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うぃずだむ.の部屋  〜 新着順表示 〜


[3] 冬の夜
詩人:うぃずだむ. [投票][編集]

晴れたある冬の夜
近くのコンビニまで行ってみる
用事なんか特になくて
なんとなくヒマになったから

空気が
ピンと張り詰めて
背中には
蒼い月の光がふりそそぐ

今この世界には
僕しか存在してない気がする
周りでは物音一つせず
今動いてるのって
僕だけなんだろうね

どうやら僕は
静粛に取り残されたみたいだ


ぼんやりと考えながら歩いてたら
黒猫が一匹
僕の前に躍り出る

別に意味もないけど
そいつと目があって
お互いそらさないでいたら

猫はニャーと
か細くないた



冬の夜
白銀の世界には
眩しすぎるって悟ったように


…月が陰る…

2006/01/21 (Sat)

[2] 空の下。悲しい物語。
詩人:うぃずだむ. [投票][編集]

同じ方向を向いていた2人は
今では互いに背を向けあい
あんなに近かった2人の距離は
今では両手間隔

それでも
同じ空の下にいる

もう
同じ方向を見ることはなくても
もう
心を寄り添わせることはなくても

それでも
同じ空の下にいる

けれど
例えば街で偶然会っても
一言も話さず
2人ともうつむいたまま
すれ違い
その場をやりすごすんじゃないかな…?

互いに忘れることはないけれど
互いに語ることもないだろう


それはそれは
悲しい物語…

2006/01/21 (Sat)

[1] 「うそつき」。
詩人:うぃずだむ. [投票][編集]

「大切にする」。
そう言ってくれたのに。
「大好き」。
何度も言ってくれたのに。

結局、私のことなんてどうでもよかったんだね。

わかってる。
あなただけが
全部悪いんじゃないんだよね。

お互い同じくらい
良いところがあって
お互い同じくらい
悪いところがあったよね。

それでも
被害者意識が強いのかな…?

私はあなたを
「うそつき」と
言わずにはいられません。

2006/01/21 (Sat)

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