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レモン汁の部屋  〜 新着順表示 〜


[9] 未灰の童話
詩人:レモン汁 [投票][編集]

あぁ 灰かぶりの少女よ
盲目の少女よ

わかったんだね
誰が王子だったのか



私は魔法使い
願いを現実に近づける者



だけど、時は時にして残酷
時計の針は進みすぎた
早く進みすぎてしまった



いくら馬車を走らせても

君を彼の王子のもとへ送る願いは 叶えられない




彼は行ってしまった
舞踏会に


もう戻ることはないだろう



人々は彼を英雄と歌い、
王子は自らの意志で踊る

灰が空から消える頃に
血の匂いとともに散ると知りながら





灰かぶりよ
これは悲劇だと思うか?


灰かぶりよ
これは運命だと思うか?




シンデレラよ


泣かないでおくれ




王子は
ガラスの靴がなくとも



君を愛していたんだよ

2010/11/19 (Fri)

[7] ストーカー
詩人:レモン汁 [投票][編集]

愛は追うもの

心の何かが欠けた僕には理解できない


愛はおおうもの


2010/11/19 (Fri)

[6] stalk 忍び寄る
詩人:レモン汁 [投票][編集]

美しい非日常

そのためだけに

僕は貴女を求めているのか


見つめ合ったことなど無い時間


生まれつき人間不信で
執念深くて
疑うことで生きてきた

周りは連絡がマメで
粘り強くて
仕事が出来るエリートだと思っている

擬態しているおかげで

僕がストーカーだなんて気づいていない



貴女を僕は見ている
貴女を僕は愛してる

貴女は知らないだろうね


知らないままでいて欲しいだってそうでしょ?


獲物に気配で気付かれちゃ

狩りにならないもの



いいんだよ 突き放して

突き放して突き放して突き放して拒絶して?

拒絶して拒絶して拒絶して否定して否定してよ



貴女が反応するたびに

日常が刺激的になり
非日常が僕に生きる渇望をくれる

追うことが愛
受け止める愛は終わりがあるから嫌なんだ


だから貴女は僕なんかに振り返ってくれなくてもいい

それで幸せなんだ
寂しくないよ


純情とストーカーの違いは
見返りを求めているか否か

僕は前者

そう、僕は前者さ




貴女を愛で続けて
どれほど経ったのだろう



僕の習慣的な狩りは止められないし悲しいほど続く

それでも今の狩りが終わるその時まで



僕は貴女を愛しているよ

2010/11/19 (Fri)

[5] Winter Jam
詩人:レモン汁 [投票][編集]

白く淀む 冬の空

雪結晶が墜ちるのは
Snowflake Drops

15 second


深い闇夜に 瞬く星が
寒さを止まらせたの?
Starry Night

An... 6 Hour


お願いよ
もっと 降り積もって

あぁ…こんなこと
考えてちゃいけないのは分かってる



でも
貴方がもし目を覚ましたら隣にいるのは
私じゃなくなるわ

一緒にいられるのは
この最後の冬夜だけだから



PM18:00 A Matter


スキー事故

Ledy And Man Drops
貴方には
大切な女性がいたのに

私をかばってしまった
これは 雪の悪戯?


貴方の生きていた
暖かい血も
白に塗り潰されて




私はひとり




お願いよ
もっと 降り積もって

貴方と私が
白にくるまれて
隠れてしまうくらいに


お願いよ



Snowflake Drops
15 second

Starry Night
6 Hour


貴方の鼓動 止まってから
Heart-Lung Death
0 minute


私の想い 凍ってから
So Long Time...
I Don't Know

まるで心が Winter Jam






溶けてゆく…
凍ってゆく…



誰も知らない 吹雪の中





My Heart... Winter Jam

2009/05/03 (Sun)

[3] 海老<海<彼女
詩人:レモン汁 [投票][編集]


海に流れる小さな俺と

海を余すことなく
動かす貴女

住む世界がちがうとか、
そんな下らない事言わせるものか!

もとは同じ、
深いところから
生まれてきたのに

わかってるんだ

彼女には
どうやったって
敵わないこと

貴女の海に抱かれて

苦しくて…
愛しくて…


でも気付かない
気付いてもつれない

こんなにも
跳ねているのに!


ああ
貴女の海にほだされて

どうにかなって
しまいそう




船の甲板に立つ貴女は
いつも海を 見つめてる

海のどんな野郎でも
彼女の海は泳げない

溺れてしまう 俺は…

彼女の海で
生きる海老


女神に恋した海老は、
どうして女神に恋をした?
女神みたいな彼女に


住む世界がちがうとか、
そんなくだらない事
認めない!





敵わなくても、叶えたい


どうして彼女に恋をした?

2010/11/19 (Fri)

[2] 祭りの[ピエロ]
詩人:レモン汁 [投票][編集]


昔むかし祭りがあった

美しい街
古くて懐かしい街の祭り

誰もが楽しく踊るように
その「ピエロ」も踊っていたんだよ

楽しそうに



[少年]が僕
街の広場で目覚めた
左の瞳に眼帯をかけて

僕は記憶喪失症候群
[昔]の記憶を置いていった


「ピエロ」は街の誰よりも
ひとりぼっちで

一番のひとりぼっちは
僕だった


街にはヒトであふれてたよ確かにヒトであふれてたの
だけどそれらをヒトと呼べるかは分からなかった



色とりどりの 紙吹雪

雲ひとつないのに 白い空

一言も喋らないヒト達


笑い声は 聞こえない


いつ始まったのか
いつ終わるのか


[ピエロ]は一人で笑ってた

[僕]は[ピエロ]に近づいた



[ピエロ]は本当に変なやつでね、どの[ピエロ]よりも真っ白だった

白い衣装に
白い化粧の顔に
まっさらな心

記憶のない僕よりも純粋で
真っ白だった



僕は[ピエロ]に聞いてみた
「何でそんな可笑しいの?」


[ピエロ]は笑いながら
泣きながら
呆れながら

楽しそうに


こういった




「オカシイのは

私よりも



こんな狂った世界で
冷静でいられる


君の方さ」



2009/02/13 (Fri)

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