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[194327] 個性を担保するなんてバカらしい
詩人:しゅんすけ [投票][編集]

先生、カツラなんですか?

そう言って僕らを笑わせた空気の読めるあいつは

今は行員


そんなあいつは子供が二人の

マイホームパパで真面目にやってるっていってたのに

三面記事に名前が出てから地元じゃご無沙汰

罪状は知らねぇが

少年と交淫


そう、だいたいの競走馬は

生まれた瞬間に馬肉の将来が決まってんのに

強引



ゲートイン



朝御飯のおかずはサーディン

熱くなるのはいつもカットイン



だいたいが小もない人生だって

気づいたって君を愛してる


アゲイン

2018/02/14 23:25



[194325] 隔離された喫煙所にて
詩人:EASY [投票][編集]

薄暗い喫煙所
ため息と同化した煙

吐き出された音声は


努力は裏切らない


僕たちは突拍子もなく
それを話題にした



誰かはそれに
胸を張り

誰かはそれに
嫌気が差し

誰かはそれを
受け流す


僕は努力に同情し
才能の話しをする


努力しても出来ないこともあるよ

でも

努力しなくても出来ることもある



自分にとって
努力しなくても出来ることは

他人にとっては
努力しても出来ないことさ


自分が自分らしく居る為に
努力なんかする?

僕は喫煙所にて
裸の王様に指を差す


愛想笑いとシンクロした
疲れきったその顔を


まるで鏡にする様に



2018/02/14 19:16



[194324] 紺碧の恋慕
詩人:Cong [投票][編集]

過去数十年に一度の酷暑を経験した関東地方
茹だる暑さにこの国の人たちがうんざりしていた夏
スポーツドリンクの人工甘味料の単一な甘さに飽きるのと同様に
ませた仕草や声や接触 それらを演じて見せてくる人たちにいよいよ鼻白んで来た頃
僕は知りもしない過去数十年の酷暑よりもっと暑く 刺激的で
卸したての本の一頁の香りのような
荒涼とした大地に染む湧き水のような
なんとも名状し難い爽快な衝動を鼻先から指先へ迸るのを感じた

煩い目覚ましの音も 無駄に広大でめぼしい建物ひとつ無い通学路も
汗にまみれて溜息溢れる朝練も 欠伸のリレーの続く四限目も
この淡い予感に満たされて 爾来唐突に色鮮やかになった

僕の日常を劇的に変えたその第六感的とも言える発明のエッセンスは
時に30インチもない距離に接近して 時にすっかり靄のカーテンの裏側へと姿をくらます

そんな高層ビルの赤色灯の明滅にも似た存在に
僕は恍惚とし 正体を失い 翻弄される

これを幸福と言うのか
これが煩悶と言うものか

なんだか申し訳ない気持ちになるけれど

文月のそよ風に乗せられたその予感こそが本物で
これまでは児戯であり 擬似であり
紺碧のインクをこぼした夏の空によって齎された
これがきっと僕の初恋だ

2018/02/14 18:42



[194323] なかよしこよし
詩人:Cong [投票][編集]

かってうれしい、なかよしこよし
まけてはにかむ、なかよしこよし
ゆびきりかわす、なかよしこよし
きってもきれぬ、なかよしこよし
てさきからまる、なかよしこよし
てもとでくるう、なかよしこよし
やがてねじれる、なかよしこよし
にくしうらめし、なかよしこよし
ねたみそねみも、なかよしこよし
くいをのこさぬ、なかよしこよし
うめるわすれる、なかよしこよし
うしろのしょうめん だあれ?
うしろめたいあなた だあれ?

2018/02/14 06:59



[194321] 為替レート
詩人:しゅんすけ [投票][編集]

大切なものを守るという漠然とした命題

くそつまらなく生きていればそれが叶う人もいれば

チャレンジし続けても到達しない人もいる

大切なものさえ見つからない人も

ジュッパヒトカラゲ

なんつって

え?

セケン?

