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如月蒼雪の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 秋花夜想
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あなた…
いつも
しあわせでした
てのなかの
るびーをぬらし

2005/11/08 (Tue)

[2] 眠ル人
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目覚めを拒み
苦しみから放たれ
静かに眠ル人
あなたの孫であるを
誇りに思う
ありがとう
さようなら

2005/11/08 (Tue)

[4] 赤髪
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貴方の音に

狂った音に

貴方の言葉に

壊れた言葉に

貴方の色に

戦慄の色に

私は救われました

2005/11/08 (Tue)

[6] 曇天
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最後まで

あなたは強かった

微笑んで

さようなら

曇天は無情で

あなたの頬を

雨が伝う

2005/11/09 (Wed)

[7] 尻尾
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貴方には
わたしにしか
見えない
尾がある
嘘をつくと跳ねる癖
笑うときに振る癖
いつも見ている
いつも

わたしにしか
見えないから

I see tail

2005/11/10 (Thu)

[8] 
詩人:如月蒼雪 [投票][編集]

とどかぬと

しっているから

わたしは

きょうも

詩をよむ

2005/11/11 (Fri)

[9] 
詩人:如月蒼雪 [投票][編集]

期待に応えられないから

私には居場所がないのです
あなたが見ていた未来も

わたしが見ていた未来も

幻にすぎなかったのです

あなたの価値観から

解放された私

これも幻でしょうか

2005/11/14 (Mon)

[10] 右手
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幼いころ
あなたの顔色を
いつも伺って
子供を演じておりました

変わることなく
今もあなたの舞台で
震え 口を紡ぎ
私は演じております

いつ振り上げるのか
その右手に怯えながら
私は演じております

2005/11/14 (Mon)

[11] 百鬼夜行
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誰に好かれるもなく
誰に嫌われるもなく

嘘つきの
もう一人の「わたし」が
私になるでしょう

孤独を怖れて
私を
「わたし」に任せて
私はまた独りに

私が消えれば
私の為に泣いてくれますか
百鬼夜行の私を
嫌ってくれますか

2006/01/07 (Sat)

[12] 隠れんぼ
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昔昔
家の中
隠れんぼを
しましたね

幼いわたし
必死に必死に
息を潜めました

あの日のわたし
今もここに
あなたの傍ら
もう
見つけられない
隠れんぼ

2005/11/26 (Sat)
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