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[196068] おいそこの君
詩人:望月敏彰 [投票][編集]

失った命は戻らない 誰でも知っていること
子どもの頃 親父とよく食べたラーメン屋 
そのお皿のデザインはあのときのまま
タイムスリップできたなら 大人になった僕で 
また一緒にたべようか

失った命は戻らない 誰でも知っていること

子どもの頃 お袋とよく行っていた喫茶店
二時間はゆうに越え いろんな話をした 
いつも前向きなあなた
僕が仕事を辞めると言ったとき 「次、探し!」と言ってくれた

その人がしたかったこと 代わりに自分がやっていこう
その人としたかったこと 代わりに大切な人とやっていこう
その人にしてあげたかったこと いろんな人にやってあげていこう

おいそこの思い通りの度を越した奴
その一時の感情で 多くの人生を破綻させるな

おいそこの一人で抱えてる優しい人
辛いなら信頼できるに助けを求めろ
人は一人では生きてないことを 大人ならわかるだろう

おいそこの誰かをいじめている少年少女
いじめはダサすぎるからすぐやめな
その代わり他人の喜ぶことをしてみな 人気者になれるぞ
どうせ大人になったら 仕事という形で
喜ばせなければならないことだらけになるから

どうしようもなくて どんな人も信じられなくて
それでも人との出会いの中で
生きていくしかないんだ 諦めるな 必ずいるから
君と心を通わせることができる人が
お金では買えない出会い 時とタイミングと
勇気と諦めない信念だけが その出会いを生んでくれる

この先何日あると思ってるんだ
この先何ヶ月あると思ってるんだ
この先何年あると思ってるんだ
世の中を見てみなよ 
10年と言わず 1年で時代は変わっていく

失った命は戻らない 誰でも知っていること
それなら 何をすべきかは見えてくる

2019/10/13 16:43



[196052] 居るか
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

この性格が手伝って
思うより随分独りよがりな年齢に
成り果てて、いや、つまらないね
ゴメンね
昨日も傷つけて今日も
こんな俺は
毎朝新聞配達

「手続きが必要ですね」

係員がやってくる

「お頭がお悪いお方々にはお薬をお与えさしあげております」

漫画読めよ

「北極の拳」とか
「ドラエモボール」とか
「ツーピース」とか

最高だよ

55の兄貴は昨年親父に先立たれて
ニート卒業後
電気代が払えなくても働きたくないから
電気切られた。
句読点さ、ぜんぜん丸じゃないから

なんにもない
美しい月夜の海原に
イルカが飛び跳ねる

まだうす暗い朝日の届かない路地で
新聞配達をする

明後日も


2019/10/12 16:30



[196049] 錯覚?
詩人:mimi [投票][編集]

恋が愛に変わったの?

···うぅん、違う 錯覚なの

錯覚だと思いたい

最初から振り向かないとわかっていた貴方だから、...

2019/10/10 23:19



[196045] 錯覚
詩人:mimi [投票][編集]

あなたへの思いが錯覚だと知った

あんなに愛おしく切なかったのに···

あなたへの思いが錯覚だった

それでもあなたの幸せをいつも願っている

2019/10/10 00:59



[196044] 心のどこかに
詩人:ふくざわゆいと [投票][編集]

「1人で生きていけるようになりたい」


キミは静かに そう呟いた


悔しそうな 苦しそうな


小さな その後ろ姿


ボクが代わりに


何かしてやれるワケじゃない


ただひとつ 願うのは



「どうか 無理はしないでね


つらいときや苦しいときは


誰かに話したり 頼ってもいいんだよ


そして そうすることは


いけないことだと 悪いことだと


思わないでね


1人で生きていくこと = 全部 ひとり


じゃなくてもいいんだ


笑うのも 泣くのも


抱え込むのも


ということだけ 心のどこか


片隅にでも 留めておいてね」

2019/10/09 03:00

[196036] 朝夕
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

水平線から
朝日と夕日を
あたりまえに見える
小さな島に住んでいる

人の
どんなシャンデリアやステンドグラスの名工でも
あの荘厳で慎ましやかな
始まりと終わりの光のスペクトルの調合を
世界中にばら撒く事など出来はしない

どこまでも広がる
青い空と
青い海と
その境目にある
小さな島

自分が汚れてしまっているから
美しいものがより美しく
見えてしまうのか

そんなわけない



2019/10/06 17:08



[196035] 赦し
詩人:望月としあき [投票][編集]

僕は未熟な人間です
だから人に優しくするのです
なるべくきちんとしようとするのです
神様それで許してくれませんか
相手に迷惑をかけてしまうかもしれません
不快な思いをさせてしまうかもしれません
でも傷つけることはしないように心がけます
だから許してくれませんか

言われたことは なるべくその通りにします
ルールはきちんと守ります
ごみはごみ箱に捨てます
出された食べ物は残さず食べます
人の失敗を笑いません 怒りません
だから許してくれませんか

すべて常識通りに生きるのが
苦しすぎるので許してくれませんか
すべての常識を覚えられないので
許してくれませんか

「非常識」という言葉が嫌いです
「マナー」という言葉が嫌いです
もちろん大切なことだとわかっています
要はみんなが快適にすごすために
それらはあるのでしょ?
最大多数の最大幸福
少数が我慢するのは
前提なことでしょ?

人間はそんなに冷たいものなのですか?
ひとつやふたつの失敗や迷惑
全部否定されるべきものなのでしょうか?
もちろん取り戻せないものを
失わせることはいけません
でもすべてすべて百点でなきゃ
いけないのでしょうか?