美味しいのそれ

あー、知ってる

有名人がよく騒がせる

俺には関係ないパラレルだ

いーよね

そんな幻想で飯が食えるセンテンススプリング

結局は働くし

税金払うし

家族に言えない秘密もあるし

それがばれることもあるし

なんなら最悪のタイミングでばれるし

まぁ、

そういう個人的な事情が幾千万合わさってるだけの事に

正義だ正解だ常識だなんて抜かしてる非常識の集まりが

要は集団で方向性で社会だって話で

ほんと

俺には関係ないんだけど

でも死にかけの年よりの運転で兄弟ひかれたら

余命幾ばくもなくても全員殺してやろうかって思うし

いやもうほんと、全員、ね

てか、早く死ねよって思うし。あ、ピーいれてね?

とにかくベーシックインカムとか

まぁ難しい事はよくわからんけど

心太てトコロテンてよむんだけど

そういう名前の友達いたな、とか

でもとりあえず

頑張ったことないから頑張ってみようかなって思う

今日この頃



以上
近況報告でした

2018/02/14 00:36

[194320] わたゆき
詩人:里雨夜 [投票][編集]


しんしんと降る雪は

世界を平等に白く染めていく


音もなく

熱さえ奪いながら

ただ真っ白に染めていく

2018/02/13 21:38



[194319] 愛みたいな
詩人:KiraAya [投票][編集]


知ってんだ

自分嫌い 価値がない そう喚いてみるだけで

そんなことないよ 好きだよ 素敵だよって
優しく優しく慰めてくれる人

知ってんだ

それが死ぬほど欲しくなる時だってあるよ
愛みたいなものよく似たものを

ああ嫌な堕落 堕落 堕落

2018/02/13 04:50



[194318] 伝わらない思い出
詩人:ジョーブ [投票][編集]

かぜさんお元気ですか?

私は元気で変わらない、あのみちにはいなくここにもいない

かぜさんは心地よい

私は待ってますずっと変わらなく

かぜさんは心地よい

素敵なかぜさんが私にふれた日は心地よい日でした。

2018/02/12 23:40



[194316] 体調不良
詩人:Taraco [投票][編集]


頭痛 目の前のクラクラ ふらふら感 喉の締め付けられるような圧迫感 胃痛 腸の不調。 自分が休んでも支障なく進む仕事もどうかと思っていたけど、今の私は休み明けにその分の仕事が残っていたりしないような職種の方がいいかも。もう疲れ切ってしまった。単調な仕事など絶対に嫌だと思っていたけど もうそっちの方がいいな…

2018/02/12 11:27



[194315] 波と風
詩人:EASY [投票][編集]

砕け散った波と風



僕たちは限界まで
細分化されたなら

なんか変な素粒子だ



感情とか思考とか
感覚とか宇宙とか

神のゲームか映画とか
何だかんだと言われてる


僕たちは間違える
そんな風に言ってみる

僕たちは後悔を
してみたりしたと言ってみる


言ってしまえば僕たちは
そんな風な風潮だ


君が知ってる苦しみは
僕も知ってる苦しみだ

君が知ってる幸せは
僕も知ってる幸せだ



理解なんていうものは、脳の魔法でしかない

言われなくてもそんなこと
僕たちは内密に

了承済みであることだ


苦しいんです!
僕たちは、そう思う


それはそれで悪くない


法律ですら完璧じゃないことを
僕たちは本能的に

本当は知っている




生まれるよりもずっと前
死んだ後よりずっと後

ストップウォッチを握り締め


とても小さな僕たちは
とても大きな僕たちを


何となく知る為に
何となく繰り返し
何となくな挫折から

そんなことを学んでる


砕け散った波と風



僕たちの想像を
遥かに超えていく場所で

僕たちは救われる


たとえ君が
それを否定しても

たとえ僕が
それを否定しても



それは、ただ無差別に
救われるものなのだ


それは

君や僕の為じゃなく
誰や彼やの為じゃなく


言ってしまえと言うならば


全ての為のものであり


言ってしまうまでもなく

君を完全に
許し認めるものである


たとえそれを
君が否定しても





2018/02/11 20:18
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