詩人:しゅんすけ | [投票][編集] |
イージーイージー
自らお膳立てた苦境を
四苦八苦してなんとかクリア
イージーイージー
積み重ねるしかないってこと
君は知ってた
ずっと前から
傷だらけの体を隠して
汚れた面で満面の笑顔で
イージーイージー
運良く完了したクエストを眺めて
泥だらけの
イージーイージー
人生は
イージーイージー
うん
よくムカつくって言われるよ
でもさ
イージーイージー
人生は
イージーイージー
真夜中にドライブして
山のてっぺんで叫ぼう
なにやったって楽勝なんだ俺は
あー
そうだ
そうだったよな
合言葉は
イージーイージー
詩人:高級スプーンあと何年 | [投票][編集] |
毎日考える
それは
きみと生きた日々よりも長く
毎日生き永らえる
それは
きみが生きた時間よりも長く
ひとりで生きることに意味はあるのか
どうせ同じように死ぬのならいっそ
それでも今日を生き延びたのは
怖いから
やりたくもないことを
やりたくないと思いながらも
誰かに褒められるくらいには頑張って
生きているのは怖いから
みんながみんな
嫌ってくれたらいいのにな
何を期待しているのか
なぜ優しい言葉をかけてくれるのか
時に厳しく
叱ってくれるのか
怖いなあ
ひとりで生きるって
すごく怖くて
生きることに逆らえない
それは
それは
気が狂いそうになりながら
怖くて
まともにしか生きられない
ああ恐ろしい
きみがいなくて
ああ恐ろしい
きみがいなくても
毎日考える
それは
きみと生きた日々よりも長く
きみのいない日々が意味もなく
地獄のように続いている
詩人:EASY | [投票][編集] |
何がどうなれば
いいですか?
善悪でもなく
優劣でもなく
それはもう欲望だ
本当のことを言えば
欲望でさえ
善悪でもなく
優劣でもない
すれ違う人達は
何処かに歩いているし
僕だって同じように
何処かに歩いている
たとえ、それが
目的であろうがなかろうが
善であろうがなかろうが
僕たちは歩く
人は皆
その眼差しを持って
何処かを目指している
たとえ、それが
風上であろうが
風下であろうが
地図に載っていようがなかろうが
他人事のように素っ気なく
当たり前のように親密に
善悪でもなく
優劣でもなく
歩いている
何がどうであれば
いいのかを
か弱き子羊の様に
とても愛らしい眼差しで
放牧している
そこにないのは
何かと何かではなく
そこにないのは
罪だけだ
詩人:EASY | [投票][編集] |
お金は好きですか?
嫌いではないけど
言うほど好きではない
人は好きですか?
好きではないけど
言うほど嫌いではない
好きなものはありますか?
どちらとも言えないけど
あったらいいとは思う
自分のことは好きですか?
君のことが好きなので
自分のことは分からない
詩人:KiraAya | [投票][編集] |
愛されたいわけじゃないけれど
優しい人たちに何も与えられないのは
ちょっとだけ寂しい
優しい人たちが愛しいと思える私であればよかった
暖かい気持ちを与えることができればよかった
愛させてあげることができればよかった
何もあげられないのに
あなたの目に触れてごめんね
詩人:理恵 | [投票][編集] |
綺麗な季節が終わったなんて
言わないで
あなたが勝手に
魅了されただけよ
青い若葉も
裸の枝も
隠したことはないわ
勝手に花だけを好きになって
幻滅しないで
全部最初から目の前にいた
私なんだから
H30.4.5
詩人:IKUMI | [投票][編集] |
人を守るってどう言う事なんだろう。
優しい言葉をただかける事?
身体を張る事?
甘やかす事?
全部違う。
相手の為に時に嫌われようとも
叱って理解をさせ、
そこから身体を張って守る事だと
私は思う。
相手を理解し、己自身を理解して貰う。
これが私が守りたいと思う人間。
だけど…
そんな風に思える人間は
もう周りにはいない。
私の守ると言うのは間違っているのか…
それとも合っているのか…
それが今は分からない。
詩人:EASY | [投票][編集] |
全て認めよう
僕の独断で
その意味に置いては
僕は独裁者だ
その意味に置いては
ヒトラーですら
僕の足元にも
及ばない
そんなこと
大したことじゃない
僕たちは運命よりも
ずっと親密で
僕たちは命よりも
ずっと大切で
僕たちはそれよりも
ずっと温かく
寄り添っているんだ
詩人: - 皐月 - | [投票][編集] |
生まれてこなければ良かった。
今まで生きてこなければ、
こんな金食い虫になんてならなくて
済んだのに。
今からでも遅くないか?
今死ねば、今後金食い虫に
ならなくて済むし、家族だって
苦しい思いしなくて済むもんね。
私、要らない子だし。
どうせ誰も私の気持ちなんて
分かってくれない。
分かろうともしてくれない。
全て否定。全否定。
認めてもらえたことなんて、
一度もない。
真剣に向き合ってもらったこともない。
ただただ、言ったことを全否定。
私の顔、全否定。
私の性格、全否定。
私の心、全否定。
不細工、ダメな子、何怒ってるの?
「何、怒ってるの?」って?
私は怒ってなんかないよ。
ただ悲しいだけだよ。
泣きたいだけだよ。
とことん無視、無視、無視。
ワタシを置いてかないで。
貴女に私の存在が見えてたのかな?
私から見た貴女の目には
何も映っていなかったよ
要らない以前に
私は存在してなかったのかな?
生まれてこなければ良かった
生まれてこなければ良かったよ
ねぇ、母さん