詩人:EASY | [投票][編集] |
神が秘密にしてるのは
確か過ぎる不可思議さ
上映されるレトロ感
空っぽな孤独感
高揚を促した
戦地で笑う子供たち
楽に豪華なセレブリティ
一攫千金ギャンブラー
山に隠って空中浮遊
でき損ない故ラブピース
みんな持ってる初恋は
エナジーシートで真っ赤っか
ピンク色した子供には
万国共通甘い菓子
本気で努力してみたら
本気で才能見失う
最先端じゃ届かない
そんなふすまを開けてみた
詩人:高級スプーンあと何年 | [投票][編集] |
アイツは神経質で
細かいところまで
目につき気を配れるから
出世したよ
それから
先週から来ていないのは
心が病んでしまったから
責任感の強さが
精神的な弱さにリンクする
アイツを含めて何人目だろう
休めば休むほど来れなくなるよな
それを責めたりはしないけれど
ひとりひとりの負担だけ増えていく
そして
誰も居なくなった
そんな会社にいつまで勤めようか
詩人:カィ | [投票][編集] |
恋が始まった
君を想うと
涙があふれて
笑みがこぼれる
朝起きて
服を選んで
お弁当を作って
仕事に向かう途中も
気がつけば君のこと考えてて
お弁当のブロッコリーも
コーヒータイム中のココアも
たわいのない日常が
君がいるだけでスペシャルになる
すきすきすー
な毎日に
ちょっぴりのspiceを
寝る前の電話も
会いたいのメールも
あと何回できるのかな
夜になって夢を見て
それがさめても
ずっとずっと
君のことを考えてた
べいびーあいらーびゅー!
大好きだよ!
詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
ジムニーが欲しい
ランクルとかエクストレイル
デリカなんか到底手がでない
男の子みたいな性分が
まだ、胸の奥底で這い上がろうと
高低差を感じているうちに
どこかに行きたい
なにかやりたいのに
なにもやりたく
ならなくなりたくない
詩人:清彦 | [投票][編集] |
久しぶりに
ちょっと痛かった
息がつまって昔を思い出した
なんでもないこと
君は上手く喋るだけさ
愛される人柄だよ頑張ってほしい
こんなことしてる間にまた
我こそはひとりぼっち
"真実の愛"なんて
冗談めいた本気の病気で
望むことことごとく
払い除けてばかりの日々
取り返してみたいな
普通に過ごせたはずの青春を
謳歌したい 理屈も捨てて
戻りたいな戻りたいな
やり直して生きてみたい
あの10年前を
ここんところのらりくらり
表面上では上手く行ってた
閉ざしてたプライドのボロ屋から
やっと外に出てこれたから
でもこの過去は自分だから
剥がしても壊しても
同化して取り出せない何かがある
そう言うのか10年後も
痛かったりシラけたり
おどけたり怒ったり
笑うのさ その通り
馬鹿な心情、能天気
無茶苦茶が好きだから
笑うのさ その通り
どう やり直しても
何度でも行き着く
愚かで賑やかで
何もかもが馬鹿けてる
その道に
詩人:清彦 | [投票][編集] |
映画の中は現実じゃない
そんなことわかってるし当たり前だ
それでもフィクションに感動するわたし
炊飯ジャーの炊きあがりましたよの音で
現実に帰る悲しさよ
こんなに誰かに愛されたいというのに
わたしは何をやっているのだろう
やり方がわからないから仕方がない
いやもしかしてきっとみんなそうなんだと
都合の良い解釈で今日もひと安心
猫の鳴き声
雨の日の湿度
何も改善されない
憂う日々の物語
あなたに会いたくなって
欲情と虚しいひとりごと
こんなはずじゃなかった!
そしてこれはフィクションじゃない
そんなこと呆れるくらいわかりきってるけど
果たしてそれが当たり前でいいのか?
DONT TREAD ON ME!
黄色い旗の中で渦巻いてる
どこか戦いたくて仕方がない
だけど恐ろしくて仕方がない
あの映画の最初のカットはキリストで
かの国の在り方を問うていた
矛盾を孕む現実のすべて
あなたやその周り愛しているけど
わたしのその優しさの中には実は
どうしても隠しきれないそれ
つまり憎悪が隠れてるんだよ
こんな世の中で育った
そんなわたし
映画の中は真実じゃない
だとしても現実はどこまで信じていいの?
あるがままを受け入れられない
偶像を拝む毎日に耐えきれなくなったなら
DONT TREAD ON ME!
いったい誰に叫べは良いのか
詩人:EASY | [投票][編集] |
君の誕生日に
幸せをプレゼント
黄色いリボンで着飾った
僕の欲望を君はほどく
僕は記念日を
あまり気にしない
得意な数学が
大嫌いなのと同じ意味
君の誕生日は
数字で表現されて
僕の欲望は
詐欺っぽい嘘だ
君の誕生日に
幸せをプレゼント
そんなのは嘘
誕生日じゃなくても
プレゼントするよ
僕じゃなくて幸せが
そう言ってるんだから