今日はあなたと私の記念日。

あの告白から二年が過ぎたね。

でも、あなたとの距離がひらいてくばかり・・

ねぇ、わたし何かした？

わたしのこと嫌いになった？

直すから、全部全部直すから・・・おねがいだから
嫌いにならないで・・・・


寒い冬の夜、もうすこしで記念日が終わっちゃう。

携帯の着信。画面を見てすぐ、家を出た。


彼が持っていたのは・・・・



胡蝶蘭だった・・・・

　

冬の朝

誰かに起こされ目を開けて

そこにいるのは誰なんだ？

よく見えない


なんで？

何で？よく見えない？


これは夢？



　

ひとの手は
　　　　
　　　　ふたつあるのにね

ほんとうに大切なものは



　　　　ひとつしかないんだよ

いつかはいなくなるあの人


今じゃなくてもいつかはいなくなる


遠い遠い話に聞こえるけど

本当はとっても近いんだと
聞こえてくる


あの人はどうかな・・・

私があなたのそばにいられなくなったら

あの人はどうするのかな


ずっと私を想い続けてくれるかな



わたしはずっと、ずっと・・・・



想い続けるからね



『愛してる』っと



願わくは、あなたのそばで


ずっと笑っていられますように

どうしてかな

どうして自分を偽ってしまうのかな

どうして本当のことが言えないのかな


どうして人に壁をつくってしまうのかな




どうしてかな

今日は七夕

自分の願いを竹の笹に

こめた思いが空に舞い上がり


きっと叶うだろうと

天の川