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路の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 別れの先に
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人はよく言う
「別れから学ぶものがある」のだと


人はよく言う
「別れは新たな出逢いを生む」のだと


人はよく言う
「別れは悲しいだけのものではない」のだと



だから私は誓う


別れても
大切なモノは大切だと
失いたくないモノは失わないと


その為に何をする??


私は…
ただ動く
それだけ


恥じらいなんか要らない
照れなんて捨てる


ただ真っ直ぐで居たい


それ以上は無いから


今までと変わらぬ笑顔を見せられるように


私が私である為の別れ


ありがとう
そして
これからもよろしくね

2009/03/09 (Mon)

[2] 忘れモノ
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当たり前過ぎる毎日に嫌気が差したあの頃

社会の厳しさも知らず

親の言葉に耳も貸さず

そうして飛び込んだ激動な社会


そこでようやく気が付いた

当たり前の様に繰り返される毎日が

ホントは何よりの幸せなんだと


今だから…

母との口ゲンカも
犬の散歩も
通勤の満員電車も
決まっている仕事の流れも


ほとんどがパターン化されてるケド

同じパターンでいられる事


幸せを感じる


妄想だけが一人歩きしていたあの頃

大切な事を忘れ

大切な事を思い出した

2009/03/11 (Wed)

[3] 今の僕
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本音と建て前を使いこなす術を覚えた僕は

本音も建て前も見分ける事ができなくなった


人の顔色を伺う事を身につけた僕は

自分の思いをぶつける事が怖くなった



世間体


周りの評価



気にしないと決めたはずなのに


誰より囚われ

誰より囚われていないフリをしている


大人になるにつれ
周りに対しての器は大きくなり

自分に対しての器は小さくなった


零れ落ちる



片手でせき止めても

両手ですくい上げても



零れ落ちる



建物が老朽化すると雨漏りがする様に


歳を重ねる度

僕があの頃の僕でなくなってしまってる気がする
成長というキレイな言葉は

僕には重荷でしかない

2009/03/30 (Mon)

[4] ある夜
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寂しい夜だった


涙も生まれない

声も出ない

なんか心が空っぽな夜だった


幸せが見えなくなった夜

不安に押し寄せられた

自分を哀れんだ夜

結局寂しさが押し寄せてきた


寂しい夜だった



過去を振り返った

今日を思い返した

明日を考え

未来を思い描いてみた


少し温かい気持ちになった

2009/06/01 (Mon)

[5] 家族
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いつからだろう

心にすれ違いが生じた


そして私は家を出る事を望み

一人暮らしを始めた

だけどやっぱり心にはいつも家族があった


家族だからって間違ってるのかな?

全てを解り合っていたい

それは幻想ですか?


解って欲しいからこそ、怒りをぶつけ

けど結局それが誤解を生む


悪循環。


分かってる

だけどそれでしか感情表現ができない

ただ甘えたいんだよ

ただ甘えて欲しいんだよ


今日もまた近くを歩く事ができなかった

2009/07/16 (Thu)

[6] 隙間
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恋を忘れ
仕事をし

恋を忘れ
遊びまわった


だけどやっぱり何かが足りなくて

家族でも…
友達でも…
どれだけ大切な周りの人達でも埋められなかった心の隙間


どれだけの強風が吹き荒んでも

強がって
笑って
何となく気付かないフリしてた


ホントは寂しいよ
苦しいよ
辛いよ
って心が泣いてた


だけど
キミと出会って
何となく隙間が狭くなった気がする

隙間が埋まる気がする


もしキミにもそんな隙間があったなら

私が少しでも埋めてあげたいって思う

2009/07/24 (Fri)

[7] 探しもの
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未だに見つからずにいます

未だに探しています


それはいつか
月明かりに照らされ
反射してくれるのでしょうか


いつでもいい。


だけど
いつか必ずみつかるのだと
神様。どうか言ってください。


探しものだらけのこの旅に

終わりは必ずやって来るのに

どうしてそれはみつかるのだと確信が持てないのですか


それはいつか
太陽の光よりも眩しいくらいに
輝いてくれるのでしょうか


ねぇ、神様。

神様は何か探しものありますか

2009/09/01 (Tue)

[8] せめぎ合うココロ
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愛する術は覚えたのに

愛される術は未だに身につかず


君が居ない時に限って

私は孤独感に襲われる


友達や家族でこの寂しさを埋めようと
電話しても

より一層寂しくなるだけ

ただ君に逢いたくて

ただ君の声が聞きたい


そばに寄り添って

時に抱きしめて欲しい

きっとこれは私のエゴだから

君には言えない想い…


君に重いと思われまいと

強がる自分に疲れたりもするけど

君の笑顔が好きだから

君の優しさが愛おしいから

君の負担にはなりたくないから

私は言わない


君に寄り添っていて欲しいけど
君に寄りかかりたくはないんだ私

2009/10/11 (Sun)

[9] あお
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冷たい風が吹き始め

葉が色付き

少しずつ落ちゆく季節になりました


去年より少しばかり背が伸びた木々は

やがて暖かな風と共に

大きく手を広げるように
葉をつけるのでしょう



僕も一つ歳を重ねました


木々の様に
大きく手を広げ
根を張って
生きていきたい


空っ風に吹かれても

落とす葉が無くなっても
また青々と輝く時が来るんだから

その時まで
耐え忍ぶ日々が続いても

青き日を待ち続け
歩き続けたい

2009/10/30 (Fri)

[10] 君にありがとう。
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休日のよく晴れた秋空

なんとなく街へ出た

昼夜問わず人でごった返す街へ出た


一人で居ることが嫌だった
何か怖くて
凄く寂しくて

人混みに紛れれば
そんな気持ちも紛れるかなって
外へ出た



一人で歩く街
一人で見る風景
一人で食べるごはん



怖さも寂しさも
ただ増すだけだった



すごく辛くて
誰かの声が聞きたくて

気がついたら
遠く離れた君に電話してた


君の変わらない喋り方は
君の変わらない笑い声で

いつもと同じ様な話は
いつもと同じ様な結末で


冷めたスープみたいだった私の心は
君に温め直された

決して熱過ぎず
決して冷たくない
ちょうどいい温かさに

2009/11/09 (Mon)
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