詩人:山崎登重雄 2 | [投票][編集] |
最初は僕というワンピース
昨日 今日 明日
描き出す絵画
やがてめぐり逢いツーピース
愛し合い生まれた子供達
時は経ちスリーピース
笑って育む毎日を
積み重ねて描き続けて
過去 現在 未来
春夏秋冬で4ピース
一週間で7ピース
一年で365ピース
繰り返し繰り返し描き出す絵画
いろんなデコボコはめ込んで
諦めないで繰り返す日々
僕が倒れても
子供達が続けてくれる
素晴らしい未来
四隅を仕上げ枠が出来上がる
今を合わせ
収めて行く日々
たくさん笑顔を仕上げて行く
諦めないで繰り返す日々
手を繋いで歌いながら
諦めないで繰り返す日々
浮かび上がる絵画
未来への物語
笑顔の花園を笑顔の花園を
今日を合わせ明日を描き
未来の今をはめ込んで
希望を紡ぐジグソーパズル
ワンピースフォーピース
今日より明日ヘラブアンドピース
未来は続くよ何処までも
出来上がる一枚の絵画は
箱絵にして誰かに
のんびり愉しんてもらうんだ
僕から子供達へ
子供達から未来へ
永遠に誰かに愉しんてもらうんだ
始まりも終わりも
僕という名のワンピース
あなたにフォーピース
愉しんで愉しんで
ワンピースフォーピース
ピースオブマイハート
始まりも終わりも
たったひとつのジグソーパズル
僕もアナタもはめ込んで
創り出す絵画
描き出す未来
人生はジグソーパズル
さぁ愉しもうよ何処までも!
詩人:山崎登重雄 2 | [投票][編集] |
どうしようもなく切ない
どうしようもなく寂しい
独りだけど
独りじゃないよ
抱きたい
抱きしめられたい
ひとつになって
ただ抱きしめて
愛をささやいて
果てることなく
君と漂いたい
コールミー
プリーズテルミー
ラブミー
09084599294
君と
ただそれだけを
待っている
詩人:山崎登重雄 2 | [投票][編集] |
我想う故に我在り
たい焼きは 何を想って 焼ける のか
朝晩祈る以外
発音のない唇
携帯の目覚まし
レンジのチン
洗濯機ガタゴトスン
生活は極彩色の音色を奏で
僕の耳をくすぐる
ダージリンティーを淹れる
香りに包まれ游ぐ
何か物足りない
小腹が空いた
さぁ たい焼き焼いた!
詩人:理恵 | [投票][編集] |
潮が私を呼んでいた
確かに私を呼んでいた
あなたが笑うかもめとか
砂のお城はないけれど
ふくらむ波は 確かにあなたが
うたった波だと教えてくれた
冷たい風がピンと吹き
誰かが手向けた花が咲いていた
あの頃と夢の形は違うけど
確かにそれは手元にあるよ
あなたのうたを君が聞き
それを私は口ずさむ
白い季節を迎える前の
ほんの忙(せわ)しい一時に
私はその道をたどってる
H30.10.14
詩人:猫のあし | [投票][編集] |
正しかったのかとか
ああすれば良かったとか
そんなの 意味がないのは分かってる
少し淋しいのは
時間は戻らないから
こんなにひとりぼっちなのは
どうしようもなかったから
詩人:まろふに | [投票][編集] |
伝える言葉 とうに失くして
止みそうもない雨 ふたり見てるだけ
歩道の信号 点滅がにじむ
そろそろ行くねと ゆっくり君が顔を上げる
君のその長いまつげが光って見えたのは
雨だろうか それとも…
あの日ふたり並んで肩を濡らした傘が遠ざかる
今はひとりだけの後ろ姿 包み隠して
冷たい雨はまだ 止みそうもない
どうか 風邪などひいたりしないように
僕は止むまで ここにいることにする
詩人:まろふに | [投票][編集] |
形のないものそれが愛 頭じゃ分かってるけど
ピカピカ光る指輪を眺め ほくそ笑んだり
ふたり並んで笑った写真をカバンの奥に
電話やメールの後はすごく会いたくなるよ
ねぇ今すぐ会おう 目の前で笑う ふたり
それこそが愛
不確かなものってそれが愛 理屈じゃ分かってるけど
会話の途中 あなたの視線 どこ向いてるの
気のない返事にすぐに腹を立てたり
ケンカの後はいつでもすぐに謝りたいの
ねぇ夕陽を見に行こう つないだ手の温もり
それこそが愛
詩人:与末居 | [投票][編集] |
むかし好きだった年下の男から、何かのキャンペーンのハガキが私に届いた
消えかかっていたから詳しくは知らないが、神奈川に住んでいるようだ。名前のところは空欄だった
私に宛てて書かれたものは、黒いペンでぐしゃぐしゃに修正したような箇所が所々に散らばっていた
温かくもなければ冷たくもない
なぜそのハガキが私宛てだと気づいたのかは、見覚えのある筆跡でだが、どのようにして私のところに届いたのか
それはまったくもって謎である