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[194620] 夏の空
詩人:EASY [投票][編集]

ぼんやりとした盆踊り

遠くで光る虚ろな影は
金魚すくいに救われる


未成年の少女たち
浴衣を着て微笑んだ


焼きそばを売るおじさんは
冬は僕の友達だ


花火が上がってしまうのは
男と女がいるからだ


それが終わってしまうのは
いつかみんな死ぬからだ


それでも僕らが生きるのは
綺麗な夜空があるからで

それでも死んでしまうのは
それを逸らしちゃいけないからだ


2018/07/06 19:32



[194614] 最新治療
詩人:EASY [投票][編集]

差し歯の色ですが
保険適用内なら、もっと近づけるんですが
自己負担の方は、高く付きます
如何なさいますか?

お金のことは気にしないんですが
少しくらいの歯の色は、もっと気にしないんで
これでいいです

でも、前歯のことは、気になさってしまう
ということでしょうか?

そうですね
それすらも気にならなければ
もっと気楽に生きていけそうですね
でも、そんな奴が居たら
凄そうだけど、ちょっと恐い
前歯がないのに笑ってて
平安な奴でしょ?
インドとかにはいっぱい、いそうですね?
しかも大抵いい人だ

分かります、その感じ
そういう人達の方が、逆に魅力があったりするのかも知れませんね

でも
先生は歯医者だ
みんなが前歯を入れなかったら困るでしょ?
仕事にならない、そんなことになったら
この世から歯医者がなくなっちゃうかも?

そんなことないですよ
それならそれで、何か違ったことが出来る
寧ろその方が、私は幸せかも知れません

そういうの、分かります
僕は、インドの仙人みたいにはなれなくて
今日こんな風にして、歯医者に来たけれど
それはそれで、すごく良かったことと同じです
先生に会えたから

差し歯を入れたくて、歯医者に来た
それはごく普通の事ですよ?

言われてみれば、そうですね
ごく普通の事です

でも、私も歯医者になって良かった
今日あなたに会えたから
そういうことですよ
そろそろ次の予約の方の時間になります

そうですか、今日はありがとうございます

30分は食事をなさらないで下さい

そう言うことになってるんですね?

気になさらないで下さい
そう言うことになってるんです


2019/02/12 22:16



[194613] 真夏の今日は。
詩人:とーれぱすて [投票][編集]

エアコンで冷えた身体が
あつさで
ゆっくり とけていく

空の狭さとたくさんの光の反射が
「都会さ」を物語るこの街に

いったい
どれくらいの優しさがあるだろう


どれくらいの悲しさがあるだろう



気だるい暑さを振り切って。



優しさを求めて

今日も ただ歩く




2018/07/03 21:44



[194612] しろ
詩人:EASY [投票][編集]

白が白である意味を
語る者は、そういない

同じように、僕たちは

自分らしく居ることに
不安がっているだけで

白が白であることに
意味なんてありゃしない

2018/07/02 20:51



[194610] 夏の魔法
詩人:カィ [投票][編集]

キラキラな季節

何にも飾らなくって

サンダルにお気に入りの香り

日焼けした君は

軽い人だと思ったのに

キラキラな夏空の下

一緒に汗だくになって笑って

朝日と夕日がどっちがキレイか比べっこしよう

星降る夜にかけた願い事は

恥ずかしいから内緒だけど、

きっと同じこと願ってるんでしょ?

キラキラな夏の魔法が

とけないように

そっと横顔にキスをした。


2018/07/01 17:12

[194604] 偶然
詩人:紙一重 [投票][編集]

久々に味わったよな感覚
こりゃやばいね 

希望的な観測が増して
どんどんふくれてく

自分でストップかけないとどうにかなりそう。

偶然に決まってるのにね。

それでも、嬉しいよ。


2018/06/29 23:32



[194599] ウタウタイ
詩人:ユズル [投票][編集]


歌いたいのは どんなとき
まっくらな心の中で ぽろぽろと涙をこぼす
誰もみていないのに
いつも ひとりよがりだなぁ

詩いたいのは どんなとき
眩しくて 冷たい あなたには
いついつまでも 届かない
心の中にある この場所だけで泣く

2018/06/28 22:08



[194592] 願い
詩人:EASY [投票][編集]

どうか流して下さい
その涙を

どうか眺めて下さい
その儚さを

どうか溢れて下さい
この高鳴りよ

2018/06/27 22:34



[194590] メトロ
詩人:EASY [投票][編集]

夕日が落ちているのに
人々は地下鉄で

スマホいじらなきゃならない


生まれてきた僕たちは

何処となく偉そうに
何となく遠慮して

生きていかなきゃならない



泣いたし、笑ったよ

ほんの少しでも君に
近づこうとした


僕の耳や目は
医学書に載っていて

僕の脳だって
科学雑誌に載っている


それでも、僕は
存在してるんだ


地下鉄と夕日が
混ざり合っていくように

2018/06/25 17:10



[194589] 新しい部屋
詩人:猫のあし [投票][編集]

新しい部屋に

新しい家具

新しい布団

新鮮な毎日に

新しい辛い事や悲しい事

そして 楽しい事

新しい景色を見て

続いていく道のりを思って

少し寂しさを感じた

僕の未来が

孤独なんだろうと

2018/06/24 22:31
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