ホーム > 詩人の部屋 > 緋子の部屋 > 投稿順表示

緋子の部屋  〜 投稿順表示 〜


[5] おんりぃみー。
詩人:緋子 [投票][編集]

 
 
触れられることが大嫌いな
いつも俯き気味の君
わたしにだけは
そのお腹をくすぐることも
許してくれたね
どうして前髪切らないの?
そんな風に笑えるのに
ああ、だけど
他の誰にも渡したくないな
もうすこし わたしにだけ
君の顔を見せて
 
 

2008/10/15 (Wed)

[6] 
詩人:緋子 [投票][編集]

素直になるのが
ちょっと怖くて
笑ってみたんだ


俯いて、
それでも溢れる暖かさを
抑えきれなかった

君が好き。

2008/10/17 (Fri)

[8] 平気だよ
詩人:緋子 [投票][編集]

 
顔を抱えて、
絞った笑顔



本当は、アナタに
気付いてほしかった。

2008/10/20 (Mon)

[12] 距離
詩人:緋子 [投票][編集]

その輝く笑顔が、
ニセモノだと信じたい


あたしは歪んでますか。

2008/12/14 (Sun)

[14] 温もり
詩人:緋子 [投票][編集]

 


手のひらよりも隠してた
ずっと冷たかった手の甲が
乾いた温もりを感じるとき


探り当てたような腕が
笑いかけるように絡まる

息は白くて顔は赤くて
剥き出しの頬は冷たくて
だけど今は

この腕の温度があれば
それでいいかな

2008/12/17 (Wed)

[15] 一人
詩人:緋子 [投票][編集]

 


泣くのは疲れるのに
思い出したくないのに



溢れ出すのはあなた

2008/12/21 (Sun)

[16] あたしはどこなの。
詩人:緋子 [投票][編集]

どうにかしたい
どうにもできない



強くなりたい
甘えていたい



愛されたい
愛していたい


愛することが、
許されるような人間に





なりたい。
でも

やっぱ、変われない。

2008/12/21 (Sun)

[18] 許しを頂戴
詩人:緋子 [投票][編集]

 
誰にも迷惑かけないから。
わがままはもう言わないから。
約束するから。



だから、
許しをください。




あたしそれがなきゃもう何をしても駄目になるの
苦しさから逃れても、
罪悪感を感じて
耐えようとするほどに、
苦しさは余計に募る
我慢なんて出来ないよ
だけど色んな顔が浮かび上がる

悲しい顔
呆れた顔
嘆く顔
怒鳴る顔




逃げ場が、ないんです

愛は、窮屈なんです
こんなにも




ごめんね。
弱くて。
ごめんなさい。
我が儘で。




たったひとつ、
"許し"を私に下さい。


それだけで、きっと今よりは
ずっとずっと楽になれるはずなのに。

2009/01/04 (Sun)

[19] ふと
詩人:緋子 [投票][編集]

 

『好きだから』。


その理由を、意味を考えるだけで
涙が出てくる


何を保証に、
何を根拠に、
どうしてそこへ辿り着くのか




変わってく君を、
変わらない君を、
見てるだけで幸せなのだ。

2009/01/25 (Sun)

[20] 埋めて、掘って
詩人:緋子 [投票][編集]

 
あなたの足跡を
少しずつ埋めていった


不確かな、
けれど確かにそこに在る
雪道の足跡みたいに
あなたのいた形跡が
なぜだかあったかくて

涙がこぼれた、


頑張って掘り返して
あなたの足跡を埋めた
周りは私が掘った穴ばかり
傷だらけの胸みたいに
思い出を覆うたびに
痛いほど感情がぶり返す




忘れられない
忘れられない
穴が空く

あなたの足跡を埋めるたびに

2009/04/03 (Fri)
34件中 (1-10) [ 1 2 3 4
- 詩人の部屋 -