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林檎飴の部屋  〜 新着順表示 〜


[90] いつか聞いたラブソング
詩人:林檎飴 [投票][編集]


窓の外を眺めて 変わってく季節を見てた
君と見たあの雪は僕の中降り続く

言葉を交わすだけで
胸が染まった

もしも君と僕が交ったらどんな色になるだろう


すきだとかきらいだとかそんな言葉じゃなくて
「抱きしめたい」って思うんだ

柔らかな気持ちで溢れてる

ありったけの僕自身で君のことを想うよ

この気持ちはちょっといつか聞いた"愛"に似てる

2008/12/29 (Mon)

[89] black snow
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黒いセーターをいつも着てるあなたと白い雪

真逆の色なのに

なんで
重ねてしまうのかな


空から舞い落ちる雪を見て
「なんだかワクワクしない?」って聞いた


冷たいくせに優しくて
触れようとすれば溶けて逃げる

あなたと同じね

届かない


雪なんてきらいだよ?

2008/02/19 (Tue)

[88] 想い空
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この空の下 何人もの人が
ひとりひとり
誰かを想っているのでしょうか


交えた恋
行き場のない恋

人間愛
隣人愛

家族愛


その"想い"がどんなカタチであれ

紛れもなく
この一瞬一瞬に
空に想いを放っているのでしょう




今日の空は
絵に描いたように綺麗です

この空に
私の想いが溶けてくれるなら
それはそれで本望です

2007/09/15 (Sat)

[87] 檸檬スカッシュ
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初々しい色に溺れて
ほら またひとつ音を数えた

ぼくの心の
コバルトブルーに映える
きみだけのイエロー
二人交えた
ライトグリーンを少し
グラスの底に沈めて

100%果汁
濃すぎるのはすきじゃない
2%の奇跡でいい
残りは僕が注いで


小さな泡が
音をたてるのに重ねて
この胸はじけた

微炭酸色の心
可愛い甘さと
少しの痛みをひきかえに

たまに口に残る苦味も
きみに寄せた片想い


2007/09/06 (Thu)

[86] 刹那
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いつか死に逝く人間なら
僕はなんて儚いものを求めていたんだろう



それは刹那

触れられそうで触れられぬもの


2007/08/23 (Thu)

[85] 
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ため息を蹴飛ばして歩いた
そうやっていつもみたいに
またなにかを諦めてくんでしょう

上を向いて歩くには
少し空が蒼すぎて

僕を連れ出すなら
もう少し雲のある日にしてくれよ



…そうだ
きみはいつも
眩しさをものともしない

あの空に負けない自信があるからだろ?





どうしたってそんな
僕には程遠い所にいるんだい?

僕はまだ蒼い。

2007/08/23 (Thu)

[84] 輪廻
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誰よりも 誰よりも


揺るがない自信があった



事実 みんな忘れていった
流れてった





あたしも同じ。

確実に見えていたものが
霞んでく


堕ちてく

また 繰り返すの...

2007/05/11 (Fri)

[83] 変わらないもの
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昔の詩を読んで思うことは


まだ 何も知らない


それだけ

若くて
子供で

たった2年前のことだし

詩はもっともっと

前から書いてるけど






変わらないものなんて

何もない


揺るがない決意をしたのに

今は何も見えてない

2007/05/11 (Fri)

[82] 義理チョコ。 2007
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あれからまた

1年たって

去年と何も変わらないまま

2月14日という日を迎えた訳で。


混沌とした気持ちも

微妙な距離も

ただ違うのは

メールをしてることと

3月で離れ離れになることくらいで。


±0じゃんかって

思う


でも作ってる時の心境

食べた時の感想

すべてがあたたかくて

やっぱり

『だいすきだなぁ』

って。


それはあくまで友達として

ということにしてあるけど

そんなのやっぱり自信なくて

気付かないフリ?

どうせ 一方通行だから


でも

でもね?



去年と何も変わらないままじゃない

やらかい感情



11年目の義理チョコは

少し豪華で

明らかに本命ばりの気合いの入れ具合


でもそれは私とあたしだけの秘密

男と女の友情

成立させなくちゃいけないから


どうしようもなく脆い関係だから

毎年必死にこの日で繋いでた


12年目はどうなるかな

学校も離れたら

わかんないけど


きっと ずっと

だいすきだよ


『友達として。』

2007/02/15 (Thu)

[81] a small garden
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モノクロの空気散らばる部屋に寝転んだ僕は
ただ天井を見つめてた
投げつけられた現実
色付かないままの理想
そんなもの何処にも無くて
都合のいいように作り笑い

優しい時間の中で残酷に傷を広げてく
規則的にウズく痛みは
まるで子守り歌のようで
子供のように頼りない僕は
何かに頼っていたくて
見えない何かを探してる

今日1日が早く過ぎればいいと
思う自分に苦笑い

優しい時間の中で残酷に叫んだ声が堕ちていく
どんなに歌っても届かない
まるで壊れたラジオのようで
道化師(ピエロ)のように誤魔化す僕は
見えない何かを探してる

2007/01/13 (Sat)
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