詩人:EASY | [投票][編集] |
春になると
寒暖差が激しいので
着る服に迷う
朝は厚着でも
帰りは薄着だったりして
帰りの薄着が
寒かったりもする
それくらいのことで
失敗したと思うこともあれば
それくらいのこと
何でもないと思う時もある
君にどう思われてれるのか
気にする時もあれば
気にすること自体が
どうかしてるとも思う
死ぬ訳じゃないんだし
と言う決め台詞だって
生死に縛られてる
不自由だと思ったりするのに
ちっぽけな僕は
例えば君に
妬きもち何かを
妬いてみせたりもする
詩人:EASY | [投票][編集] |
幸せになると、どうなるの?
純真無垢な笑顔を見せて
天使は、そう言った
そうだね、よく分からないけど
笑顔になるんじゃないかな?
疑心暗鬼な笑顔を見せて
僕は、そう言った
そうなんだ、笑顔って何?
笑顔で天使は、そう言った
僕は、何も言わずに
よく分からないけど
笑顔になった
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
風の通る道を一人見てた
幸ある人たちのギターを聞いた
すべて光に似た価値あるもの
過ちさえ消えた世界のもの
響きあう心で いつまでも愛そう
たったいちど たったひとり
僕のリーセル
■
■
風の強い朝はどこに行こう
霜のついた窓に何を見よう
感じたまま遊ぶ子どものような
素直な心なら届くだろうか
嘘のない態度で いつまでも愛そう
たったいちど たったひとり
僕のリーセル
──────────
リーセル……高校時代の先輩につけた愛称。今となっては語源は不明だが、luce(光)と関連があると思われる。
詩人:遥霞 | [投票][編集] |
やさしさ求めてる君のことしっていて
ずるい僕は何度でも言うよ
「僕のとなりにおいで」
君が僕のことを好きとか
そんなことほんとはどうだっていいんだ
ただ君にとなりで笑っててほしいから
君のよろこぶ言葉を探して
どれだけでも言ってあげるよ
疲れ果て渇いた心に
君の笑顔が沁みたから
その笑顔をいつも見ていたかったんだ
僕の言葉に揺れる君をみつけて
わかったんだ
君のその笑顔の裏側
その心の隙間に僕をおいてくれないか
僕の選んだ言葉で
嬉しそうに笑った君が
もう離れないよ
離さないよ
君は僕だけの天使
詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
「これからも生きてくれる?」
なんだろう
突然の問いかけに ドキッとした
なんでもない 穏やかな日常の中
何気ない会話の キミからの一言
今まで こうして生きてきて
この問いかけられた瞬間も
生きているから 聞けた言葉なのに
胸を張って 自信を持って
「うん!」と 答えられなくて
いろいろな思いが 駆け巡って
少し 考えてしまう
答えをゆっくり待つ キミが
こちらを見つめている中で
思うのは
きっとこれからも この先も
苦しいことは たくさんあるだろう
だけど その度に落ち込んで
「死にたくなる」のではなくて
違う可能性を 見つけたい
つまづいても 立ち上がりたい
みんなに支えられながら
どんなに 進むのが遅くても
前を向いて 歩いていきたい
今 そう思えるのも きっと
全部 キミのおかげなんだ
キミが 寄り添ってくれているから
だから この問いかけへの答えは ひとつ
「これからもよろしくお願いします。」
詩人:もとり | [投票][編集] |
油断しているのかな
何も出来ない奴だと
そう思い込んでいるのかな
全員前ならえ
右向け左
一人は居るでしょう
思い通りにならない奴
説得したり
怒鳴ったり
嘆いたり
諦めたり
ご苦労様でした
押さえ付けて捩じ伏せて
独り善がりで高笑い
右ポケットに潜む小さな決意
確固たる証拠を持って
僕は世間にぶちまける
君が思っている以上に
事態はかなり深刻で
詩人:もとり | [投票][編集] |
夢を語れるほど純真ではなく
理想を語るほど現実との差異を知らない訳では無い
恋を語るほど純粋ではなく
愛を囁くほど貴方を知り得た訳でもなく
未来を願うほど希望も持ち合わせてもない
可能性など幼い頃に置いてきた
現実 と言う名のしがらみが
私の言動を抑制するだけ
残りの余生に
一体どれ程の価値がまだ残っているのだろうか
きっと命果てた時に
答えが出るものなのだろう
どれだけの意味が有るのか知り得もせず
今日も世界に生きた爪跡を残す
私は今日も
生きている