詩人:EASY | [投票][編集] |
何かがゆっくりと
通り過ぎてしまうのは
降りたけれど降りたくない
家の近くのバス停だ
ノスタルジックな表現の
先端にあるような
日射しの強い7月に
君が車で見た夢だ
詩人:あいる | [投票][編集] |
缶コーヒーの缶は
頑なに硬くあれ
規則正しくビート刻む
駅は高架下
ぶれないのが1番と
柳の木は風にのりにノル
何かに急かされる
人混みと逆に流れる回游魚
鼓動に併せリズムキープ
like a like a
まるでまるで
真似事は沢山だ
言葉に生かされてる気はしないけど
言葉を生かしてる気もないよ
音の旋律はいつだって
柔和に鋭利に
耳と心を蹂躙してくる
へたっぴでいいから
君の声でぶち壊して
もしくは何も言わないで
ボクをもっと迷わせて
蹴りあげた缶は
気持ちよく音を鳴らすよ
詩人:高級スプーンあと何年 | [投票][編集] |
一回売れて
解散して
再結成したい
高架下
河川敷で喧嘩して
親友になったアイツと
授業中
机の上に突っ伏して
寝たふりを続けるアイツと
それから
あと誰だ
あー
アイツと
アイツらと
なんだか熱い
ロックなバンドを組んでさー?
一回売れるまでに
全二巻くらいでまとまる
葛藤や騒動があって
カレー大好き
ドラマーのアイツの胸ぐらを掴んで
だったらもうやめちまえよって
熱い熱いドラマがあって
真夏にフェスは外せない
一回売れて
解散して
再結成したい
次の日には噂になっていた
クラスで一番かわいい
あの娘とアイツが
フェスをきっかけに
付き合ったって話
嗚呼
神さま
時間をあの日に戻して
ぼくにも告白する勇気をください
くずかごに捨てられない思いを
唄にできたのは
後ろから
肩に手を回して茶化してくる
アイツらのおかげ
だったら精一杯叫んでやる
糞でも
草でも
汗水涙垂れ流し
大声でクソッタレの唄を歌う
いつか再結成するような
熱いバンド仲間ーーアイツらとの青春
本当にあったなら
再結成できなくてもいいや
糖質が足りない
甘いものと妄想の区別がつかない
別腹にアイツらがいるっていうの?
それなら切り裂いて
臓物ぶちまけて
見せてよ中身を
あーあ あーあー
一回売れて
解散して
再結成したい
理由はない
理由はある
理由はないない
異常はない
お前とお前と私とお前と俺とお前とお前とお前と
お前で再結成
しようぜ
詩人:mimi | [投票][編集] |
好きにならないはずなどなかった
貴方と過ごす時間が私らしく…
貴方との会話が自然で…
飾らなくていい…
演じなくていい…
だから好きにならないはずなどなかった
同じ歩幅で歩く貴方だから
詩人:tamagawa | [投票][編集] |
『君何くってんの?笑』
口には出さないけど、ちょっと吹きそう
毎日退屈な仕事を淡々とこなして、孤独
すら感じるポジション
誰か声かけてくる訳でもなく..ひたすら
パソコンとにらめっこ
そんな時にちょっとした楽しみが出来た
『うわ、また丸かじりしてる 笑』
最近きた新人のことである
少し間の抜けた感じだけど、真面目に仕
事をこなすから応援したくなる
ついつい周りからのその子に対する評判
を上げたくて、応援したくて
他の職員にさり気無く頑張りを伝えてみ
たり、他に任せない仕事を与えてみたり
『でも、また鳥丸かじりやん 笑』
それがだんだん可愛く見えてくる
とうとう僕は、好きになったみたい
君の知らないところで結構大好きだ
ったよ
これからも宜しくね
詩人:tamagawa | [投票][編集] |
本当に大丈夫かな?君はすぐに「大丈夫」って言うけど
優しい人だから自分のキモチは1番最後にしてしまう
僕がもう少し 君みたいに真っ直ぐなら 察して上げたり出来るんだろうね
自分本意な僕は全然気付きすらしないけど
本当に大丈夫かな?君はいつも 「大丈夫」って言うけど
何時でも元気そうに見える君は きっと誰よりも傷付きやすい
誰よりも健気な君が 心配でたまらないんだ
本当に大丈夫なの?君はいつも 「大丈夫」って言うけど
本当に僕は馬鹿だから 本当に辛い時はいつでも教えて欲しい
何が出来る訳ではないけど 一緒に考える
それが僕にとって辛い事でも そんなの関係ないよ
やっとスタートライン 一緒に立てたね
これからはずっと側にいる
君が笑っていられるのが 1番大切なんだ
君が笑うなら僕も笑えるよ
詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
7か月
生えるの早すぎ
乳歯さん
気がつけば
7本目の歯が
顔を出す
息子さん
コードに向かって
一直線
どこ行った
ちょっとっもう進(猪突猛進)
待ってくれ
満足げ
手足広げて
夢の世界
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
どうしても
男の子が欲しかった
けれど、
もう諦めるわ
望まれて、
望まれて、
産まれてきたのは三姉妹
19年前の夏の日
堕ろしたのは男の子
きっと男の子は
あの子以外には産まれない
わたしには分かる
だけど
誰も知らない
墓場まで
持っていく、秘密
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
感情的になったあと
ジンジンする掌を見つめて
ふと醒める
痛いのはあなた
あなたの涙
我に返っても遅い
それでも
抱きしめずにはいられない
あなたを
笑わせたいのに…
顔色伺わなくていいんだよ
ごめんね、ミーコ