ホーム > 詩人の部屋 > 涼の部屋 > 投稿順表示

涼の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 飛翔
詩人: [投票][編集]

雨に翼を濡らしながら
曇り空を割って飛び立つ
そんなことはしなくていい

暖かな日差しに包まれて
穏やかな風に後押しされながら
清新な空気を胸一杯に吸い込めばいい

君が立ち上がったら
そっと背中を押すから
羽ばたいてみて

君は一人じゃないよ

2003/02/28 (Fri)

[2] 手を取り合って
詩人: [投票][編集]

どうか孤独を怖がらないで
それはただ
あなたの道をあなたの足で歩んで行くということだから
寂しかったら誰かと手を取り合って進めばいい
自らの足音と影を友にしないで

2003/03/01 (Sat)

[3] 何故
詩人: [投票][編集]

梅の花が咲き始め
少しずつ春の訪れを感じてきたせいか
気になる子ができてしまった

話すと少し胸が踊るような感じがする
なのに
つい口では強がったことを言ってしまう

なんでだろう

・・・本当は・・・

2003/03/03 (Mon)

[4] 赤と黒
詩人: [投票][編集]

赤い太陽が地平線へと消えて行く
黒い夜の闇が姿を現し始める

二つの色が混ざり合い
黄昏の夕焼けができあがる

そして僕も
赤い血の中に黒い何かを隠している

情熱の赤と罪悪の黒が作ったこの心の色は
君にの目にはどう写っているんだろう

―黄昏の光の中で―

2003/03/03 (Mon)

[5] Liar
詩人: [投票][編集]

「煙草吸ってれば幸せ」
「酒飲んでれば幸せ」

「ヤッてれば幸せ」

嘘だね

強がりばかり言いやがって

格好ばかりつけやがって

ばればれだよ

本当は愛されたいくせに

本当は愛したいくせに

・・・だって・・・

俺もそうだから

2003/03/03 (Mon)

[6] G&T
詩人: [投票][編集]

僕が誰かの手を握ろうとするのは

誰かに握り返して欲しいからだとしたら

その温もりまでが嘘になってしまう

そう思っているのでしょうか

2003/03/04 (Tue)

[7] 天地
詩人: [投票][編集]

太陽の赤い輝きに偽りを感じるなら
空の澄んだ青さを

舞い踊る桜吹雪の散り際に涙するなら
春を呼ぶ安らかな梅の香りを

そして

天国への階段が見付からないと嘆くのなら
大地の幸福を・・・

2003/03/04 (Tue)

[8] 俺の言い分
詩人: [投票][編集]

お前との間に

壁があり過ぎるようで

ただ怖かった

分からなかったのか?

馬鹿

2003/03/07 (Fri)

[9] 何故か・・・
詩人: [投票][編集]

明日の朝焼けは

少し眩しいくらいで

明日の夕焼けは

きっと鮮やかだろう

そんな気がした

2003/03/12 (Wed)

[10] ランナー
詩人: [投票][編集]

周りの足音と

時計の針の音と

そして

僕の胸の鼓動と

付き合いながら

2003/03/20 (Thu)

- 詩人の部屋 -