思ったことを口に出すことで
取り返せないことが生まれま
暑いのに「暑い」と言わない選択
悲しいのに「嬉しい」と言える選択
それは意味を持ってのことですか?

本人に伝えることが
すべていいことですか?
それなら陰で愚痴を言っておいてください
悪口ではありません
陰口でもありません
陰で愚痴を言うだけです
それでスッキリするでしょう
スッキリしたらその人とまた
スッキリして会えるでしょう

本音と建前 いいじゃないですか
すべてを好きになることなんてできないですから
摩擦がありながらも生きていきましょうよ
すべての人を好きになる必要はありません
嫌いになってもいいのです
でもその嫌いな人に何かするのはやめましょうよ

あなたは何を求めていますか?
求めているもので 泥沼にはまっていませんか?
みんな未熟な人間です
だから許してくれませんか

2019/10/05 12:11



[196034] 重荷
詩人:望月としあき [投票][編集]

自分では抱えきれない
重荷を背負って歩いていた少年
「どうかこの重荷を軽くしてください」と
人に尋ねて歩いていく

「オモソウダネ」  「スコシオロシタラ?」
人の優しい言葉が  頭の中を通り過ぎていく

少年はある男に出会った
「僕も 重荷を背負って歩いているんだ」
2人は 同じ時間を過ごすようになって
いろいろな話をした
「この重荷を理解してくれる人がいるなんて思わなかった」
2人は 心の中でそう思った

少年を孤独にしたキッカケが 少年の重荷を軽くしたキッカケにもなった


2人は 交互に重荷を背負って歩くことにした
1人が疲れているときは
もう1人が長い時間
重荷を背負って歩いていった

「いつか この重荷をなくしたいね」
それが2人の目標だった
2人を繋げてくれた重荷

2人の孤独から解放してくれた重荷


2人が出会った瞬間に
もう  その重荷は
重荷ではなくなっていた

2019/10/05 12:05



[196033] 意志よ
詩人:望月としあき [投票][編集]

残していく置き土産よりも あなたの存在だけが必要で
みんなが欲しがるものよりも あなたの存在だけが必要で
欠陥のない商品よりも あなたの存在だけが必要で

声なき声を伝えるのが 残された人たちになるのは
悲しすぎるから 気づいた人たちが
それを伝える使命を与えられているのだろう

もしも 体験していない人が 現実と向き合い
実際に見て 体験して 涙を流し 忘れずに
ふとしたときに思い出して 感情に負けずに
理性を保っていけたなら 
これから先の 目を背けたくなる現実が
減っていくと信じたい




取り戻せないものを最優先に
言葉は出したら戻せないから慎重に
誰も教えてくれない メール文字の凄まじい効力

手に入れられることが 容易になってきた
手に入れた分だけ 手に入れていないものに目が行く
人が持っているものが やけに輝いて見えて
その相手も あなたの持っているものが 輝いて見えていて

大昔よりも 思い通りになることは格段に増えていった
すぐに誰かの智恵を借りられるようになった
それでもまだまだ 思い通りにしていきたいと思う
それはそれで 進化していくために不可欠
でも 思い通りにならないことに
いつも いつでも イライラしていたら
そりゃ 解決策なんて出てこない
イライラしたときに思いつく解決策は
なくせばいい 作ればいい 禁止すればいい 強制すればいい
増やせばいい 減らせばいい 制度を作ればいい


難しい問題ではなく 難しい解決策を考えすぎてしまう
いつだって 大事なものは みんなわかっている
なのに邪魔をしてくるものがある
その邪魔者はいつも 自分の中にひそんでいる
そいつに負けないためにも 何かが必要で 誰かが必要だ

2019/10/05 12:05



[196032] 夢追い人
詩人:望月としあき [投票][編集]


夢追い人の 途中の軌跡を
今ここに 書き記しておこう

諦めたいと思うのは
夢を叶えた自分を
想像できなくなったから
誰にでもやっくる
惑乱させる分岐点
いくつもの偶然が重なって
諦めの良い訳を探している

自分の考えた言葉が 
誰かのその瞬間を
蟠りのない世界にする
辛さ 嫌い と引き換えに
手に入れる 棘のない逃げ道
悔しさ 寂しさ 否定 批判と引き換えに
手に入れる 暗闇の先にある 光り輝く目的地

あの道を選んでたらっていう 
後悔なんてないよ
その道の先の景色は
誰にもわからないんだから
どんな道でも楽しむ工夫する
そんな君は カッコイイよ


夢があります 夢があります
うまく説明はできないけれど
ずっと続けてきた 誰かのためになることで
夢を叶えるということは
人一倍 それが好きで 
人一倍 それを練習し
人一倍 それを信じてるってことなんだ

「諦めるのは簡単だよ」 と誰かがつぶやいた
今まで積み上げてきた バベルの塔
崩してしまうのは 一瞬だ

もう少し もう少しって 夢への距離は換算不可能
わからないからこそ 価値を見出す
未知に挑むって カッコイイだろ?



夢を諦めたくなったなら
批判された言葉を思い出せ
夢を諦めたくなったら
「無理だよ」って言ってきた人たちの顔を思い出せ
夢を諦めたくなったら
喜んでくれた人たちを思い出せ

迷うのはやりたい証拠で
うまくいかもと思うから 迷うもので
諦めたいと思うとき
それは 叶う可能性の最小値
ゼロじゃないことを知っておいて


夢追い人よ
君のそばには いつも夢の理解者
未来の自分は いつだって
叶えられるよって 応援しているよ

2019/10/05 12:04
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