詩人:キンセンカ | [投票][編集] |
君がどんなにクズでも
その汚さも弱さも素直さも
最終的に受け入れてあげられるのは僕だけだろうね
6年分の歪みを持った僕と君だからこそ
歪な型でも上手くハマるのさ
自由に生きてせいぜい病んで苦しんでくれ
その姿がたまらなく馬鹿で愛おしく感じるから
お腹抱えて笑ってあげる
鑑賞を一通り楽しんだら
ドブより汚そうなその体を抱きしめてあげる
君がどんなにダメ人間だろうが
純粋な心はそのままだと知っているからね
学習しない可哀想な人
難しく考えずにただ愛されたいだけなのにね
またその顔
でもそろそろ見飽きたかな
もっと魅力的な表情を引き出してあげる
詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
さいのめはふたつ
どうぶつえん
ぶたないよ
さいころをふろう
そんなふたり
さいのめはいくつ
いかさまは
ふらないでね
さいころされて
たとえそんでも
さいのめはみてた
あがらない
あまぞら
すごろく
そんなふたり
詩人:EASY | [投票][編集] |
空間は制限を与えようとする
古典的なループトリックで
苦しみは価値観が構成した
アーティスティックな生態系
光りと闇は観念で神になって
思考は言論みたいに
自由っていうフレーズになった
ああ、本当に思うよ
目に見えないくらい離れた星を見て
宇宙は衝撃的に狭く
空間は僕たちに距離を与えない
何が出来なくて
何処に辿り着いて
何を手にすればいい?
僕は、すでにそうである場所で
プラカードを掲げながら
シュプレヒコールは歌わない
僕は振り向いて
笑顔と呼ぶにはあまりにも透明に
君の姿を探すんだ
ほんの一瞬の間
僕は君を探す
喧騒はモーションをスローにして
光りは輝きの範疇を超え
何よりもゆっくりと反射する
それは、まるで
記憶で作られた走馬灯の中にあった
本当の僕たちの
居場所の秘密みたいだ
ああ、なんて空間は
ああ、なんて時間は
こんなにも狭いのか
詩人:清彦 | [投票][編集] |
ありふれた人生を
送るのでしょうね?
このまま
妥協と惰性を離せないで
繋がっていた筈の神秘の何かは
一体何処?
織り成す会話の中で時々
溢れそうに思い出しそう
でも怒りで全て
同時に散らかって
また失ってしまう
願ってもみるけど
僕にはもう資格がない
かろうじて生きてるので
かろうじて死んでないだけ
僕は人殺しと
大差無いよ
だって人殺し
と
大差は無いよ
遮るビル あの青い空へ
何処へでも行けそうに
雲は誘っているのに
立ちはだかる困難はそう、
こんなにも無表情で冷酷に
嗚呼
君が眩しい光の中に消えてくのを
黙って見送って
笑って
祈って
そのあと
どうしよう
詩人:のん | [投票][編集] |
The world of darkness.
To dear my family.
I’m rarely happiness days.
So long good time,So long ago.
This song is a gift for my darling.
You reminded me of my youth.
I’m remember, Ever days was happy.
There but a lot still very things.
I want to tell a lot of thanks.
My stride is andante.
I can not run.
Sad to weak yourself.
Not throw away the hope But.
Because you want to always look at everyone's smile.
I love you.
詩人:ai | [投票][編集] |
いくつも 雨夜
耐え忍ぶ が 相応しいだろう
喜怒哀楽の
アタマとオシリを忘れてしまった
人生の大切な何かと一緒に
失くしてしまった
私は今日も元気です
必死で誤魔化して息を吸い込むと
焦りに拍車 焦りっぱなし
どこへ行けばいいのだろう
どこまで行けばいいのだろう
怯えるもの全て泥水で
かけ流さずにはいられない
分かってる
全く汚れは流れない
分かってる
目から溢れでる
自責の念
懐かしいカーテン
隙間から漏れる光
裏地付き 遮光1級
明るいという1日が
嫌でもまた始まる
呼び覚ましましょう
幸せを
今は昔?
今は何処?
今は朝
今は春
嗚呼、、、
微睡んで・・・
詩人:EASY | [投票][編集] |
温かくて丸そうで
淡い色をしてそうで
風に撒かれて遠くまで
広がっていきそうな
そんな感じを漂わす
卵みたいに湾曲で
四つ葉みたいに何となく
ひっそりとしてそうな
そんな命を持っている
そうなって欲しそうな
ごめんねって言いそうな
ありがとうって言いたげな
薄い膜で覆われた
柔らかくて丸いもの
詩人:灰色 | [投票][編集] |
逃げるように、町の喫茶店
チェーン店
誰も他人を気にしない、一人ぼっちばかりの店
たいして美味しくはない珈琲
やめられない煙草
呼吸を忘れるたびに火をつける
イヤホン
音楽で世界を閉ざす
目を瞑って
忘れられない何か、忘れてしまいたい些細な何かが頭の中で反響する
息ができない
眠い
こわい
「落ち着きなよ、大丈夫」
小声で言い聞かす。
誰も私を見ていない、誰も私のことを知らない小さなチェーンのコーヒーショップで涙をこらえて、息をして、
そうやって、削れた心の削りかすを拾い集めて生きている。
詩人:EASY | [投票][編集] |
本当の正しさは
揺らめいて
苦しくて、楽しくて
滑稽に謎めいて
愛しくて、悲しくて
泥にまみれて傷ついて
愚痴を言う頬っぺたは
可愛らしく揺らめいて
転がって、佇んで
陽炎とか蜃気楼
損をして、得をして
観念そっと差し出して
それを、通して見た色を
君が綺麗と言ったから
僕は似合うと言ったんだ
君に似合った色メガネ
可愛らしい頬っぺたで
君は今日も愚痴を言う
詩人:しゅんすけ | [投票][編集] |
彼女はいつも小さな声で語る
彼はいつもそれを煩わしく思う
ある時彼は別れを伝えた
彼女はそれを拒んだ
妻子待つ家に帰る
彼女はそれを拒んだ
本当はただ飽きただけ
彼女はそれを拒んだ
最初から決まっていた
彼女はそれを拒んだ
そして口を閉ざした
彼女はそれを拒んだ
彼女はそれを拒んだ
彼女はそれを拒んだ
彼女はそれを拒んだ
仕事も生活もうまくいかなかった
男が非日常に揺らぐ事は知っている
腰かける人間椅子には丁度いい
涙を見せるために呼びつけた
彼は守りたかった
男一人をコントロールすることなんて
彼は守りたかった
ワタシはヒガイシャ
彼は守りたかった
彼は守りたかった
彼は守りたかった
彼は守りたかった
彼は守りたかった
彼女はそれを拒んだ
彼はいつも煩わしく思う
彼女はいつもそれを小さな声で語る