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夢の部屋  〜 新着順表示 〜


[17] 
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それは
自分が
自分でなくなる感じ

腐った果実が以前のそれと呼べないように
固有の名前がしっくりこない

都合が悪い言葉は偽善だと目を逸らし
人を貶めるために努力する

「人として間違ってる」
という感覚はない
ただ
「固有の存在として間違っている」
という想いだけが募り
やがて世界は腐り出す

それは羽化さえ儘ならない蜉蝣のように

2008/02/04 (Mon)

[16] 
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もしも世界に穢れがなければ
人はもっと自由になれる

もしもカラスが白い色だったら
もしもカモメが黒い色だったら
何が変わっただろうか
何が変わらなかっただろうか

もしも彼にお金があったなら
彼は罪人にならなかっただろうか

もしも彼女が飢えに苦しんでいたら
それでも彼女は名誉を得られただろうか

もしも「もしも」などと考えることが無駄であるなら
僕に自由はあるのだろうか

2008/01/30 (Wed)

[15] 
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人を恨んではいけない
大抵の怨恨は欺瞞に根ざしているのだから

人と馴れ合ってはいけない
大抵の関係は弱さに根ざしているのだから

人を愛してはいけない
大抵の恋愛は錯覚に根ざしているのだから

人と別れてはいけない
こんなにも辛いのだから

2008/01/24 (Thu)

[14] 
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壊れやすい夢だけ集めて
砂のお城を作って
波にさらわれてくのを見てた

砕けた夢を拾って
ダンボールに詰めて
忘れたふりしてた

この前の引っ越しで
押入れの隅から出てきた
いつか見た夢

2008/01/16 (Wed)

[13] 
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這いつくばってでも諦めなければ
いつかどこかに辿りつく
そーゆう単純なのが好きだ

世界は少しだけ残酷で
制限時間つきの問題が沢山ある
だから這って進む人は少ない
立ち上がらなくちゃ失ってしまう

僕は
少しくらい諦めてもいいから
行きたい場所に行きたいです

2008/01/12 (Sat)

[12] 
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事実を言います

この星は自動的に回っています

哀しいという感情は無意味です
そんなのは単なる感傷で
鋭利な理屈の前にひれ伏すだけです

この星は決まった軌道しか歩めません
人は生きたいようにしか生きれません
世界は運命の囚人です

人は自分の感じた以外の感情を感じられません
だから僕らは嘘で汚れていきます
自分の世界を守るために

僕にはそれがどうしようもなく哀しくて愛しいから
意味なんて要らないと思ってしまうのです
こんな僕は自由ですか?

僕らの世界は
くるりくるりと回り続け
きっといつか止まります

だから―――

2008/01/12 (Sat)

[11] 
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悲しいときに

悲しめないのは

悲しいことだ

2007/12/24 (Mon)

[10] 
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自分の心に素直になるのは難しい

泣いている人がいれば助けたいと思う
そこに嘘はない


でも泣いている人を助けることによって
誰かが泣くなら

僕は助けることをためらってしまう
そこに嘘を見てしまう


結局さ
心に嘘をつくといっても
それはそれなりに素直で

心に素直な選択だと思っても
それはそれなりに嘘なんだと思う

特に僕の場合は


だからさ
出来るだけ自分の切り捨てたことを見つめようと思う
世界に素直であるために

2007/12/24 (Mon)

[9] 
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強くなければ生きていけない

優しくなければ生きる資格がない

そんな戯言 ただの痴れ言

ものは言い様 繋がりは信用

僕は弱くなりたくて弱くなったわけじゃない

貴方だって優しくなりたくて優しくなったわけじゃないでしょ?

2007/12/24 (Mon)

[8] 
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ひらひらと舞い散る一片の木ノ葉

ゆらゆら揺れる焚火の煙

カラカラと転がる空っぽの缶

たんたんと波打つ夕暮れの砂浜



秋の音色

2007/12/10 (Mon)
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