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秋庭 朔の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] Bass Drums
詩人:秋庭 朔 [投票][編集]


想いに羽根が生えて

君へフワリと降りた。

ん? って、

何気に顔をあげた君と

視線が合った。

ドン・ドン…ド・ドン…

突然鳴り出した、

胸のバスドラ。



始まった…何か。

2007/11/28 (Wed)

[2] カンパリ
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いきなり

好きなんだけど…

って言ったら

カウンターの隣りで

え!って顔が

こっち見た。




たぶん…。

て笑うと


多分って…

とあっちも笑った。


じゃ、言い直すよ。


え…?


好きなんだけど…
…過分。

2007/11/28 (Wed)

[3] Love-Seeds
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それが

どんな花を咲かせ

どんな実を結ぶのか

まったく知らない。


もっと判らないのは

その種を

誰にもらったかだ。


それでも

陽の当たる場所に

置いて

水をあげなきゃ

いけない事くらいは

知ってる。

2007/11/25 (Sun)

[4] 氷の女
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僕の温度が高い間は

君の態度も冷たくなる事
はない。

1度ヘソを曲げると

僕の下らない冗句は

君の機嫌をとるどころか

表層を上滑りにコケて

君を更に硬化させる。



すべて流してくれよ、
水に。


ホラね、
やっぱりウケない…。

2007/11/27 (Tue)

[5] 想い出フォルダ
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女は
惜しみなく捨て
決して後ろを
振り返らない

男は
惜しみながら捨て
すぐに拾いに
行きたがる

2007/11/27 (Tue)

[6] 最終兵器
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女子は複雑にズルい
弱いふりしてちゃんと
泣くツボを心得てる。

男子は単純にモロい
強がってもかんたんに
泣きドコロを突かれる。

2007/11/27 (Tue)

[7] 君の味方
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世界中の

30数億もの男達を

すべて敵に回しても

僕は君の味方になる。



だって…

女は敵に回すと
コワいもん。

2007/12/05 (Wed)

[8] び、微妙…
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「可愛いから許す」と

「怖いからゆする」は

なんか似てるけど、意味

が全然違う。


しかし、


可愛い君が僕をゆすり、

怖い君が僕を許すことも

たまにはある。

2007/11/28 (Wed)

[9] あなたを笑かしたくて
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澱んだ池で
お口をパキパク。

新鮮な空気を
欲しがりながら
綺麗すぎる水の中では
生きてけない。

そこ以外にない、
狭苦しい世界で
呼吸困難の青息吐息。

笑えない現実に
心底笑わなくても
あははと
明るく開いた語感
発してれば、
気持ちはあとから、
付いて来る。

逃げ出せないなら
笑ったもん勝ち。
笑い方忘れたなら、
なんぼでも
笑われたるから、

いま笑え
すぐ笑え

憂鬱なムードは
木端ミジンコ。

2007/11/28 (Wed)

[12] ぴったり
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ふたりでも

ひとりが

深くなるなら

ひとりでいい


ひとりより

ふたりで

一つならば

あなたがいい




ひとり…

ふたり…

ぴったり

2007/11/30 (Fri)
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