詩人:EASY | [投票][編集] |
コンビニには中国人
会社にはベトナム人
僕は多分日本人
成りたかったのはインド人
好きな女性はブラジル人
美人が多いロシア人
愛しき人は地球人
もとを正せば宇宙人
根本的にはビッグバン
意識的にはそれ以前
詩人:EASY | [投票][編集] |
知らない方が、いいことって
あるでしょ?
おんなじ様なもので
解けない方がいい
誤解だってある
君はいつも、口癖の様に
「言ってくれなきゃ分からない」って
言うけど
言葉なんていうものは
僕からしたら
言葉に出来ない程に
曖昧なものだ
なんかちょっとした拍子に
僕たちには別れがやって来る
僕だって泣くし
君以上に泣くと思う
でも
この美しさにだけは
自信が持てる
美しさと苦しさは
紙一重ですらない
それは苦しさであると同時に
これ以上ない程の
美しさでもある
それでも何度でも
僕たちは笑おうとする
たとえ、ひきつろうが
それでも何度でも
僕たちは歩こうとする
たとえ、つまずこうが
それが美しいことが
僕たちの知らない所で
僕たちは知っているからだ
僕たちは気づかれないほどに
美しき存在だ
詩人:しゅんすけ | [投票][編集] |
カルボナーラを最初に作ったやつは天才だ
もう、それがなくちゃ生きてはいけない
ルールは誰のために作られたのか
だから利用するしかないのに
善悪なんていう刷り込みに縛られて
罰当たりは酔い止めって言って渡したラムネと同じ味
プラセボな想像妊娠の次男
いや次女?
まぁどうでもいいんだよ
コンドームを最初につくったやつは天才だ
もうそれがなくちゃ生きてはいけない
いや
俺なんかもう生きてちゃいけないかも知れないが
ルールなんて誰のために作られたのか
さぁ、
革命のために首をはねるべきやつはだれだ?
フラミンゴの片足をあげるポーズの理由と
冬場に灯油が売れる理由は同じらしい
ルールなんて誰のために作られたのか
ラビリンスを最初に迷宮と訳したやつは天才だ
絶対に交わらない懐古趣味と理性
なぜか年寄りは理性的だと信じられているというオカルト
幽霊も宇宙人もいない
いた方が楽しいとは思う
最初に
最初に
詩人:EASY | [投票][編集] |
とても純粋に
悪気なく
とても潔白に
屈託なく
まるで子供のように
笑ったりするんだ
本当は無垢なことを
僕は知っている
ここで言う歳月は
そこで言う素粒子よりも
ずっとちっぽけだ
君は自分の名前を
言うね
とても、はっきりと
とても、自然豊かに
僕は君の名前よりも
ずっと前から
君のことを愛しく思う
だからと言って
君の名前が嫌いな訳じゃない
それだって、それなりに
とても愛しく思う
ここで言う愛しさは
そこで言う愛しさよりも
ずっと愛しくて
とても君を他人だとは
とてもじゃないけど
僕には思えない
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
所詮人間なんてそんなもん。
幾ら熱心に向き合ったって
幾ら守ろうとしてたって
相手の人間性がクソだったら
何も残らない。
もうまたゼロにしようか。
この一年間疲れてしまった。
色んなことが一気にあり過ぎて。
逃げたくなってしまった。
人間の汚い部分を見過ぎでしまって。
もう十分だ。
結局、裏切られる。
友達?いらない。
彼氏?いらない。
だって、裏切るモノでしょう?
だったらもう二度と作らない。
人間なんて裏切るモノ。
そんなもんだよね、きっと。
詩人:理恵 | [投票][編集] |
夜の空気を吸いたくなって
窓を開けた
もんもんとこもる熱は
ひっそりとした風に支配されていく
わがままね
今度は寒いなんて
桜の蕾もふくらまないまま
気がついたら別れの季節
漂う幻想のような寂しさの向こうに
現実が口を開けて待っている
雪に足を取られて転べば
後ろから幻が手招きして
本音はきっと
夢を見ていたいんだ
ただ、頭だけが
未来を向いている
青い花に囲まれて
悲しみがすぐそこまで迫ってる
2018.1.13.Tue
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
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いつもとよく似た 朝がまた来たね
今は会えない人に 歌うつもりでいた
小さな音符が てのひらに残る
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みどりの表紙の 読まずにいる本(詩集)
今は言えない人に 歌うつもりでいた
小さな休符が ゆびさきに残る
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調律してない がっこう(小学校)のピアノ
今も消えない心 歌うつもりでいた
小さな旋律 くちびるに残る
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詩人:猫のあし | [投票][編集] |
僕はきっと 欠陥品だったんだと思う
とんでもない失敗をしないと 気づけない
人を傷つけないと 人の気持ちも分からない
人より分からない事が 凄く多い
人と関わるのは凄く怖い
また人を傷つけるのは怖い
どうして 時間は戻せないんだろう