくれる
あの人は今何処で
何をしていますか?
いつ私の眼の前に現れて
救ってくれますか?
私は貴方に必要と
まだ思ってくれてますか

2005/09/06 (Tue)

[6] マヤカシの舞…
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月明かりの下
聖なる魔法陣の中で
幾千幾億の真っ白に輝く
観客に照らされて
大きくそびえ立つ
月桂樹の奏でる
メロディーに 合わせて
現実か幻か分からない程 美しい神秘の舞いに
心を奪われて
この場所から
離れたくなくて
ずっとこの
場所に留まりたくて
だから、
僕は魂を売ったんだ
美しい妖精の姿をした
醜い悪魔だとも知らずに…

2005/09/06 (Tue)

[7] 叶うのなら…
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あれ? あと、僅かな命だって誰が言ってたのかな?
そう呟いた君は…
今から自殺しようと考えた僕の心の底まで響いた

今まで涙を流した事さえ
誰かに…
笑った事さえ無かった僕に素直に感情を引きだした 涙が次々に溢れ出して
止まらなくて
会ったばかりの
君が愛おしくて…
君の胸で
産まれたての子供の様に
泣きじゃくりたかった…
甘えたかった…

2005/09/06 (Tue)

[8] 未来に想いを…託して
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貴方がいなければ
私は今頃
何をしていただろう…
声を枯らすぐらい
貴方の名前を叫んでも
届かない事は
分かってるつもり
ただ今は星達が瞬いている夜空に祈ります…
明日の私の誕生日には
夢の国だけでもいいから
私に逢いに来て…
そして、もう一度
【愛してる】って
言って 欲しいから…
欲を言えば
もう一度
逢って言って欲しい
嘘でもいいから

今は、もう少しだけ
夢を見させていて…

お願いだから
一生のお願いをさせて
女の子は
一生のお願いをする度に
【生まれ変わる】と
言うのなら…
貴方を忘れた私を
未来に行かせて…

2005/09/08 (Thu)

[9] 天国からの呼び声…
詩人:沙奈 [投票][編集]

貴女の長く艶っぽい
黒髪が好きだった
貴女の鮮やかに
彩られた繊細な
小さな両手が好きだった
貴女のふっくらとした
唇が好きだった
貴女の
華奢な身体が好きだった
貴女の存在
貴女の瞳に移るモノ
全てが好きだった
こんなに愛していたのに

もし私が
世界の柱だったとしても
貴女が傍に居てくれるなら私は世界よりも
貴女が愛おしい

もう生きている限り
永遠に逢えはしないから
私も今夜…
貴女が召された場所から
私も…


天国の貴女に
呼ばれた気がするから…

2005/09/06 (Tue)

[10] 慈悲
詩人:沙奈 [投票][編集]

天から降り注ぐ
大粒の涙が
私の心を重く深く響かせる もう消えないと
想っていた過去の過ち…

濡れた背中から
抜け出ていく感じがする


星さえ見えない筈の
昼下がり暗い街
空を見上げると
一つ輝く 朱く染まった
天使からの贈り物に
瞳を奪われた…刹那
雲の切れ目から
暗闇の空を引き裂いて
蒼白の暖かな光が指した…

2005/09/06 (Tue)
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