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1059(&loosely)の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] あなた
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あなたが私を愛したとき

私はあなたを愛していなかった

それでもあなたは
私に愛を注いでくれていた

ただ突き放す私に
ただ愛を注いでくれていた

別れを切り出したとき
あなたは泣いていたんだね

受話器の向こうで
声を殺して

今頃になって
あなたの愛の大きさに気付いた

あなたの大きさに
気付いた

あなたの優しさに…


私は変われたのだろうか

もうあんな思いをするのは嫌だよ

そう言うあなたを
もう二度と離しはしない

横に眠るあなたを見ながら
誓いの言葉を
つぶやいた

2005/05/25 (Wed)

[2] 願い事
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もしも
僕の願いが一つ叶うなら

そうだなぁ…

あなたと幸せになりたいな

いや…

ただ、あなたに幸せになってほしい

かな…

2005/05/25 (Wed)

[3] 青春時代
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二人で約束して
いつもより早い登校

僕ら二人だけの教室


「教室、寒いね…」って
あなたはちょっと僕に近づいた

「一緒に勉強しよう」って約束だったけど
ただ二人、
隣に座って…
不思議な感覚

このまま時間が止まればいい

心の中でつぶやいた

友達が登校してきて
慌てて誤魔化した
「たまたま、駐輪場で会ったんだ」


大切な二人の想い出
今でも思い出すよ

あの頃から
あなたが好きだった

2005/05/25 (Wed)

[4] 瞬間
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愛って一体何なんだろう?

辞書で調べても
誰に聞いても
納得のいく答えは見つからなかった

あなたを家まで送る帰り道
ふと目が合った瞬間

なんだか胸が一杯になって
思わず立ち止まった

何があっても
あなたを守りたいと

あなたのために生きて行きたいと

そう思った

その時…

ちょっとだけ
愛に触れられた気がした

2005/05/25 (Wed)

[10] わかったコト
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愛が足りない

愛が欲しい

いくら叫んでも手に入らなかった


僕自身より大切なヒトができたとき

愛は最初から僕の中にあったことに気付いた

愛は与えるものだと
あなたに気付かされた

そして

あなたに愛を注いでいたら

いつのまにか

僕の心は
愛と優しさでいっぱいになった

2005/05/26 (Thu)

[12] 想い
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言葉じゃ足りない想いを
あなたに伝えたくて

ぎゅっと抱き締めた

もっと強く抱き締めた

不器用なやり方だけど

僕の想い…
伝わったかなぁ…

2005/05/26 (Thu)

[15] 何気ない帰り道
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いつもの駅
楽しかった時間は終わり
あなたと二人

小さな切符に
あなたを遠くへ連れ去られてしまうような気がした

ベルが鳴り
『バイバイ』
と手を振るあなた

思わず
『嫌…』
なんて言ってしまった

慌てて
『ううん、なんでもない。またね。』
って誤魔化した


あなたは
誰よりも私の近くにいる

けど…


行かないで。
あなたと一緒にいさせて。
少しでも離れるのは嫌なの。
いつだってあなたと手を繋いでいたいの。


あなたは
誰よりも私の近くにいる

近くにいるから…

改札の向こう側のあなたが
遠く感じてしまうの…

2005/05/29 (Sun)

[21] 一時の夢
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受話器の向こう
あなたの声

『別れよう…』

そう言われること
薄々気付いてた

いつの間にか
あなたの心は離れていた

わかっていたけれど
受話器を持ったまま
放心状態…


携帯の保護メール
消していると

『ダイスキ』
あなたからのメール

楽しかった思い出がよぎる

涙で携帯の画面がにじむ…

寂しい時に聞いていた
あなたの声の入った留守電

大好きなあなたの声が
今では私を余計寂しくさせる

涙が溢れる…


あなたを想う涙だよ

私はこんなにあなたが好きなの…

あぁ、神様!!

願いが叶うなら

もう一度…

夢を見させて…

2005/05/29 (Sun)

[22] 盲目
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あなたを愛すれば愛するほどに
周りが見えなくなっていく

あなたを愛すれば愛するほどに
あなたに近づいていく

あなたを愛しても
近づけば近づくほど

どうして…
あなたが見えない

もう何も
僕の瞳には映らない…

2005/05/30 (Mon)

[23] 卒業
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3月9日

僕らはこの場所から
旅立った


雨に汚れた校舎

トタン屋根の駐輪場

名前を彫った下駄箱

机の落書き

友の声

あなたの声…


みんな
想い出になった


『さよなら』

この場所で
また逢えるかな…

2005/06/01 (Wed)
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