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拓の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 本当は
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そういう対象にはなりたくなかったから
頑張る君を裏切った
ただ気が向いたときに側にいれば
それでよかった
大切にして失うのが
怖かったから
君になら触れられても嫌じゃなかった
君に拒絶されたら最後だと思ったから
脅えて壊してしまった
悪いのは僕だ

2004/06/23 (Wed)

[2] 
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破けた隙間から覗いてみよう

窓から見ると雨は降ってないのに

ガラスに映った人影

羨ましい…

羨ましい…

合わせると感染してしまいそうになる

腕から溢れる赤い蟻の群れ

君のいなくなった部屋で

他にすることもないから眺めてる

床を汚しても文句を言う人はもう

いない

引き出しに君が残していったミドリのあめ玉がある

角っこに住み着いたちいさい魂

屋根裏から垂れてきてる

天井を走り回る赤ん坊

助けて…

助けて…

ふいに何かを思い出したような気がする

気が遠くなるような痛みが脈打って

離れない

君のいなくなった部屋で

2004/06/23 (Wed)

[3] 
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喉の奥を切られるような
悲痛な声に目が覚めた


眼の前にまだ
あの光景が…


頬を伝う涙

もう誰も不幸になってほしくない

君はとてもいい子だから、

泣くような思いはしなくていいはずなのに

どうして悲しませるのか


もうあの子を傷付けないでほしい
素直で優しい子なんだよ

強く生きてる人間なんていない

2004/06/23 (Wed)

[4] 手を繋いで
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心が通じないままただそばにいた

あなたは何を考えているのか

わからないまま

擦れ違いっぱなしでも

何も言わないで

僕はただあなたのことを考えてるだけだよ

2004/06/24 (Thu)

[5] 消えろ
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役に立たなくて
邪魔で
そんなのが自分なんだって
気付いてしまった
鼓動が聞こえて苛々する
自分の存在がムカつく
腕から流れる血を見て
ざまあみろって笑ってやった
こんな奴消えればいいのに
でも痛いのは自分の腕だ
僕は誰を傷付けたんだろう?
怖くて手が震える…
もっと切ってやりたい
壊してやる

2004/06/24 (Thu)

[6] くるくる
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あめふり

くるくる

あか

あお

みどり

あめふり

くるくる

おにわのスズラン

ぴしゃ ぴしゃ

きいろいながぐつ

ママのかえるじかん

もうすぐじかん

あめふり

くるくる

ママのきげん

くるくる

あめふり

くるくる

だからぼくは

だまって

くるくる

あめふり

ある

午後の思い出

2004/06/25 (Fri)

[7] 心の水溜まり
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水面揺らして

一滴

雫 落ちるように

波紋を広げて

ふえてゆく

ゆらゆら

揺れて

どこかへ流れて

消えてゆく

確かにそこに

あったはずなのに

なにもなかったかのように

2004/06/25 (Fri)

[8] 泥遊び
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死にたくない?



見たことないような恐怖をあげよう
君は愛しの赤の他人
無関係だと信じたいだろう
今すぐ逃げ出したいんだろう
わかるよ
可愛そうにね


死にたくない?


痛いでしょぉ
汚いでしょぉ
あのサイレンはあんたを助けてはくれないよ
俺が助けてあげよお
化粧をしてあげるから
もう治らないよ


死にたくない?


鼻息荒いって言われたことない?
馬鹿みたいに震えちゃってさぁ
我慢しないで苦しみなよ
可愛そうにね
死にたくなってきた?
そう、


助けてあげるよ

2004/06/25 (Fri)

[9] lost
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あなたの声が繰り返す
嫌いだった僕の名前

甘えてるみたいに

叱ってるみたいに

優しい瞳に抱かれて
そっと眼を閉じた
指先で髪を撫でるあなたの
静かな呼吸が、
鼓動が、
何より好きだった

ずっとここにいたい…
あなたが繰り返す
僕の名前

でもあなたはどこにいるんだろう?

あの道の下かな
家にはいなかった
学校のどこかかな
一人であの公園にいるのかな


どこにいるの?

どうして僕を置いてくの?

綺麗なあなたの名前を
何度も繰り返した
言う度に胸が痛くて
息が詰まって…

2004/06/27 (Sun)

[10] ろくでもない思い出
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飽きられた
僕は金にもならない
悲しいけれど
貴方はナイフを掴んで
出掛けにここを切り裂いた
遠ざかるエンジン音がバイバイの挨拶
中途半端な狩りに遭ったネズミみたい
ちゃんと刺してくれれば
こんなに苦しまなくて済んだのに
今でも時々夢に見る
貴方が手を引いた瞬間を

2004/06/28 (Mon)
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