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[194865] 心のSOS
詩人:beet [投票][編集]

我慢は
しなくちゃならないものと
必要ないものがある

我慢し続けても
はたして、それは
みのりあるものなのか

我慢にも、限界がある。

とこまで持つか

今日も今、早くも危険信号の赤いカラータイマーが点滅しはじめている。

心のSOS

2018/09/11 01:21



[194861] あなたがいたから
詩人:猫のあし [投票][編集]

一人で立てるようになりたかった。

自分と言う人間になって

誰かを愛したかった。

でも

あなたの言葉に心が優しくなって

温かくなって

私は一人では生きていけないと思った

ずっと一緒にいられるかは

まだ分からないけど

あなたに出会えて良かった

あなたと話せて良かった

2018/09/10 16:05



[194859] 
詩人:小さな貝がら [投票][編集]

振り返れば
あなたが作る温かい
夕飯を思い出します

白衣姿のあなたは
一番輝いていて
そして凛として
家で見せる顔とは
違うあなたを見ました

きっと分かってたでしょ
隠していても

でもあなたは何も言わず
知らないふりをして

毎日何事もなく
過ごしていたけど

本当は辛かったんでしょ
誰よりも自分の事分かるから

苦しさ見せない
あなたの笑顔
そんなあなたを
尊敬します

最期の 最期の 温かさ
1人胸にそっとしまい

私の一番大事な物
寂しくなった時
悲しくなった時

直ぐに触れられるように
そっと記した
私だけの栞

2018年9月作
By 音無詞 詩

2018/09/10 08:54



[194858] まま
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

蝸牛が庭のニラに縋り付いていて
すぐさま毟り取り
叩きつけるように投げ捨てる 
殺す気持ちでやった

次男が
午前中には終わるはずのクラブの大会が
午後にやっと終る
知らない父母が息子を家に送り届けてくれた
心から感謝しなければと頭を下げた

長男は
中3で受験生なのだが
ただで貰った学習机についていた椅子が
あまりに安っぽい椅子で腰を痛め
今日、中古の椅子を3000円で買い求めたが
とても良い椅子で安堵した

株式会社になったばかりの古巣
息子と同じ椅子をもう一つ買い求めていたので
会社の経費で落としてくれるようにと
明日は事務員に頭を下げて頼み込むつもりだ

後何年こうして稼げるのか
そう思いながら椅子を眺めた


2018/09/13 13:32



[194857] 不時着
詩人:あいる [投票][編集]



触れれば煩わしくて
離れればもの足らなくて
満たされることなんてなくて
足りないくらいが丁度よくて

君と夏の終わりにしたキスは
線香花火の火種が水に着地したときと同じ音がした

濡れれば煩わしくて
渇けばもの足らなくて
癒されることなんかなくて
何が足りないのか
年々その輪郭は明確になっていく

弾むような雲も
下手くそな水切りも
エコーのかかりすぎたマイクも
蚊に刺されたところにつけた十字の印も


全部が薄められていく夕景

いま命をまっとうして
投げたタバコが水に着地するときには
君と夏の終わりにしたキスの音がするんだろう



2018/09/09 20:09

[194856] 未来へ
詩人:山崎登重雄 2 [投票][編集]

愛しているよ 愛しているよ

今日とともに 明日をともに

今この瞬間を 言葉に編んで

詩う日々 拙いけれども

こうして 紡ぐ繰り返し

君たちと 手を繋いで

心を合せ 生きる事を

その約束を 実践を

誓う場所が 此処だ

焦らずに

怖じけずに

威張らずに

腐らずに

負けずに

この小さなアオイクマを抱きしめて

愛おしく 可笑しい

僕らしく 楽しい

出来れば 頼もしい

時を 人生を

只々 歩むのさ 未来へ

2018/09/09 12:15



[194855] 季節外れのひまわり
詩人:猫のあし [投票][編集]

僕は 恥ずかしい生き方しか出来なかったし

悲しい思いもいっぱいしたけど

色んな出会いで 生きてて良かったと思う

今の僕に何が出来るか分からないけど

笑顔になってもらえるなら

僕に出来る事をしよう

それが 僕の生き方なら

2018/09/09 11:12



[194854] ピエロ
詩人:マミリン [投票][編集]

経験も現実も
過去も未来も
全てを忘れさせるような
屈託のない笑顔

そんな顔で
微笑みかけないで

今夜
そばにいてくれるわけじゃないのに

2018/09/09 05:29



[194851] こどもとおとな
詩人:歹←ガチ [投票][編集]


こどもとおとなの

さかいめっていわれてもな


まぁしいていうなら


こたえのないものにさ


かんがえようとすることが

こどもで

かんがえないようにすることが

おとなだ

2018/09/08 19:24



[194848] 人を見るとき花になる
詩人:EASY [投票][編集]

私は清く正しい人です
そんなにジロジロ見ないで下さい

まるで、そんな感じに
歩いて行くのが流行だ


僕たちの遺伝子は
驚異的な儚さが

備わっているようだ


抱えきれない僕たちは
花々たちを眺めては


清く正しく在ることを
隠し伐れずに涙して


計り知れない愛しさを
抱え込もうと試みる



愛すべき存在だ

2018/09/07 20:32
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