紙で作った箱をビリビリに破いたとき
それはゴミになった

私もそうなのだろう
大事にしてきた脆い心をビリビリに破かれたとき
私もゴミになったんだ

小さい頃になりたかったもの
誰より無敵で 誰より優しい

目指していたんだ そんなヒーロー

だけど違った
今やっとわかった

ヒーローは強かったから
ヒーローだったんじゃないこと

強く優しくありたい心が
負けない心がヒーローだったこと

ならいつか
今じゃなくてもいつかきっと

僕もヒーローみたいになれるかな

誰かのヒーローになれるかな

ここから先はどうなっているんだろう
この道は何叉路の道なんだろう

わからない
わからない

そんな時は悩んでいい
迷って迷って止まっていい

ダメなら戻ってみてもいい

悩んで迷って生きた分だけ
知らない道が見えてきて
行きたい道が増えてきて
可能性が見えてきて

歩ける道が見つかるからね
だからいつでも迷って歩こう
悩んだ分だけ見つけて行こう

いつか君が言った言葉
今の僕にお似合いな言葉
「1枚の葉が傷つくことで、四つ葉のクローバーってできるんだよ」

今はそれを信じたい
傷ついた今日を癒す四つ葉が生まれることを
君に言えなかった僕に新しい誰かが現れるのを


いつか君が言った言葉
「四つ葉には『誠実、愛情、希望、幸運』って意味があるんだって」

僕が選んだ道が誠実なら
愛情と希望は二人に送るよ
いつか幸運が出会いを呼んでくれるように

だからどうか先に紡いでいて
クローバーの由来のようなC-LOVE-R

君が言ってたCreat-LOVE-Ring(創られし愛の輪)

いつも一緒の僕と二人
何をするにも一緒だったけど
僕は気づいてた

僕はあの子が好きで
あいつもあの子が好きだった

傷つくのが怖いから
失うことが怖いから

僕は自分を偽った


どうかどうか幸せに…
僕の流した涙の分まで幸せに…

私の言葉はどこまで届くのだろう
私の言葉は誰に届くのだろう

いつも綴った言葉達は
私の感情であり
私の幻想であり
私の現実(リアル)だ

受け取った人はどう思ったのだろう
届いた言葉はどう残ったのだろう

それはわからないけれど
私はまた、言葉に向かいあう


無理に考えなくてもいいかもしれない

私の言葉は 届いた時に
もう誰かの言葉になってるのだから…

今日という日も終わりを告げ
人々の活動も休息を迎える中

私は舞台に残り
一人物思いに耽る

私はいつまでここにいるのだろう
あの人は今、どうしているだろう

月と星は夢を運ぶと言うが
あの人も夢を見ているのだろうか
幸せな夢を見ているだろうか


私も夢を見れるだろうか
いつになったら見られるだろうか


紡ぐ言葉を聞く者はない中で
誰もいない舞台に残り続ける
インソムニアの夜は終わらない

子供みたいないたずらっぽい笑顔
好きなものをキラキラ見る瞳

パワフルで天真爛漫な君は
まるで新緑の風のように
私に元気と笑顔をくれるね

落ち込む時も
嬉しい時も

すぐそこに小さな君
私よりも小さくて
誰よりも大きな君の存在


私を振り回すところも
私に見せる弱さも

全部全部ひっくるめて
君のことが 大好きだよ

一事にひたすら悩む時
惨事ばかりの世界に落ち込む時

そんな時 にじを見る

にじはとても綺麗で
きらきらと明るくて

いつも私を励ましてくれる

よし もう少しやってみよう
よし 今から頑張ってみよう


にじには届かないけど
賛辞には届くかもだから…

皐月の雨　しとしと
流れる時間　relaxation

静かに流れる時　さらさら
悩み続けるのは　arolition

雨どい伝う音　タタンタン
自然のリズム　appreciation

雨上がりの気持ち　しゃらしゃら
洗い流されて気づく　affection

七色の空　きらきら
今なら言える　confession