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[196393] Yell(笑顔はなくさない)
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


はなびらを並べてみて
心のかたちに

優しさを形にして
嘘でもいいから

心配はいらない 笑顔なくさない

ゆっくりとだけれど わたし強くなる

きれいになるからね!
今度は気づいてね

消え入るような声でそっと
呼んでみるから



この花に名前つけて
感じたままに

さびしさを言葉にして
忘れていいから

心配はいらない 涙かさねない

うまく言えないけど 明日は今日じゃない

見間違えるほどに
輝いているから

凍えた指をほどくように
呼んでください

──────────

2020/01/08 22:50



[196391] Yell(みんなの特別な女の子)
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


カレンダーめくれば 別れの春が来る
もう二度とあなたと 笑いあえなくなる

あなたが出会う人 未来の恋人に
エールを贈りたい 悔しい涙にのせて

ああ 上出来のさよならがしたい
鮮やかな記憶をここに残すように

ああ いちばんの笑顔で手を振る
未来の花嫁に涙を乾かすエール



私の心配は 何もしなくていい
みんなの特別な女の子になれる

ぎこちない歌でも 一所懸命なら
みんなもそれほどに 悪い気はしないでしょう

ああ とびきりのときめきでいたい
リズムを崩したら泣き出してしまうわ

さあ めげないで そう 自分らしく
My dear loving heart. 自分で自分にエール
────────────
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2020/01/07 22:13



[196388] 何度でも歌う
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


こころはいつも嘘を
重ね着して強くなる

逃れられないならば
何度でも歌う

虹をくぐる鳥よ
滝を飛び越す鮎よ

その閉じた瞳(め)で
わたしのために泣いて

海を渡る蝶よ
闇を恐れぬ蝉よ

その触角で
わたしの歌を聞いて

懐かしい歌だといいね



記憶を閉じた螺旋を
刃物よりも恐れてる

冬に蒔かれた種は
契りを疑う

毒を抱いた草よ
友をなくした猿よ

その憎しみで
わたしの爪をなめて

過去を運ぶ蟻よ
枝を捨てた鳩よ   ※

その醒めた目で
わたしのからだを見て

あんまり美しくないね
───────────
───────────
※ノアの洪水の伝説に拠る。

2020/01/06 22:37



[196387] 倦怠期。
詩人:もとり [投票][編集]



好かれている

愛されているなんて

実感が無ければ分からない


曖昧な物だからこそ

言葉や行動で示して欲しくなる

分かるだろう なんて

そんな甘えを押し付けて

曖昧に濁して濁って

泥の中に心を汚されて



温度差が交差する

周りの人達を羨んで


離れていく心は実感出来るのに

また今日も濁った関係を置いたままに





2020/01/06 22:20



[196386] 照葉樹の森I'm in the forest
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


生まれ変わるというのは こんな気持ちなんだろう

目を閉じたら 邪魔なものが飛び去っていくようだ

風そよぐ照葉樹の森へ昼寝をしにおいで

小さな草 優しい鳥 日射しも君を待つ

明るい昼間は 雲母(きらら)が降る森にいます
ここで待っています



心だけで届くから 何の心配もいらない

森へおいで 森へおいで 眠たくなる森へ

心より広い森を君は信じないだろう

森に溶ける心地よさを まだ知らないうちは

まぶしい初夏には 辰砂(しんしゃ)を生む森にいます
ここで呼んでいます


生まれ変わるというのは こんな気持ちなんだろう

目を閉じたら 邪魔なものが飛び去っていくようだ
───────────
───────────

2020/01/06 21:50

[196378] 酒場
詩人:梅宮 蛍 [投票][編集]

括弧付けて格好つけて
話す言葉は借り物だと
言われりゃ確かにそれまでだが
貸し借りもなく
生きていけりゃあ世話は無い
誰に幾ら入ったとか
誰が幾ら取られたとかが
酒の肴にならない今の時代は その代わり
誰に何をされたとか
誰が何をやらかしたとか
そんなことが世事の話で世話も無い
括弧付けてでも
話せる言葉があるだけまだマシだろうと
笑う親父に 銚子が一本 酒の夜

2020/01/04 20:28



[196375] 贖罪
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

蒼いイルカの背びれが
月に淡く照らされた
風の無い凪の海原を裂くように
ゆうゆうとゆっくり
姿をあらわす
朦朧体の完璧な陶磁器
柔らかいようで消え入りそうな
括弧としたなりゆき
紫陽花色の艶めかしさを
つやつやと照らし
輪郭を目で探そうとすると
水面を堺に滑り消え
ペン先さえ表現的に追いすがれない

枯葉色したカタツムリが殻を傾け
大木の切り株の縁を
無駄でない事の裏と表側を探し
渦巻く時計の自動巻きで
めくるめく今を這う
鍾乳石の出来上がる
幾万年幾億年のしずけしさ
誰の愛おしさにも繋がれず
ノートに鼻を押し押し当てた
その匂いだけでは
真っ白い紙面を凝視するしかない

私には
これは死なのか生なのか
全く違う革新なのか
潮の香り、土の匂い
相反する互いが読み手と私すら困惑させながら
私はどうでもよくない
大切な存在としか分からない

どうしてこんな私が


2020/01/02 20:43



[196368] 道理の分からない女と支配的な男
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]

極楽か地獄の両極端

女は支配されて絶悦

男は愚の骨頂









ニュートラルっての

知るべき



それか

飼い慣らせ

2019/12/31 18:39



[196366] 山本さん
詩人:自己満足3 [投票][編集]

人生なんてよ 辛ぇし 苦しいし

そりゃあ、笑ったり 少しは嬉しい事も時には在る

でも やっぱ、人生なんてのは 辛ぇ時 苦しい時 寂しい時

泣きたくなる事の方が多いんだろうな


辛い事も在るだろう 云いたい事もあるだろう

不満な事もあるだろう 腹の立つ事もあるだろう

泣き度い事もあるだろう

これらをじっと
こらえていくのが

男の修行である


今の俺には ちと難しいがな…

2019/12/31 04:41



[196363] 天才
詩人:結愛 [投票][編集]



君は天才 何でも出来る
出来る人だから
私から逃げなさい
私の方を向いてはいけない

天才を破壊はしたくない
だから逃げなさい

君はわざわざ災難を
追いかけるべき人間ではない
逃げるべきだ

天才なのだから




2019/12/30 16:04
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