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日月子の部屋  〜 新着順表示 〜


[35] プラネタリウム
詩人:日月子 [投票][編集]

自分で組み立てた
一万個の星空
部屋じゅうに撒き散らし
寝ころがる

ざらりとした光の
点々の沢山を
星空と認識する
生命のしくみよ


オリオンなら簡単
蠍座はちょっと大変
ほら と
何故 貴方の声
今 よみがえる


忘れていた

知らなかった


この温かな涙の存在



ちいさな部屋に
撒き散らした

無数の光の粒を
星空
と想う


私の
小さな宇宙にも


識らず
貴方の星が

存在していた



識らず
未だ

存在している



2008/06/03 (Tue)

[33] bRASH"
詩人:日月子 [投票][編集]

いつだって僕らが
思い描くのは
荒唐無稽な恋の夢


青い空のblanket
裸足で
蹴り上げる


偉大なる先人たちの

夢のありかに指を伸ばそう

心奪われるその手触り
掴みかけてまた詞を書こう

I so bRASH"

ぬるいゼリーな日常
自分の得物で夢を切り出す


Why U so bRASH"?

大人になれと
人は言うけど


止まらないスライド

上がり続けるテンション

手を差し出して今

世界中が恋人


Oh I so bRASH"

分かってるだろ

タダノオンガク

それこそが全て

It goes on...

2008/07/30 (Wed)

[32] winterain
詩人:日月子 [投票][編集]

冬の雨の音

空気中の
けがれや雑音

全部
吸い取ってくれる


今何て静か



目を閉じて

私の頭の中にも
降って


あなたへのもの以外

全て吸い取って


光る銀の糸の
他にはなにも


後は
濃い暗闇だけに

しちゃって
下されば


今宵
よく眠れるのに

2006/03/01 (Wed)

[31] 日と月の物語
詩人:日月子 [投票][編集]

月曜の朝やけを
二人で独占


"おやすみ"と
"おはよう"を
重ねあわせて

眩しい目を擦り
夢とまどろみを
貴方に手渡し


前髪が愛しい


疲弊したテンションから
ぽろぽろ零れだす

剥き出しの
愛の言葉に

静かにパニック

なんて
物騒な目覚まし


さ迷う指先
貴方の意識は
眠りの岸辺へ

呟きが
途切れたら


しっかりと
引き継いで
立ち上がり

地球を廻しはじめる

2006/03/01 (Wed)

[30] Re;2005年 (Rioへ)
詩人:日月子 [投票][編集]

もう厭んなるくらい
つかれはて

それでもこんな
コイをした


ハダカの自分が
怖いから

ゴツめのアクセを
ジャラリと捲いて

風を蹴るよに
あるきだす



"どうして?"

ハテナは
渦巻くけど


寝たら
いっとき忘れる



"ヤバいな…"

立ち止まって
震えるけど


ステキな夕焼けに
また歩かされる



大きく
風を
吸い込めば

この詩の
浮力になるさ


沈んでも

何度も

浮き上がろう


縮んでも

何度も

飛び上がろう



あの

ふたえの RAINBOW

めがけて

2006/10/25 (Wed)

[29] journey:001
詩人:日月子 [投票][編集]

心が
すこしの風をうけて


その風を
うけ流すことなく


帆が
風をはらんで



持っていく荷物は
少なめに


ちいさな探険にでる



こんな
晴れた日だから


ひさびさに
カメラと


ノートと


好きな歌を
たずさえて




なにごとも
なりゆきや


いきあたり
ばったりじゃ


ちょっと
出掛けることも
できなくて


それで
昼下がりの


はんぱな時間に
なっちゃうけど




心が

風をはらんで


心の

向くほうに



追い風が

鳴るほうに



すすんでいきたい

2005/04/25 (Mon)

[28] こんなところにも恋は落ちている
詩人:日月子 [投票][編集]

泣き笑いに
疲れて


イジけて
うつむいてたら


こんなところに
恋が落ちていた



片目つぶって
通り過ぎれる速さ
だったけど


拾いあげて
抱き締めて
キスしてしまったから

もう
あとには戻れない



一挙一投足
イチイチ
反応して


君にはまってく



波打ち際 出会った
宝物みたいに



こんなところにも
恋は
落ちている

2005/04/25 (Mon)

[27] 夜の音
詩人:日月子 [投票][編集]


ざああ と
外が鳴っている

雨の音か 風の音
或は風で
木の葉がこすれる音


心が静かでやさしい時

音は
くっきりとそこに泌む


もういいんだよと
ゆわれた気がした


許された気がした



後悔の涙を
飽くまで流して

心をクレンズしなさい


涙は悪いことではない

泣くのは
間違っていない



背中に
その支えがあるかぎり


心に
その血が流れるかぎり


あなたは

温かくいられるのだから

また燃やせるのだから



ざああ と
外が鳴っている



風の音か 水の音

2005/03/27 (Sun)

[25] シンパシー
詩人:日月子 [投票][編集]



ねえ
私達


お互いの部屋の

ベッドと壁の隙間に

魔法の抜け穴を作って

いつでも会えたら

いいね


そうしたらいつでも

さびしくないでしょ



双児の胎児のように

狭い空間で二人


クスクス笑いあって

ただよっていられる




一人でも

生きられるのに


二人だとどうして

こんなに
暖かいんだろう


そこに
生きる意味が生まれる

そこに
生きる意味を感じる

2005/03/19 (Sat)

[24] LET'S PLAY
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U JUGGLE
U SLIDE

But you'll never win the game

Cause here I am
Gonna beat you in your own game

Let's play

I'll take the rules

Rules that you've never be taught before

Comes to SMASH U
    CRUSH U

A thrilling ride of the first experience

Come to me,Babe


Cause I'm up to the game

2008/07/29 (Tue)
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