詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
目の痒さに比例して暖かさが増し
鼻水の数だけ梅の蕾が開く
近くの火山が煙を上げて
灰色の雨が農作物を出荷停止にし
食卓から緑を奪う
軽トラの荷台に機械の代わりに横たわり
真っ青な空にのびる草花の息吹を感じ
また
目の痒さを堪えて鼻水を啜る
ああ 春 なんだな
詩人:しゅんすけ | [投票][編集] |
春の嵐が吹き飛ばしたのは
補充を忘れた灯油のポリタンク
青なんて見たことないけど
誰かにマイノリティだと思われるらしい
「誕生日開けといて」
ものわかりの悪いふりをする女は別に嫌いじゃない
ただ
面倒なだけ
ただただ
面倒なだけ
「ダメもとで言ってみるけど」
許容損失に保険をかける女は別に嫌いじゃない
ただ
面倒なだけ
春の嵐が吹き飛ばしたのは
どうやら終わった恋じゃないらしい
春の嵐が吹き飛ばしたのは
飽きちまった恋愛ごっこじゃないらしい
つむじ風にあおられて
余計にこじれたみたいだ
詩人:EASY | [投票][編集] |
昼間に降りしきる雨
部屋にある
一番小さな窓を開けて
その光りと雨の音で
この部屋を満たす
時おり吹く突風が
丁度よく、それをかき混ぜて
ある特定の記憶には属さない
懐かしさを演出している
家の前の街道を走る車が
水しぶきをあげる、その音は
それぞれの淋しさや
それぞれの喜びや
それぞれの
あらゆるもののように
僕の心をすり抜けて
沈黙の様に響いている
詩人:一ノ瀬ノエル | [投票][編集] |
貴方が側で笑ってくれる意味を、
私は知りませんでした。
側で笑ってくれる意味を知った時、
有難くて、嬉しくて、
涙が出ました。
幸せをくれたあなたに、
側にい続けてくれるあなたに、
心のからの『感謝』を。
詩人:EASY | [投票][編集] |
包まれている
僕たちは
否応なしに
包まれている
僕たちは僕たちの
許可なしに
恐れることは
できない
そのことを少し
分かってみせるのは
難しいけれど
君が君でいることは
簡単なはずだ
詩人:一ノ瀬ノエル | [投票][編集] |
人生は、緩やかな坂道。
平たんに見えるけど、
坂道だから、
頑張り過ぎたら、疲れちゃう。
ゆっくりでいいんだよ。
ずっと道は続いているから。
必ず、続いているから。
休みながらだって、
ゴールには辿り着けるよ。
周囲を見て。
あなたのには、沢山の差し出された手がある。
あなたに見えてる『光』は、
決して遠くなんかない。
詩人:一ノ瀬ノエル | [投票][編集] |
いつも傍にいてくれた。
優しい温もりをくれた。
どんなにケンカしたって、
最後には必ず許してくれた。
沢山の愛情、
絶対忘れないよ。
あなたの娘で、
良かった。
詩人:一ノ瀬ノエル | [投票][編集] |
『ありがとう』が伝えたいのです。
でも、『ありがとう』じゃ、全然足りなくて…
心をそのまま見せたいくらい、
もどかしくて…
支えてくれたあの人に、
『ありがとう』
傍にいてくれたあの人に、
『ありがとう』
暗闇の中、手を差し伸べてくれたあの人に、
『ありがとう』
涙した時、拭ってくれたあの人に、
『ありがとう』
笑顔をくれた『貴方』に、
心からの『ありがとう』
詩人:あいく | [投票][編集] |
『あと一回やってダメだったら諦めよう』
とか思うくらいな
今すぐ諦めて止めてしまいなさい
あと一回に費やす労力と時間がもったいない
とどのつまりこれわ俗に言う
ツンデレである。。。
詩人:ジョーブ | [投票][編集] |
風さんを体にあてた
あの日から風邪をひくこともなく生きてきたが、死にそうにはなったけれど、どのかぜをも体に結局うけずに、今を生きている。
空気、風さんにも家族があることは、たいていの人は知らないだろう。空気、風さんにも家族がいたなんて、信じられないだろう。と、思ったけれどね。
私は必死に絵をかく。
始めてみたんだよ素敵な空を吹く風さんのように二枚の同じ絵は今もあるからさ。
未来は画家になろうかな?なんてだよ
とにかく始めたんだ。