詩人:IKUMI | [投票][編集] |
所詮人間なんてそんなもん。
幾ら熱心に向き合ったって
幾ら守ろうとしてたって
相手の人間性がクソだったら
何も残らない。
もうまたゼロにしようか。
この一年間疲れてしまった。
色んなことが一気にあり過ぎて。
逃げたくなってしまった。
人間の汚い部分を見過ぎでしまって。
もう十分だ。
結局、裏切られる。
友達?いらない。
彼氏?いらない。
だって、裏切るモノでしょう?
だったらもう二度と作らない。
人間なんて裏切るモノ。
そんなもんだよね、きっと。
詩人:理恵 | [投票][編集] |
夜の空気を吸いたくなって
窓を開けた
もんもんとこもる熱は
ひっそりとした風に支配されていく
わがままね
今度は寒いなんて
桜の蕾もふくらまないまま
気がついたら別れの季節
漂う幻想のような寂しさの向こうに
現実が口を開けて待っている
雪に足を取られて転べば
後ろから幻が手招きして
本音はきっと
夢を見ていたいんだ
ただ、頭だけが
未来を向いている
青い花に囲まれて
悲しみがすぐそこまで迫ってる
2018.1.13.Tue
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
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いつもとよく似た 朝がまた来たね
今は会えない人に 歌うつもりでいた
小さな音符が てのひらに残る
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みどりの表紙の 読まずにいる本(詩集)
今は言えない人に 歌うつもりでいた
小さな休符が ゆびさきに残る
■
■
調律してない がっこう(小学校)のピアノ
今も消えない心 歌うつもりでいた
小さな旋律 くちびるに残る
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詩人:猫のあし | [投票][編集] |
僕はきっと 欠陥品だったんだと思う
とんでもない失敗をしないと 気づけない
人を傷つけないと 人の気持ちも分からない
人より分からない事が 凄く多い
人と関わるのは凄く怖い
また人を傷つけるのは怖い
どうして 時間は戻せないんだろう
詩人:EASY | [投票][編集] |
大安売りの旗を
風がなびかせて
曖昧な案配に
事をなびかせている
懐かしいことの半分は
日曜日に起きて
その更に半分は
僕の休日だ
太陽の光りは
僕に断りを入れて
その光りを
半分くらい強くして
その更に半分の憂鬱が
大安売りの旗を
なびかせている
詩人:EASY | [投票][編集] |
それはただ
跳び跳ねる
笑いながら子供がする
縄跳びみたいに
それはただ
眺めてる
時々遭遇する
飛行機雲みたいに
それはただ
そうなんだ
君が君らしく
いるかのように
詩人:EASY | [投票][編集] |
人間と言われるものに
悪行と言われるものを
自然と言われるものに
重ね合わせ
異常気象が何だとか
言ってみせる学者たち
あなた達は地球から
生まれたか弱き存在だ
人間と言われるものに
苦悩と言われるものを
宇宙と言われるものに
重ね合わせ
幸せが何だとか
言ってみせる覚者たち
あなた達は存在から
生まれたか弱き存在だ