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慎也の部屋  〜 投稿順表示 〜


[4] みち。
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辛くて 誰にも 話せなかったこと

我慢していること

ビクビクしながら歩いたこと

振り払ったはずの孤独が迫ったこと

無駄に焦ったこと

苛立たせたこと

叫んだこと

楽な気持ちになったこと



「泣けば 届くのでしょうか」


「涙は あなたからは 見えるのでしょうか」


「いつも 何かを 睨み付けたような 眼の悪さは 治らないのでしょうか」


「小さな部屋でしか 叫ぶことしか 出来ないのでしょうか」


「君の眼に僕はどう うつるのでしょうか」


「どうすれば 確かめられるのでしょうか」


「何を すれば よろしいのでしょうか」




これだけの 人間の 手を 拒んで きたんです
まさに拍手モン。


いったい今 誰が。


具体的に何人の人が。

「何人の人が側に居るというのだろうか」





 どうすれば あなたみたいに 愛されるのでしょうか

2010/02/08 (Mon)

[5] 世界の終わり
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いつでも不安定


シーソーの上


宇宙を想像


だれかがぼくを

よんでいる


ぼくの声、

声、声、声、  


ぼくの声はどこまで行き届いたの



心像のRYTHEM



暗い中の 静けさと 優しさ又は

切なさ 刹那さ


こうやって不安な夜に


枕を逆側に置くのは


たぶん


ぼくの  クセ


小さな一角

ちいさな物語

ぼくだけの

2010/10/05 (Tue)

[41] キセキ
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ねむる前に天井をみる


ほら、望んでいた時間の始まりなんだ


右手と左手が繋いだ


影と影も繋いだ




ねむる前に胸にそっと手をあててみる

ドキドキが伝わる


一秒をこの心像が創りだしている

一秒という名の場を




視る
  聴く
    嗅ぐ

かみしめる
     ふみしめる。








2010/02/25 (Thu)

[43] morning
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窓一面を通り過ぎた雲


その物語が終って


青い空

柔らかな風が吹き通って追って



風と共に翔んでった

虹の頂
虹の滑り台
滑り墜ちたら



パラシュートで

さっきの雲のように

ゆっくり流れて行った



青い空の中

幸せな瞼の裏の物語


ひとつの物語が終って

こすった目で窓を観る

ひとつの雲が僕の窓に浮いていた

動いていた






2010/03/07 (Sun)

[56] ロボット革命
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翠の龍の如く正しく泛ぶ
オーロラの棚引く夜

闇に吹き荒れる疾風の如く躍り出た赤い鷹
鷲掴みにしたのなら
そこでエレキテルは暴れだす
生み出たものスベテ
真実に変わり果てる
そう虚構さえもスベテ

うそは無論
真実さえもスベテ
闇に惹かれそして
迷い込んで来る
故に美化された過去は騙りだす

蠢く血汐を例にあげると自ずと見えてくる

世界を疑うその心
それを奪おうとする鷹の爪
それが最期の妙薬だった事
そんな事も知らず
毒薬だと勘違い

今日も明日も笑い焦がして誤魔化す

他の心臓を濫用する程の
愚かな技量をも持たず
己を動かすのは自分だけではないと謂う

此処まであがって来れたなら

ようやく病院の中だったという事実に気付けたのではなかろうか

もしもその境地に達しているのならば問題はない

心配無用そのうちにエレキテルの音色は変貌を遂げる

その内に昇降機のスイッチ斬って墜とせばいいってだけの話だ

曖昧な心理を信じる事なく済む

完璧な人生を歩む事なく棲む


2010/03/29 (Mon)

[57] 
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朝は髪型が決まらない



夜はお腹が空く



だけど



暖をとって



こころはイメージでいっぱい







地球はいつでも、時と仲良し


僕の手はいつでも、君の胸の上


孤独の呼吸に触れて





僕は涙零しながら








静けさを子守唄に眠った






2011/01/13 (Thu)

[60] ジェスチャー
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そんな、今にも涙が溢れそうな顔して

いったい誰を待っているのだい?


声が聴こえているのなら、返事してよ


聴こえていないのなら、見ていてよ



2010/04/18 (Sun)

[61] 太陽のにほい
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鼓動が孤独に聴こえただけだよ

鼓動が孤独に聴こえただけだよ



君の歩いてきた道に


足跡はないね


帰るべき場所は、後ろにはないね


ちゃんと、前にあるよ
ちゃんと、歩いてきた青空の下にあるよ

君の道はぬかるんでなんか、いないよ


一呼吸したその瞬間の鼓動が、


ただの孤独に聴こえただけのことよ


大きく呼吸した君の顔が見れた僕ならきっと、


幸せだよな



幸せだからきっと、


生きたいって、思えるんだな、


2010/04/05 (Mon)

[62] 我、人を想う
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こんなにも静かな街で


人は何をいつもせかせかと

動いているのだろうか

何を、しているのだろうか
私の知らない世界が
まだあるとでも云うのでしょうか


こんなにも静かな街で?


2010/04/04 (Sun)

[64] 公園
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野原に聳え立つユグドラシルに凭れると、
春の香りが心を包んだんだよ

午前2時の星たちは
夜の歌声を聴いてくれたんだよ

眠れない夜に
眠らない星たちは
聴いてくれたんだよ


お返しにって
星の雫がおちる音をくれたんだ


今にも聴こえて居なくなってしまいそうな小さな

小さなオンプだよね
これ、拾ったんだよ
ちゃんとこれ、宛先が描いてあって
僕宛てにって

生まれて初めてのプレゼントが
あんな遠いところからなんて
夢にも思わなかったな、




晴れている空の下


アルペジオはあなたを包んだかな…



また歌ってあげたいよ…



2011/01/13 (Thu)
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