雲のつるぎ 山を真っ二つ
真っ赤な魂が 乱反射している
今日も同じ夜 新しい風が吹く
ひとりきり 今日も同じ夜

明日に用がある 僕らじゃいられない
明日に用がある 僕らじゃいられない


大人を語るなら 極端だなんて逃げるな
約束はできない 守れない僕らには
ほとんど真っ暗の 地球の夜にだって
月があり 光るものが


明日に用がある 僕らじゃいられない
明日に用がある 僕らじゃいられない

明日に用がある 僕らじゃいられない
明日に用がある 僕らじゃいられない


長い道じゃなけりゃ 楽な道じゃない
雲のつるぎ 山を真っ二つ
真っ赤な夕焼け 乱反射している
約束はできない 守れない僕らには
シャッターは下ろさない 忘れることもない

明日に用がある 僕らじゃいられない
明日に用がある 僕らじゃいられない


フィルムを飾るんだ 夏の夕焼けを
昨日を続けてる 僕らじゃいられない

荒くれ者のマーキー兄弟
真っ赤な顔して バーボンの飲み比べ
シドは弱虫さ 取り巻き居場所はないし
憎まれ者に なりたいわけじゃない
街は離れない 怖いのは嫌だ

銃なら持ってるぜ 自由になる為の
真夜中この街の 寝込みを一発で




俺はこの街の タクシードライバー
トラヴィス 能無しトラヴィスだ
街のコトで なにか知りたければ
俺がこたえるぜ 知らないコトはない
俺はタクシードライバー 隣町からあの世をこなす


行き先があるなら パスポートはいらない
真夜中この街の 寝込みを駆け抜ける


銃なら持ってるぜ 自由になる為の
世界中の景色も 一発で消えるヤツ
銃なら持ってるぜ 自由になる為の
世界中のテレビも 一発で消えるヤツ

銃なら持ってるぜ 自由になる為の
世界中の恋が 一発で終わるヤツ
銃なら持ってるぜ 自由になる為の

銃なら持ってるぜ 自由になる為の

包まれた夕暮れ 海の駐車場

潮風と戯れる 誰かさんの浮輪

ヒリヒリするもんで 今夜は水浴びさ


田舎のテレビだし くだらないけれど

ニュースでも見ながら ビール飲もうよ

飼い犬の体調も 戻らないっていうのに

今日もくだらない ケンカは続いたまま

望んでるのは けして僕じゃない

君でもないんじゃ 今回もまた

口じゃ敵わない 暴力ふるえない

僕の気持ちも わかってほしい

今朝も家を出るまで 喋らないまま

ぼくらも大人になったもんだ





雑誌読んでても 邪魔はするし

たまにはひとりにして なんてゆうし

すぐ怒るのに 謝らないし

どうすりゃイイの もう週末だ

外での食事も たまにはいいけれど







馴れ合いはイヤだよ 僕も同じだよ

でも今夜ばかりは 男と女だよ

やるコトやる事は そりゃもううけあいね

買って帰るモノも 忘れてないけれど

ポチの体調は まだ悪いなあ

僕は砂漠を歩いてる 誰より海を愛してる
僕は砂漠を歩いてる 揺れる陽炎揺れぬ影

俺は砂漠を歩いてる 誰より水を求めてる
俺は砂漠を歩いてる 揺れる陽炎揺れぬ影

語り尽くされたこんな時代には
愛さえあればいい 恋をする為に

お日様も知らないよ 乾いた旅の人
人魚を探してる 真昼の風来坊

最後の誓いにも いよいよ飽きが来れば
笑って誤魔化してなかったことにする
この世の不自由で 誰より得するぜ
木作りのステッキで世界を渡るんだ

お日様も知らないよ 乾いた旅の人
人魚を探してる 真昼の風来坊

語り尽くされたこんな時代には
愛さえあればいい 恋をするだけの
この世の不自由で誰より損してる
炎のステッキで氷河を歩いてく

お日様の気の毒さ 乾いた旅の人
人魚を見つけたよ 真昼の風来坊

お日様の気の毒さ 乾いた旅の人
人魚を見つけたよ 真昼の風来坊

一生を賭けても 守り通せない


明日があるなんて 誰にもわからない

誰かが欲しがる 永遠のかがやき

昼間の帰り道 ずいぶん前に見た

青い空 まだ青い


人生にはどうやら シナリオがあるんだな


もがいたところで 変えられるものじゃない

真っ黒な手帳の 予定は自由だけ