太陽と月が在る限り
おれは傷みに苦笑する
影踏みをしよう
動けないのは踏んだ方で
黒の冷たさに凍り付く
太陽と月が在る限り

幸せなフリした君らは幸せで
不幸せなフリしたおれは不幸せ

愛、愛、愛と呟き続けなければならない幸せと何不自由無い不幸せ

笑うしかない幸せと笑えない不幸せ


わからない幸せと
わかってもらえない不幸せ

幸か不幸かみんな生まれた

軽々しく愛という言葉に頼るから
心泣き愛を信じることができない


例え本当の愛がそこにあれど
騙されまいと傷つけ傷つくはずさ

愛してる、は口だけで言えてしまうだけに
この世は愛に溢れているのだろう

嗚々幸せだななんて二酸化炭素を吐く

止まない雨はない。
晴れも長くは続かない

明けない夜はない。
暮れない太陽もない

おれは酸性雨に打たれて
傘もない

もっともっと鼓膜に打ちつけてほしい
鳴り止むなEMINEM
トラックとトラックの間に怒鳴り声なんか聞こえないように

何が愛だ
永遠だと喜んだ後は
その後は、


愛してくれてもいい
だけど目の前の現実が物語る

チャイコフスキー
見仰いだ空
悲は一点の晴れ間もない夕刻

自殺に追い込んだ教師？
いじめた生徒？
他人のせいにするご両親？
見てみぬフリの周囲？
悪いのが誰か、ものごとを多面的に見れない僕らが誰を救える

馬鹿らしい