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[195208] めんたる
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

きらいで
いきてきては
いないから

ちいさなまどのなかには
わかりやすい
いいわけにかられ
いためつけあいたい
ひとびとのかげり

まわりくどい
もじのられつより
いいわけもいらないけつにくに 
ぜんしんがたかなっていたい

ちいさなまどをひらいて
とびおりちゃいけない
なにもいらないふりして
だれかをうらみながら

ほんの
すうせんちめんたる
ようやく
まっかなあさやけとゆうやけが
たがいにむかえにむかい
みたされ
わかれ
ひかれあう

ありえないなんて
もう
だれかにまかせてしまえばいい

このんで
しにたい
わけでもないなら

2018/12/23 23:03



[195207] あなたからのプレゼント
詩人:こちこ [投票][編集]


クリスマスの前
あなたにもらえたプレゼント
決して大きい袋でもない
決して特別でもなかったよ
でも私たちにとって
この写真たての中に
どんな笑顔を入れて
どんな素敵な場所に飾って
この先ずっと人を癒すプレゼントになり
みんなの物になる
私だけのものじゃなくて
そうなるのが一番

嬉しいことだよ

私だけのものじゃなくて

そうなるのが一番嬉しいことだよ

ありがとう あなたの気持ち


2018/12/23 17:17



[195206] すべてが夢だったときの対処法
詩人:アルバトロス [投票][編集]

すべてが夢だったときの対処法はちゃんと考えてある

まず時計を見て時刻を確認して
いつものように時間がなければ
ひとまず顔を洗って
冴えない頭と顔で部屋をキョロキョロ見回して

そんでよく分からないけれど何故か煙草に火をつけて
少しだけボーッとしたあと

ふと我にかえって慌てて着替えて準備して
そうしてバタバタと家を出て

なのに余裕ぶっこいて
途中でコンビニなんか寄ったりして
コーヒーとおにぎりという変な組み合わせをチョイスして

職場についたら
気が付くと、ほらいつの間にか夜だ

だからユラユラとお家に帰って
おいしいのかどうか分からない飯を食って
お風呂とかその辺はいつも曖昧だけれど
何やかんやするうちに
またモゾモゾと布団に入って
そんでムニャムニャと寝ているうちに
ほら、今度は朝さ

えーと、
そのすべてが夢だったときの対処法も
もちろん考えてある

また
いつか話そう

2018/12/23 01:46



[195202] 大切な霧の雨
詩人:こちこ [投票][編集]


心の中に靄がある
綺麗な雨の粒子が見える
流れていき
空気を冷たくしている

わからないことがある
寂しい気持ちがある
それはわかってる
粒が空気を洗う

いいことなのだ
それはいいことなのだけれど
私は臆病だから
本当に臆病だから

晴れても曇っても
わからなくても
変わらない底の底の底
漂う水の中になり
粒子になる自分を想像する

2018/12/21 20:42



[195201] いのち
詩人:EASY [投票][編集]

力が及ばないのに
力一杯なのは

それが

美しいからだ


ここから眺めると、それは

途方もなく永い年月を経て
積み重なった化石の様な

哲学的な切なさを帯びている



花火は打ち上がり
光りを放ち

そして打ち終わる


その余韻が
切なさを帯びているのは


それが

花火よりも
美しいからだ






2018/12/21 18:51

[195199] 声聞けなくて
詩人:こちこ [投票][編集]

聞きたかった声
でも眠るよ
きっと夢に出てくる声
わたしを安堵させる
魔法

聞けなくて でも
思い出そうって
グッと苦しくなる
これが恋なんだね

花弁が舞うような
気分とそうでない気分
心が忙しく動く
もう動かないと思っていた心
ちゃんと動いていて
生きているって思えた

2018/12/20 06:24



[195198] 
詩人:鱗子 [投票][編集]

人は生きていて、

未来に見せる夢だとか

生きてみなければ、あつかましさなどはわからない。

これほどにわからない希望を残そう。

また都合の夢を見て。

わたしはわたしでいなければ駄目なんだろう。

ただただ淡々と。

今日はもう眠い。

2018/12/19 20:23



[195196] かっこの悪さ
詩人:鱗子 [投票][編集]

ただ腹の立つ子がいた。

その子自身が腹立っているようだった。

やさしさとは汚れること。

何も無いよりほんとに良いんだと。

ほんとにあのばらの花びらだった花びらは一枚も残していない。

でもやさしさが残った。

赦していないし、答えがあり、生きていけるよ。

歩くことだってほら出来る。

2018/12/19 19:49



[195194] あなたのプレゼント
詩人:こちこ [投票][編集]

あなたのプレゼント
それはものじゃない
心だね

クリスマスに彩る街
赤や緑に眩しくなる
心まで染まる勢いです
 
ざわつく季節に
私は気づく
あなたの心に
気づけなくてごめんね

雨が冷たくて 雪みたい
サンタクロースは ニコニコしているのかな

I hope happy world
I hope peace world

2018/12/19 19:36



[195191] 桃の花
詩人:鱗子 [投票][編集]

きみとも
あなたとも
呼んだことはない
同じ生活を夢に見て



嘘は赤い
嘘はばら
あなたが忘れられない

いくつも
いくつも
抱いてきたばら

赤いクチビル

なんまいも
なんまいも
かぞえてきた

赤赤はめで溶けて

こころに桃色の花がさく

けど              痛い

痛いよ


   

水におぼれ抱き合う 深い川で 生命を大なり抱える

もう会わない約束かと思った

清潔を

きみがこぼして

たすからない紺色の水滴となってあたし生まれたのよ

一人で溺れる

恋をいつか嘘にして

もうついて来ないで

こんな会話を花に想う

おんなの罪悪感、じごくに咲いてしまった罪悪感をつみ

悲しみを思い続ける

2018/12/19 18:50
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