ホーム > 詩人の部屋 > 桃の路の部屋 > 投稿順表示

桃の路の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] カゴの中
詩人:桃の路 [投票][編集]

このカゴの中は決して窮屈じゃなかったのに。

鍵なんてかけなくてもどこにもいかなかったのに。

ほんの少しくれるエサでじゅうぶんだったのに。


でも、二羽の鳥を飼うのは大変だったでしょ?

2006/07/12 (Wed)

[2] 7月14日
詩人:桃の路 [投票][編集]

7年間の「ごめんね」って言葉は
君と私をまたつなぎ合わせてくれる言葉だったのに。


そんなにあやまらないで
中身が空っぽの私はその言葉も響かない。

そんなに泣かないで
中身が空っぽの私はその涙もただの水。

そんなに強く抱しめないで
中身が空っぽの私は痛みもわからない。


この日の「ごめんね」って言葉は
君と私の本当の最後を教えてくれた言葉になっちゃったね。

2006/07/21 (Fri)

- 詩人の部屋 -