詩人:理恵 | [投票][編集] |
綺麗な季節が終わったなんて
言わないで
あなたが勝手に
魅了されただけよ
青い若葉も
裸の枝も
隠したことはないわ
勝手に花だけを好きになって
幻滅しないで
全部最初から目の前にいた
私なんだから
H30.4.5
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
人を守るってどう言う事なんだろう。
優しい言葉をただかける事?
身体を張る事?
甘やかす事?
全部違う。
相手の為に時に嫌われようとも
叱って理解をさせ、
そこから身体を張って守る事だと
私は思う。
相手を理解し、己自身を理解して貰う。
これが私が守りたいと思う人間。
だけど…
そんな風に思える人間は
もう周りにはいない。
私の守ると言うのは間違っているのか…
それとも合っているのか…
それが今は分からない。
詩人:EASY | [投票][編集] |
全て認めよう
僕の独断で
その意味に置いては
僕は独裁者だ
その意味に置いては
ヒトラーですら
僕の足元にも
及ばない
そんなこと
大したことじゃない
僕たちは運命よりも
ずっと親密で
僕たちは命よりも
ずっと大切で
僕たちはそれよりも
ずっと温かく
寄り添っているんだ
詩人: - 皐月 - | [投票][編集] |
生まれてこなければ良かった。
今まで生きてこなければ、
こんな金食い虫になんてならなくて
済んだのに。
今からでも遅くないか?
今死ねば、今後金食い虫に
ならなくて済むし、家族だって
苦しい思いしなくて済むもんね。
私、要らない子だし。
どうせ誰も私の気持ちなんて
分かってくれない。
分かろうともしてくれない。
全て否定。全否定。
認めてもらえたことなんて、
一度もない。
真剣に向き合ってもらったこともない。
ただただ、言ったことを全否定。
私の顔、全否定。
私の性格、全否定。
私の心、全否定。
不細工、ダメな子、何怒ってるの?
「何、怒ってるの?」って?
私は怒ってなんかないよ。
ただ悲しいだけだよ。
泣きたいだけだよ。
とことん無視、無視、無視。
ワタシを置いてかないで。
貴女に私の存在が見えてたのかな?
私から見た貴女の目には
何も映っていなかったよ
要らない以前に
私は存在してなかったのかな?
生まれてこなければ良かった
生まれてこなければ良かったよ
ねぇ、母さん
詩人:EASY | [投票][編集] |
部屋の明かりを消して
代わりに、消音のテレビをつける
音の代わりに窓を開けて
車の音と、誰かの笑い声を聞く
何処にでもありそうな
空みたいに
思い出せない懐かしさを
記憶の代わりにして
微笑んでみる
詩人:もとり | [投票][編集] |
大切だと思い込んでた物を
いっその事手放してしまえば
本当にしがみつく程の事か
少しずつ考える様になる
ゆっくりと熱が冷めていく様に
時にはそんな工程も必要だろう
感情では何も考えられないんだから
だから感情から離れて
論理的に答えを導き出せるように
物事から距離を置く
僕達は常に頭の中に答えが有ると思っていて
思考の範囲外の答えなんて
全く用意されていないのさ
思考なんて常に知識と経験からでしか
導き出す事しか出来ないのに
考えて悩んで苦しんで
それでも必要だと言うのなら
納得出来るまでとことん落ちて見るのも悪くない
長い目で見ればほんの一部の出来事で
それもまた経験となる
その考え抜いた経験が
また人生を深めていく物で
人生に置いて無駄な出来事は
何一つ無いのだから
詩人:EASY | [投票][編集] |
人たちが時々見せる
悲しげな顔が
運命とのコントラストを
あまりにも美しく
表現している
思考はあまりにも
駆けずり回るので
その見解よりも実際には
ずっと温かい
誰かが死んでしまうのに
僕たちは死ななかったり
僕たちは死ぬのに
誰かは死ななかったりして
そんなことが、ありながら
この瞬間、僕たちは
泣いたり、笑ったり、しながら
その美しさに耐えきれず
目を逸らしてしまう
詩人:理恵 | [投票][編集] |
もし、子供の頃の自分に会えたら、何を伝えたい?
と、問われて
何も言わずに抱きしめるか
何も言わずに殺めるか
どちらかだろうな
と、思った
2018.3.26
詩人:EASY | [投票][編集] |
救ってくれないってことは
咎めないってことで
愛されないってことは
愛するってことで
辛いってことは
幸せなことを
知らないってことを
知ってるだけだ