詩人:結愛 | [投票][編集] |
「ずっと一人」
これが私の口癖
一人の方が楽だから
付き合いが面倒だから
本当は人付き合いが
どうしようもなく下手だから
傷つける相手を作りたくないから
自分で分かってるんだ
優しい人間じゃないって
私は冷たい人間だって
自分が言い放った何気ない一言や行動を
引きずってしまう 脳裏に焼き付いてしまう
自分を責めてしまう
「そんなに深刻にならなくていいのに」とか
「考え過ぎだよ」とか
周りには言われる事もあるけど
気になって仕方ない
友達って どんなんだっけ?
沢山の友達が作れたのって
幼稚園までだ
私の記憶が間違ってなければ…
この数カ月間で友達を持つ素敵さを
久々に感じられた
ヤバい人になってた私が
言えたことじゃないけれど…
仲の良いワイワイやってる姿を見るのって
良いなぁ〜って思えた
温かいムードが伝わってきて
見てるこっちも幸せな気持ちになるの
やっぱり友達って良い
宝物になるんだろうなぁというのを
久々に感じられた一時でした
詩人:結愛 | [投票][編集] |
沢山の人を前にして
小さく縮こまる
人への恐怖心が最大級になってしまった今
沢山の人前で 私は歌えるだろうか
電車の中 歌仲間 家族
集団 笑い声 話し声
どれにもソワソワして
ドギマギして イライラしてしまう
極度の緊張と劣等感の中で
それを打ち破るには
きっと少しの勇気が必要だろう
恐怖心を歌心に変えて
来月は歌を届けなきゃ
歌詞がとんだらどうしよう
また、いつものドギマギに陥ったら…
声が出なくなったら…
そんな不安は歌声で吹き飛ばして
勇気をだして 声を張りあげろ
本当は一人じゃない
一人好きな人間だけど
支えてくれてる人たちが
沢山いる
生かしてもらってるんだ
その事を忘れちゃいけない
本番だってそう
沢山の人が支えてくれてる
さぁ、恐怖心を振り払って
ステージに向かおう
いざ、勝負のとき
自分に打ち勝て!
歌え!
詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
母の泣く声に
ふと目を覚ます
俺がかわってしまったから
なのか
父さん
俺が貴方なら
もっと労ってやれた
酒も博打も女もやらない
家に帰ると庭いじりと横になるだけの
真面目一徹の父親だった
人生が二度あっても
二人は互いをまた
選ぶのだろうか
母は奔放な子供らに苛つく毎日で
いつも不機嫌で
僕は優しくされたくても
自分が馬鹿なのがわからなくて
寡黙で動物好きな父親に惹かれた
親父が夜、隣にいないと
怖い夢ばかり見たから
親父が残業になったら
親父の枕を抱きかかえて眠るような
そんな子供だった
昨年親父は亡くなった
病院から実家に持ち帰った親父の亡骸は
ドライアイスで冷やされ
翌日にはカチンコチンになっていて
着替えさせるのに一苦労した
それは母さん
母さんが亡くなってから
15年後の冬にだよ
実家のタンスの母さんの引き出しから
誕生石の指輪がたくさん
山ほど出てきた
俺はやっぱり
今も馬鹿のままだた
詩人:結愛 | [投票][編集] |
聴いているだけで
歌い方を学べた
声を育ててくれた
そんな優秀な君
沢山、笑わせてもくれたし
元気づけてもくれた
お兄ちゃんみたいな人
ごめんね
2度も裏切りをして
嘘を付いたわけじゃない
壊れかけた私は
完全にヤバい人で
どうしようもなくなって
一度は歌うこと自体を
辞めようと思ったんだ
白紙に戻そうと
友人として一緒に歌う前に
歌仲間になる前に
思い出と共に落としてしまって
割れてしまったけど
旧友として伝えたいよ
「貴方の歌は本当に素晴らしい。
いつでもいつまでも聴いていたい歌声って珍しいんだよ。
神様から貰った贈り物だね。
これからも楽しみながら頑張って。」って。
「歌うことが好き」
「歌いたい」
この気持ちは音楽上達には
何よりも強みになるよね
そして、壊れかけた私も
少しずつ正気に戻ってきて
「申し訳ないことをしちゃったな…」
って思いました
「その歌声、大好きです。」
きっと、そういう人は沢山いる
辞める気は無いだろうけど
伝えたい
「歌い続けてね」
陰ながら応援してます
そして今、貴方の歌声は
私の「歌いたい」っていう気持ちに
火を灯してくれています
歌う為のエネルギー源みたいな?
貴方の歌に助けられています
有難う
詩人:EASY | [投票][編集] |
とても広そうに見える
この空を
眺めている君は
とても広い
単純な計算を
難しくさせるのは
飽きさせない為の
最新のゲームの様だ
雨が降ってしまうのは
お天気の話しだけど
それに濡れてしまうのは
僕たちの話しだ
朝陽と西陽が喧嘩したら
ジョークだと思う
僕たちが争うのも
その様なものだ
詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
浮気したオマエのことより
裏切った前の嫁さんのことより
俺からことごとく奪っておきながら
なおかつ捨てて
平気でいられる下衆野郎
ちきしょう!
やり方教えろコノヤロー
詩人:サエ | [投票][編集] |
たいせつなものは
どうしてひとつじゃないんだろう
わたしは居るよ
わたしは要るよね
ひとりになるのと
ひとりにさせられるのは
違うよね
嫌われても記憶に残る人と
忘れられたいい人なら
どっちがいいだろう
大体わたしは少数派
言いたいことを飲み込みすぎて
言いたいことも言えなくなって
言いたいこともわからなくなった
そんなわたしが即決したこと
あなたにあとで何を言われて
悩むことになろうとも
何度涙を流すことになろうとも
この決断にひとつの後悔もないこと
わたしの中にもわたしは居たんだ
当たり前の発見にひとり
子どもみたいに喜び照れた
間違えないよう つまづかないよう
だいたいいつも下を向いてた
立ち止まって 息を吸ったら
ひとりでも見上げた夜空は澄んでいた