詩人:高級スプーンあと何年 | [投票][編集] |
突然アタマが真っ白に
京王線
飛び込んだのは
自分の意思じゃないにしても
今し方
ポイっと捨てられた
使用済みのゴムのよう
反資本主義の
路上アーティストの絵
かもしれない落書きをバックに
笑顔でパシャリ
それをSNSに載っけて拡散
批判され非難され炎上
謝罪をするか
次の話題に移るまでがアート
深夜高速を
けむりみたく
魂がゆらゆら徘徊するくらい
無意味なものを書いてしまった業
カルマと言えば聞こえはいいが
破けて散った白濁色のそれは
ただの薄汚いネズミ
生産性があっても需要がなければ
ほら
くずかごに抜け殻になった君がいるよ
詩人:灰色 | [投票][編集] |
まさか。
まさか帰ってくるなんて思わなかった。
だけど、IDもパスワードも、覚えてた。
そうかぁ、また、傷ついてたんだなぁ。
また、すがりにきてしまった。
詩人:とーれぱすて | [投票][編集] |
理由もわからない空虚さをアルコールで埋める
ほどよく酔う
お笑い番組をYouTubeで見る
心のない乾いた笑い声が
一人の部屋にこだまする
酔いが覚め始めると
また虚しくなる
理由はわからない
理由をこじつけ
プルタブに指をかける
明日へ向かう
確かな時の進みを見たくて
アナログ表示の腕時計を手に取る
スマホの23:59と、腕時計の23:59
長針が12を過ぎたのを見ながら考える
明日は、心いっぱい元気に過ごせるのだろうか。
なぜこうも、張り切って頑張って生きようとするのか
また、プルタブに指をかける
詩人:梅宮 蛍 | [投票][編集] |
桃の花が ひとひら 舞い降りる
ふたひら みひら その髪に
よひら いつひら その肩に
むひら ななひら はらりと触れて
これはゆめ あなたの夢の中
花びらに あなたの笑顔が埋まる
「何か面白い事でもありましたか?」
「いいや」
たずねる私にあなたはわらう 私もわらう
「おかしな人ですね」
これはゆめ ゆめのなか あなたの夢の中
私はわらう あなたもわらう
目が覚めたとき
あなたは覚えてくれているでしょうか
あなたと笑う 私の顔を
詩人:波羽 | [投票][編集] |
いつだって
気にしてた
いつ
終わるの
君は
そのままたの
よく
生きれたもんだ。
ー知らない
知らない
そんなことば。
吐き捨てて…
つまり
泣いてたさ。
君のうしろで
詩人:波羽 | [投票][編集] |
さらさらな
砂を零して
君は
幸せ?ふしあわせ?
僕ね多分
君は知らないんだわ
あの方は知っていても
知らないノイズ
なんてwelcome
また僕の意思じゃ
きっとないね
きっとない
そう信じたい
たまに見る
不思議に
そうシフトして
神に
祈ってた
縋ってた
助けてと
昨日は
明日じゃなかったね
「ゴメン」
そう言い残して
僕 消えるんだ
また縋りながら
祈りながら…
私へとー