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ミツヒデの部屋  〜 新着順表示 〜


[9] 裏表
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何も無いと言い張る心の内は沢山の淀みがあるんだ

興味がないと言い張る心の内は劣等感で溢れているんだ

それは矛盾しているようで正当化された社会

曖昧な態度のようで純粋な容疑者

偽善達はそれを裏心と言うがしかしこれは卓越した心の一部

そう僕たちは皆裏の世界の住人

2006/02/17 (Fri)

[8] おじいちゃん
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ありがとう

ただそれだけですべてが伝わる気がした

シワくちゃだった手はたくさんの花に囲まれて

美しかった…

悔しかった…

情けなかった…

ただその場限りの感情に流されている自分が…

それでも泣きたかった…心の底から泣きたかった…

でもわかってしまったからどんなに冷酷な人間かを…

だから許されなかった…ただじっと我慢してた…

だけどなんでかなぁ…一緒にいた時を描いてしまう…

少ない時間のたくさんの喜びを…

ごめんね

ありがとう

2006/01/28 (Sat)

[7] 何も書かない手紙
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どんなに消えたいと願っても

君は僕を知らないとおもう だって僕は僕からあなたへの好きだから

伝えることで始まる恋愛いつだってみんなそうしてる

手紙にそっと想いを綴るように 何度も表現してみせた

それでもあなたは話し続ける

繰り返しの中に何か見いだせることがあるなら
いつまでも 何度でも疲れることはないよ

どんなに場所を求めてもそこから消してはくれないあなたへ この気持ちがちゃんと届くように 今度からは何も書かない手紙を届けます

2006/01/06 (Fri)

[6] 繕い
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どんなに愛し合っていても君は君でしかない


僕らはただ他人じゃないという境界線に立っているだけ


その線を越えることは決してない


だってそれを越えてしまったらそれはもう人間ではないから


それでも僕らは一つになりたいと手を合わせる


そして決して叶わぬ夢を見る…


離れないでずっと傍に


何度も繰り返す言葉


叶うことのない絶望から来る言葉


それでも君なしでは生きていけない…


繋ぎ止める愛の言葉


どんなに離れていても交えるもの


独りでは生きられないと叫ぶから…


孤独にはなりたくないと嘆くから


僕らは言葉を紡ぎ


寄り添い合う

2005/07/27 (Wed)

[5] 隙間
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君の中のこれは辛いと言えるのかい?


僕の中のそれはただ残酷なだけ…


臆する時も恋する時も答えは同じ…ただ逃避するだけ


花びらのように舞散るは白色の目…


どれだけ逃げたって覆いかぶさるのが関の山…


君は知ってるかい憎しみが生む現実を…


それは偽りの仮面…


ただひたすら無力なもの…


そこに漲(みなぎ)るものがあるなら…


ただ笑い飛ばすだけさ…


真実を知りたければ覗いてごらん…開いてごらん…


その心で…

2005/06/22 (Wed)

[4] この世に残された哀しみ…
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哀しみの果て 孤島の地

晴天の果て 天空の地

それは他のものではないかのように ゆっくりと交じり合う

君と見た空も こんな風に偽る壁はなかった…




あのころの君は 頑固でいじっぱりで それゆえ少しでも強く握れば 壊れかけた時計細工のように 小刻みに震えてしまう 繊細な心の持ち主だった…

一緒に笑った!一緒に叫んだ!一緒に手を繋いだ!一緒に転んだ!一緒に泣いた…一緒に抱いた…一緒に祈った…

一緒に行った……あの公園は今も時を刻むのを忘れてしまってる…

あんなに勇ましかった君はどこへ行ってしまったの…?

動くことすら忘れ 臆病になって…

無知な僕でさえわかっていた…もう駄目なんだって…

ならどうすればいい!?

君なら自分に何をした…?

あの時握りしめた手の温もりは冷めずに 僕の左手の中に今だにうずいているんだよ…忘れられるわけないじゃないか…

僕も一緒に行く!そんな言葉に君はなんて答える…?

会いたい…会って君の笑顔が見たい…!ただそれだけなのに…どうして叶わないの…?どうして届かないの…?


とめどもなく溢れ出てくる涙は 大粒で 僕だけを照らしだした太陽さえ それをすべて蒸発させることすらできなかった…

2005/02/22 (Tue)

[3] 枯れぬ心 枯れる声
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いつも君と歩く道は 光が照らす場所さえも

暗く見えた だからその手を…

愛とか好きだとか言葉でくくるのに なんの意味がある?

ただひたすら 無力なだけ…

そんなの解っていた…

君を失うことに恐れ 情の声が枯れる…

こんなにも君を想っているのに…距離だけが 時と比例していく

わかっていた 自分の中でこんなにも君が いることを

わかっていた 望んでいた 君が嫉妬する 横顔を

わかっていた どうしようもなく 君を忘れられない 自分がいることを

だから…だから…

もう一度だけ 君の瞳の中のぼくを見せて…

2005/01/29 (Sat)

[2] 鳴も無き鳥
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鳥たちがこの地に降りたのは 去年の春ですか



なにをしに来たのかわからず なにを見出だせばいいのかもわからず



なにも伝えることができなくて なにも感じることがなくて



鳥たちはただ肩に乗る…



伝えたくて…伝えるものがなくて



翼を広げることが僕に出来ること



それに気付くことができたから だからどこえも行かないで



僕をずっと見ていてくれませんか?



鳴も無き鳥たちが空を飛ぶ 君に伝えることができたから



苦し紛れに言えたこの想いが君に 届いたから…



鳴も無き鳥たちが空を飛ぶ 僕に会えることができたから



思い出詰まった心の揺り籠を 世界中に届けるために…



さよなら…

2004/10/20 (Wed)

[1] 愛があればなにもいらない
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夜の駅のホーム無数の悲しみが降りてきた まるで君が流す涙の様に



その悲しみは僕の心を満たす様に染み込んでいた



嫌なことがあればいつだって逃れられてきた そうかぎりない道に突如穴を空けた様に



でも今回はなにか違っていた 振り切れない思いが頭を駆け巡る


どうして顔を見せてくれないの…?



ほら別れの時がきた

間を遮るもの

窓の外



君の瞳に捕われて 本当の愛を見つけた気がした



抑えていた感情に支配され 無心で君を追いかけた



でも近づくことができない…



今君に触れることが出来たなら 愛の重ささえも抱き締めていただろう…



「愛があればなにもいらない…君の愛さえあれば…」



やっぱり君を愛しているんだ…



どうか無力な僕のために手を振ってくれないか…

2004/10/18 (Mon)

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