ホーム > 詩人の部屋 > 新着順表示

新着順表示  〜 新着順に10件ずつを表示しています 〜


[196286] 絵画
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

ありがとうございます
いつも
本当に感謝していて
伝えたい言葉に何の価値があるのか
わからないくらいに

詩ね
お前の血の匂いがぶち巻かれ
犬なんて鎖で繋がれて
かわいそう

パトラッシュ
僕は眠いんだ
ルーベンスみたいな
キリスト教徒みたいには
慣れそうにもない

乾いた絵の具
ひつ濃くて
無慈悲な私

2019/12/29 21:35



[196280] 讃歌
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


あらかぶは釣れますか

この海は豊かですか

この海がいつまでもまほらなように

祈ります

舟霊はおりますか

この海は平らですか

この海がいつまでもやすらなように

祈ります
──────
──────
●あらかぶ……カサゴという魚の方言名
●まほら……真秀と書く。
●やすら……憩らと書く(造語)

2019/12/07 06:37



[196278] 
詩人:さみだれ [投票][編集]

君を奪った
それらを許さない
君を放った
それらを許さない
君がいなきゃいけない
私も同じ
それらを許せない
私も同じに

恋や愛が世界のすべて?
君そのものが世界足り得る
引き金を引いて
これはこいのしに

そして私は
きみがすきになれなかった
独りに

2019/12/05 20:48



[196262] えんだー
詩人:さみだれ [投票][編集]

たましいをはきだす
ことあるごとに
死んでしまえと
よく言うお前
ほんとかわいい
でも僕はいないよ
「死んじゃった君へ」
そんな君へ

喜びは等しく分けられてはいない

悲しみはよくうつるけれど

嬉しいのは伝わらない

それが生きて

私を貫いてる

魂はどこへやった?

意思は那由多に

君はどうだった?

嬉しい?

2019/12/02 20:02



[196257] 昼夜に照る
詩人:理恵 [投票][編集]



冷たい風が凛と吹き、
木の葉が空を旅してる
ひらりひらりと上下(うえした)へ、
くるりくるりと右左

冷たい風が凛と吹き、
木の葉が空を旅してる
かの町のカフェの前、
山羊の歌に耳をすませ

お日さまが笑う知らぬ道
くるりくるりと
ひらりひらりと
ちゅうぶらりんの空の旅

冷たい風が凛と吹き、
木の葉が空を旅してる
波がぬうっとふくらんだ、
港町では大漁だ

冷たい風が凛と吹き、
木の葉が空を旅してる
かの本屋に佇んでいる、
あの閑けさに耳をすませ

月が波に揺られる頃
ひらりひらりと
くるりくるりと
舟の旅をはじめます

次はなにに導かれ
だれのうたを聞きましょう






2018.10.20

2019/12/01 21:40

[196252] 運命?
詩人:のん [投票][編集]

ねぇ、もしも生まれ変わったら今度はそばにいられるかな?

そんな答えどこにもないんだけどさ

ねぇ?すれ違いはいつからか遠くなる合図?

どこからか溢れてきた涙も枯れたから

ねぇ、あの日見た景色はいつもとどこが違うんだろ?

今はそんなことすらわからないくらい灰色だよ

2019/12/01 14:47



[196248] 君は不思議だ
詩人:歹←ガチ [投票][編集]


君は不思議だ

角のつぶれた商品を見て
誰かが買わなくて良かったと
迷いもなくかごに入れる


君は不思議だ

流れ星はどこかに落ちるから
自分ではなく落ちるどこかにと
誰かのことを想って祈るのだ


君は不思議だ

相合傘で帰った後
濡れなかった?と聞く君の肩は
片側だけがいつも濡れている



誰かのことを一番に考える君は
不思議で少し心配だったから

君自身は何番目か?
と、いじわる聞くとまっすぐに


「あなたが一番」


と、答えにならない答えを言う

2019/11/30 22:24



[196232] オッサンの口からファンタジー
詩人:鰐句 蘭丸 [投票][編集]

ミッ○ーマ○ス ハリー○ッター

ダース○イダー ジョ○ズ

ア○ソニー・ホ○キンス

ロビン○・○ィリアムス

マイケ○・ジャクソ○

○ローキティ けろけろけろっ○

バッドばつ○ シナモ○ール

○岡弘、藤○弘、藤岡弘○

とろサーモンで巻いた雲丹の軍艦

宮崎牛A5ランクロースの串揚げ

夕張メロンのドライフルーツ

関門海峡のトラフグアヒージョ

whispering fantasy of dark uncle WWW

2019/11/26 22:43



[196226] 0
詩人:レスター [投票][編集]

孤独なひとは
どこか遠くからやってきて

ひとりたたずみ

やがて去ってゆく

詩は
陽の光のように
誰にともなく投げかけられ
私も受け取っていいならと
手のひらで受けとめた

手ばなしたくはないけれど
それは留まることはなく
ただ
思い出に
涙こぼれて

総ては失われるのに
それでもなお心を薄く染めてゆく
繰り返したなら
いつか色は濃さをまし
願っても望んでも
知らずにいた頃には戻れないのに
それを抱えて

ひとりたたずみ

それを抱えて

2019/11/25 19:30



[196225] 無題
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

暑かった頃 
優雅な星星の瞬きに
覚まされながら
股間の疼きに
どうにもさいなまれ
ラッカー塗装の香りとプラモデル

走り書きさ
そんなあざとらしさ

痛みの位置がどこであろうと
言い訳の許されない
恥ずかしさ
 
まわるい地球
まわるい私
この
せちがらさ

どこか
謝ってすむ事なら
どんなにか
幸せだろう

記憶の宇宙を駆け巡る

わざとらしい

2019/11/25 02:37
5166件中 (1131-1140) [ << 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 >> ... 517
- 詩人の部屋 -