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万遊花の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 神様がくれた時間
詩人:万遊花 [投票][編集]

見慣れた教室に立って

顔をあげると

見慣れた顔があった

少しはにかんだ表情で

彼女はそこに立っていた


神様がくれた

出会い

2004/06/14 (Mon)

[2] 魔法の中で
詩人:万遊花 [投票][編集]

彼女はよく笑う
カラカラコロコロ
人なつっこくて
壁なんか全くつくらない

彼女は悩んでる
頬杖をつきながら
あんまり深刻じゃないことを
両頬を膨らませながら

彼女は結局
何を考えてるのか分からない
明るすぎて眩しすぎて
結局見せてくれない

魔法が解ける前に
正体を暴けるかな

2004/10/19 (Tue)

[3] 街角
詩人:万遊花 [投票][編集]

仕事ヘ向かう車から

煙草を吸いながら
細めた瞳を現場へ向けて歩く
男の姿を

目で追った

当たり前の毎日の中の
何気無い光景を
何気無くやり過ごした

もしもこの体が
その姿に戻ったら
大声で名前を叫んで
駆けよっていたかも知れない


私はスーツの襟を撫でて
アクセルを踏み直して
過ぎた時間のことを
ぼんやり思った

2004/10/19 (Tue)

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